さて、暑い暑い川越を後にして、
東京に戻って来てまずむかったのは渋谷ヒカリエでして、
こちらのヒカリエホールで開催中の「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」を鑑賞。
ソール・ライターのことは2年前に京都であった展覧会で知ったんですけど、
久しぶりにその作品群とご対面ですわ。
今回は親交のあった人たちのポートレイト、
アンリ・カルティエ=ブレッソンやユージン・スミスといった同業者や、
アンディ・ウォーホル、マルセル・デュシャン、セロニアス・モンクら様々な芸術家たちの肖像写真が展示されてたり、
彼が長年手掛けてたハーパーズバザーに関してはその実物が多数展示されてて、
こんな風に表紙が縦開きになってるのが面白かったですねえ。
日本だと、週刊文春で和田誠さんのイラストが横開きで楽しめることがあったりしたけど、
この形はちょっと見かけないですよねえ。
で、余談ですけど今回の展示の解説で、
ハーパーズバザー誌の権利が現在はハースト社にあるというのを知ったんですけど、
あの新聞王の会社が今でも出版界に勢力を誇ってるとは、
恐るべしバラのつぼみですねえ。
で、話を戻して、
その他、もともと画家を志してたというライターによる絵画や、
彼がカラー写真の本来の姿と考えていたと思われるスライドの形態の展示などなど、
いやあ、どれもとても興味深かったですねえ。
しかし彼の作品ってどれもこれも、僕にでも撮れそうやなあって思えるけど、
でもいざ撮ろうとしてもなかなかあんなのは撮れないんですよねえ。
何気ないようでいて実は独自性、個性が存分に発揮されてる、
そこが惹きつけられるんですよねえ……と、実はここに来る前、
埼玉県内のとあるショッピングセンターで、
こんな写真が掲示されてて、ライターっぽいなあって感心してたんですけど、
って言うかトイレの入り口になんで?ってのがいちばん気になったんですけど、
いつか僕もこういうセンスを身に着けたいもんですわ。
で、ライター展の後はヒカリエ内をちょっとうろうろして、
さあこの後どうしようか、
他にも行ってみたい美術展はいくつかあったけど、
帰りの新幹線の時間を考えるとちょっと中途半端かなあ、
しかしこの暑さでもうあちこちうろうろする気力もないしなあ……というわけで、
涼みがてら映画館に。
「1秒先の彼」を見たんですけど、
これ、台湾のオリジナルは少し前に見てて、
なかなか面白かったけど、ちょっとつじつまの合わないところがあるなあって気になって、
でもそれがどういう点なのかはもう忘れてしまったけど、
それでこのリメイク版を見て、やっぱりつじつまが合わないなあって思ったところがあって、
それがオリジナルと同じなのかどうかはわからないけど、
どうせリメイクするならその点をなんとかしたらよかったんちゃうん?って思ったりして、
そんなわけでリメイクする意義はあまり感じられなかったけど、
それを別にすればまあまあ面白かったですかねえ。
全体に役者がよかったですよね、
岡田将生の、イケメンならではの無自覚さ、危うさや、
清原果耶の、今でいう陰キャ的な垢ぬけなさの魅力なんかがそれぞれ巧く活かされてて、
2時間たっぷり楽しめましたけど、
しかしあの京都弁や、京都あるある的なセリフは全国の観客にはどうなんでしょうかねえ?
大阪から来て東京で鑑賞した僕にとってはなんか居心地悪かったですけども。
というわけで、総括すると、
あー暑かった!な旅でした、はい。
東京に戻って来てまずむかったのは渋谷ヒカリエでして、
こちらのヒカリエホールで開催中の「ソール・ライターの原点 ニューヨークの色」を鑑賞。
ソール・ライターのことは2年前に京都であった展覧会で知ったんですけど、
久しぶりにその作品群とご対面ですわ。
今回は親交のあった人たちのポートレイト、
アンリ・カルティエ=ブレッソンやユージン・スミスといった同業者や、
アンディ・ウォーホル、マルセル・デュシャン、セロニアス・モンクら様々な芸術家たちの肖像写真が展示されてたり、
彼が長年手掛けてたハーパーズバザーに関してはその実物が多数展示されてて、
こんな風に表紙が縦開きになってるのが面白かったですねえ。
日本だと、週刊文春で和田誠さんのイラストが横開きで楽しめることがあったりしたけど、
この形はちょっと見かけないですよねえ。
で、余談ですけど今回の展示の解説で、
ハーパーズバザー誌の権利が現在はハースト社にあるというのを知ったんですけど、
あの新聞王の会社が今でも出版界に勢力を誇ってるとは、
恐るべしバラのつぼみですねえ。
で、話を戻して、
その他、もともと画家を志してたというライターによる絵画や、
彼がカラー写真の本来の姿と考えていたと思われるスライドの形態の展示などなど、
いやあ、どれもとても興味深かったですねえ。
しかし彼の作品ってどれもこれも、僕にでも撮れそうやなあって思えるけど、
でもいざ撮ろうとしてもなかなかあんなのは撮れないんですよねえ。
何気ないようでいて実は独自性、個性が存分に発揮されてる、
そこが惹きつけられるんですよねえ……と、実はここに来る前、
埼玉県内のとあるショッピングセンターで、
こんな写真が掲示されてて、ライターっぽいなあって感心してたんですけど、
って言うかトイレの入り口になんで?ってのがいちばん気になったんですけど、
いつか僕もこういうセンスