
というわけでNHK大阪放送局で行われてた「舞いあがれ!」セット公開の模様をご紹介。
まずはこちら、

「こんねくと」の入居する貸事務所。
他の3室はまだ空いたままで採算が取れるのかどうか心配ですが、
そしてその向かいの公園も再現されてまして、自由に入れるようになってましたけど、
ここはずっとお客さんがいたので撮影は控えまして、しかし、

掲示板だけはしっかり撮ってきました。
この公園、ネット上では「柏木公園」なんて呼ばれてたけど、
正式名称は「摘路西公園」というようで、
「摘路」と書いて「つむじ」と読むのはこの辺一帯の住居表示としてもしばしば登場してまして、
つむじ風のように舞いあがれ!ってわけでジャンヌ・モローも草葉の陰で大喜びでしょうか。
しかし岩倉家の食卓の壁に「災害時避難場所 つむじ公園」って張り紙があったけど、
この「つむじ公園」は「摘路西公園」のことなんでしょうかねえ。
確かに掲示板にもそういうピクトグラムはあるけど、
しかしこの狭さでは何とも心許ないように思えてなりませんけども、
って言うかこの掲示板には東大阪市環境公害対策課からのお達しで、
「きけんなボールあそびはやめましょう」って書いてあるのに、
そこで堂々とラグビーごっこさせるという演出はいかがなものでしょうか……って、
僕も相当つむじ曲がりですねえ。

でもってこちらは貴司の部屋と舞ちゃんの部屋が並んで展示されてて、
中に入れるので、窓越しに舞ちゃんと貴司くんごっこなんかできちゃったりするんですけども、
そんなことしてたカップルなんかいたんでしょうか?
ま、僕はひとり寂しく、

舞ちゃんの部屋のバラモン凧を撮ってきましたけど。

そして「うめづ」店内……と、
撮影が許可されてたのはここまで。
この他に「デラシネ」のセットも組まれてたけど、ここが撮影NGやったのは恐らく、
並べられてる本の著作権の関係やないかと思いますが、
と言ってもほとんどが背表紙なんでそこまで気ぃ遣う必要あるんかいなって思いますけども、
ちなみに「せむしの仔馬」もちゃんと並べられてました、場所はちょっと違ってたけど。
それから小道具類の展示もございまして、これも撮影NGでしたけど、
幼い舞ちゃんが作った飛行機や、
スワン号のときの寄せ書き入りの黄色いシャツや、
航空学校のときに舞ちゃんが手作りし、壊してしまった後に柏木学生が補修したレバーボックス(と呼ぶことはキャプションで初めて知ったけど)や、
「こんねくと」で手掛けたランプや、さらには貴司の著書の数々や、
ドラマを彩ったありとあらゆるものを見ることができて本当に嬉しかったです。
それから出演者たちのサイン色紙もずらずらずらーっと大量に展示されてたけど、
しかしこれが肝心の舞ちゃんや岩倉家の面々のが、なんか陰になったところに追いやられてしまってて、
あれ、ひょっとして気づかずに見損ねた人も多いんやないでしょうか。
肝心のヒロインとその家族なんやからもっと目立つところに展示してもらいたかったですけど、
まあとにかく、あと撮影できたのはこちら、

等身大パネル群くらいで、ほとんどがNGやったので僕の説明だけでは魅力が伝わらなかったかもしれないけど、
そんなこんなで見応えたっぷりのセット展でした。
ああしかし、

局舎の表に貼られてたこのポスターも今はもう撤去されてるんやろなあ。
ああ、寂しいなあ。
今やNHKを見る楽しみと言えば赤木さんの大きなお尻を見ることぐらいになってしもたもんなあ。
でもこのポスター、なんで赤木さんのお尻を隠すかなあ。
そんなことやから受信料不払い世帯がなくならへんねんで、ホンマに。
で、帰路に就くと最寄り駅にはこんな、

床から天井まで届くような巨大なポスターが貼られてましたけど、
で、この案内の通り地下鉄の中央線に乗って行くと、

東大阪市役所ではドラマの放送期間中「舞いあがれ!」展が開催されてたので、
そちらもご紹介。
こちらでもセットがあれこれ展示されてまして、

「うめづ」がこんな風に再現されてまして、
と言ってもこちらはNHKで展示されてたのとは違って撮影に使われたものではないけどでも、

このメニューなんかは本物と寸分違わぬ感じですよねえ。
そして「ノーサイド」に関するものも、

いろいろありますが、このバイト募集の張り紙、
時給750円ってありますけど、いつ頃のものなんでしょうねえ?
舞ちゃんが働いてた頃は最低賃金はもっと高かったんやないかと思いますけども、
それから、

五島の紹介コーナーもあったり、

こちらのモニターでは航空学校編の紹介がエンドレスで流されてて、
なんでIWAKURAのパートやないんやろって思ったりもしたけど、
ところでさっきからチラホラ外の景色も写ってるけど、
ここは市庁舎22階の展望フロアなのでとっても見晴らしがいいんですけども、
しかし近隣住民のプライバシーに配慮ということで撮影はNGとなっておりますが、
ここの展示物のなかで唯一NGとなっていたのが舞ちゃんのサイン色紙でして、

この写真の右端にチラッと映りこんでますが、まあこれくらいは問題ないでしょうけど、
しかし舞ちゃんの折った紙飛行機とともに展示されてる台本、
もし最終週のがあったらぜひとも読んでみたいんですよねえ、
というのも、ひょっとしたら書き直されたんやないかと思われるわけでして、
最終週の前の週、「こんねくと」でバイトを雇おうかという話になって、
その後、履歴書が3通来てたけど、
しかし最終週の頭の、打ち合わせしてる場面で、
舞ちゃんと御園の他にもうひとり若い女性の背中が映ってて、
これが採用されたバイトさんかと思われるけどしかしそれ以後はまったく描かれてないという、
これがあまりにも不自然すぎるんですよねえ。
で、台本が書き換えられたんやないかと思うわけですよ、それもかなりギリギリになって。
当初は2019年から一気に2027年に飛ぶことになってて、
その2019年のパートのなかでバイトさんも何かしらの役割を担ってたかもしれないのがしかし、
前にちょっと書いたような理由で急遽コロナ禍の描写を盛り込むことになって、
そのためにバイトさんのエピソードはすべてカットされてしまった……と、もちろん、
これは単なる憶測ですけどでもこれだと祥子ばんばの件も説明がつくんですよ。
もともとは2027年のお正月かその少し前ぐらいに五島に帰りたいと言い出して、
それで1月末のかささぎ就航に合わせて戻るという自然な展開やったのが、
ばんばの望郷の念をコロナ禍と絡めてしまったために、
お母ちゃんが五島に帰ることを決めてから実行に移すまでに7年もかかるというケッタイなことになってしまったのではないか……と、
もちろんこれも憶測にすぎないんですけども、
この説が正しいとすれば最終週の台本には初稿と改定稿とが存在するはずで、
ぜひともそれらを読み比べてみたいんですけどねえ、
まあそれは叶わぬ夢でしょうけどでもこの場を借りてお礼申し上げます、
桑原さんはじめ脚本を担当されたお3人様、本当に素晴らしいドラマをありがとうございました。
なかでも東大阪市を舞台として存分に活かしきっている点、
これはもう本当に見事と言う他ないですわ。
だいたい朝ドラって舞台となる地域の名物やらなんやらを盛り込んでるけど、
それは他の土地を舞台として、他の名物に置き換えても物語としては成立するもんですよね。
でも本作は町工場という特性を、綿密な取材と、その成果を巧みに物語に盛り込むことによって、
東大阪市とドラマとが切っても切り離せないものになってるんですよね。
この密接さ、なかなか見られるもんやないですよ。
そして僕なんかでも、これまでまったく関心を払って来なかったけど、
町工場への見方が変わりましたもん。
陰ながら応援しようって気になりましたもんねえ……と言っておいてなんですが、

このフロアには展望レストランがあって、
僕が行ったのは朝早くやったんで営業前でしたけど、
そこにこんなのがありまして、
これも地元・東大阪市の町工場で製造してるものなんだそうですけど……
う~む……
なんか微妙ですなあ。
って言うかこういうのってロゴの使用の許可とか要るんやないかと思うけど、その辺クリアしてるんですかねえ?
まあようわからんけど、製造元で通販もしてるみたいなんで、
興味のある方はこちらからどうぞ。
さてさて、そんなわけでこの東大阪市役所での展示について書き終えるといよいよもうこのドラマについて書くのも終わりってことになってしまいますが、
最後に言っておきたいのは、ここに住んでてよかったなあってことですわ。
前にも書いたけど見始めたきっかけは、住んでるところが舞台ってことだけでしたからねえ、
それでこんな素晴らしいドラマに出会えたのは本当にもう幸運と言う他ないわけで、
そもそもここに住もうと思ったのは、都心部への交通の便がよくって、
大阪市内に比べると家賃が安いってことぐらいで、
この地についてはなんの愛着も持ってませんでしたからねえ。
そんな僕ですが、今や愛郷心めいたものまで芽生えて来てますもん。
まああくまでも気持ちの上のことで、何か行動するわけではないですけども、
でもこれからもずっとここに住み続けたいなあって思いますもん。
それもこれもこの東大阪市を愛情をこめて描いた「舞いあがれ!」のおかげですわ。
いやホンマに素晴らしいドラマに出会えてよかったですわ、ええ。

あ~でもポスター1枚ぐらい欲しかったなあ~。
まずはこちら、

「こんねくと」の入居する貸事務所。
他の3室はまだ空いたままで採算が取れるのかどうか心配ですが、
そしてその向かいの公園も再現されてまして、自由に入れるようになってましたけど、
ここはずっとお客さんがいたので撮影は控えまして、しかし、

掲示板だけはしっかり撮ってきました。
この公園、ネット上では「柏木公園」なんて呼ばれてたけど、
正式名称は「摘路西公園」というようで、
「摘路」と書いて「つむじ」と読むのはこの辺一帯の住居表示としてもしばしば登場してまして、
つむじ風のように舞いあがれ!ってわけでジャンヌ・モローも草葉の陰で大喜びでしょうか。
しかし岩倉家の食卓の壁に「災害時避難場所 つむじ公園」って張り紙があったけど、
この「つむじ公園」は「摘路西公園」のことなんでしょうかねえ。
確かに掲示板にもそういうピクトグラムはあるけど、
しかしこの狭さでは何とも心許ないように思えてなりませんけども、
って言うかこの掲示板には東大阪市環境公害対策課からのお達しで、
「きけんなボールあそびはやめましょう」って書いてあるのに、
そこで堂々とラグビーごっこさせるという演出はいかがなものでしょうか……って、
僕も相当つむじ曲がりですねえ。


でもってこちらは貴司の部屋と舞ちゃんの部屋が並んで展示されてて、
中に入れるので、窓越しに舞ちゃんと貴司くんごっこなんかできちゃったりするんですけども、
そんなことしてたカップルなんかいたんでしょうか?
ま、僕はひとり寂しく、

舞ちゃんの部屋のバラモン凧を撮ってきましたけど。

そして「うめづ」店内……と、
撮影が許可されてたのはここまで。
この他に「デラシネ」のセットも組まれてたけど、ここが撮影NGやったのは恐らく、
並べられてる本の著作権の関係やないかと思いますが、
と言ってもほとんどが背表紙なんでそこまで気ぃ遣う必要あるんかいなって思いますけども、
ちなみに「せむしの仔馬」もちゃんと並べられてました、場所はちょっと違ってたけど。
それから小道具類の展示もございまして、これも撮影NGでしたけど、
幼い舞ちゃんが作った飛行機や、
スワン号のときの寄せ書き入りの黄色いシャツや、
航空学校のときに舞ちゃんが手作りし、壊してしまった後に柏木学生が補修したレバーボックス(と呼ぶことはキャプションで初めて知ったけど)や、
「こんねくと」で手掛けたランプや、さらには貴司の著書の数々や、
ドラマを彩ったありとあらゆるものを見ることができて本当に嬉しかったです。
それから出演者たちのサイン色紙もずらずらずらーっと大量に展示されてたけど、
しかしこれが肝心の舞ちゃんや岩倉家の面々のが、なんか陰になったところに追いやられてしまってて、
あれ、ひょっとして気づかずに見損ねた人も多いんやないでしょうか。
肝心のヒロインとその家族なんやからもっと目立つところに展示してもらいたかったですけど、
まあとにかく、あと撮影できたのはこちら、

等身大パネル群くらいで、ほとんどがNGやったので僕の説明だけでは魅力が伝わらなかったかもしれないけど、
そんなこんなで見応えたっぷりのセット展でした。
ああしかし、

局舎の表に貼られてたこのポスターも今はもう撤去されてるんやろなあ。
ああ、寂しいなあ。
今やNHKを見る楽しみと言えば赤木さんの大きなお尻を見ることぐらいになってしもたもんなあ。
でもこのポスター、なんで赤木さんのお尻を隠すかなあ。
そんなことやから受信料不払い世帯がなくならへんねんで、ホンマに。
で、帰路に就くと最寄り駅にはこんな、

床から天井まで届くような巨大なポスターが貼られてましたけど、
で、この案内の通り地下鉄の中央線に乗って行くと、

東大阪市役所ではドラマの放送期間中「舞いあがれ!」展が開催されてたので、
そちらもご紹介。
こちらでもセットがあれこれ展示されてまして、


「うめづ」がこんな風に再現されてまして、
と言ってもこちらはNHKで展示されてたのとは違って撮影に使われたものではないけどでも、

このメニューなんかは本物と寸分違わぬ感じですよねえ。
そして「ノーサイド」に関するものも、

いろいろありますが、このバイト募集の張り紙、
時給750円ってありますけど、いつ頃のものなんでしょうねえ?
舞ちゃんが働いてた頃は最低賃金はもっと高かったんやないかと思いますけども、
それから、

五島の紹介コーナーもあったり、

こちらのモニターでは航空学校編の紹介がエンドレスで流されてて、
なんでIWAKURAのパートやないんやろって思ったりもしたけど、
ところでさっきからチラホラ外の景色も写ってるけど、
ここは市庁舎22階の展望フロアなのでとっても見晴らしがいいんですけども、
しかし近隣住民のプライバシーに配慮ということで撮影はNGとなっておりますが、
ここの展示物のなかで唯一NGとなっていたのが舞ちゃんのサイン色紙でして、

この写真の右端にチラッと映りこんでますが、まあこれくらいは問題ないでしょうけど、
しかし舞ちゃんの折った紙飛行機とともに展示されてる台本、
もし最終週のがあったらぜひとも読んでみたいんですよねえ、
というのも、ひょっとしたら書き直されたんやないかと思われるわけでして、
最終週の前の週、「こんねくと」でバイトを雇おうかという話になって、
その後、履歴書が3通来てたけど、
しかし最終週の頭の、打ち合わせしてる場面で、
舞ちゃんと御園の他にもうひとり若い女性の背中が映ってて、
これが採用されたバイトさんかと思われるけどしかしそれ以後はまったく描かれてないという、
これがあまりにも不自然すぎるんですよねえ。
で、台本が書き換えられたんやないかと思うわけですよ、それもかなりギリギリになって。
当初は2019年から一気に2027年に飛ぶことになってて、
その2019年のパートのなかでバイトさんも何かしらの役割を担ってたかもしれないのがしかし、
前にちょっと書いたような理由で急遽コロナ禍の描写を盛り込むことになって、
そのためにバイトさんのエピソードはすべてカットされてしまった……と、もちろん、
これは単なる憶測ですけどでもこれだと祥子ばんばの件も説明がつくんですよ。
もともとは2027年のお正月かその少し前ぐらいに五島に帰りたいと言い出して、
それで1月末のかささぎ就航に合わせて戻るという自然な展開やったのが、
ばんばの望郷の念をコロナ禍と絡めてしまったために、
お母ちゃんが五島に帰ることを決めてから実行に移すまでに7年もかかるというケッタイなことになってしまったのではないか……と、
もちろんこれも憶測にすぎないんですけども、
この説が正しいとすれば最終週の台本には初稿と改定稿とが存在するはずで、
ぜひともそれらを読み比べてみたいんですけどねえ、
まあそれは叶わぬ夢でしょうけどでもこの場を借りてお礼申し上げます、
桑原さんはじめ脚本を担当されたお3人様、本当に素晴らしいドラマをありがとうございました。
なかでも東大阪市を舞台として存分に活かしきっている点、
これはもう本当に見事と言う他ないですわ。
だいたい朝ドラって舞台となる地域の名物やらなんやらを盛り込んでるけど、
それは他の土地を舞台として、他の名物に置き換えても物語としては成立するもんですよね。
でも本作は町工場という特性を、綿密な取材と、その成果を巧みに物語に盛り込むことによって、
東大阪市とドラマとが切っても切り離せないものになってるんですよね。
この密接さ、なかなか見られるもんやないですよ。
そして僕なんかでも、これまでまったく関心を払って来なかったけど、
町工場への見方が変わりましたもん。
陰ながら応援しようって気になりましたもんねえ……と言っておいてなんですが、

このフロアには展望レストランがあって、
僕が行ったのは朝早くやったんで営業前でしたけど、
そこにこんなのがありまして、
これも地元・東大阪市の町工場で製造してるものなんだそうですけど……
う~む……
なんか微妙ですなあ。
って言うかこういうのってロゴの使用の許可とか要るんやないかと思うけど、その辺クリアしてるんですかねえ?
まあようわからんけど、製造元で通販もしてるみたいなんで、
興味のある方はこちらからどうぞ。
さてさて、そんなわけでこの東大阪市役所での展示について書き終えるといよいよもうこのドラマについて書くのも終わりってことになってしまいますが、
最後に言っておきたいのは、ここに住んでてよかったなあってことですわ。
前にも書いたけど見始めたきっかけは、住んでるところが舞台ってことだけでしたからねえ、
それでこんな素晴らしいドラマに出会えたのは本当にもう幸運と言う他ないわけで、
そもそもここに住もうと思ったのは、都心部への交通の便がよくって、
大阪市内に比べると家賃が安いってことぐらいで、
この地についてはなんの愛着も持ってませんでしたからねえ。
そんな僕ですが、今や愛郷心めいたものまで芽生えて来てますもん。
まああくまでも気持ちの上のことで、何か行動するわけではないですけども、
でもこれからもずっとここに住み続けたいなあって思いますもん。
それもこれもこの東大阪市を愛情をこめて描いた「舞いあがれ!」のおかげですわ。
いやホンマに素晴らしいドラマに出会えてよかったですわ、ええ。

あ~でもポスター1枚ぐらい欲しかったなあ~。
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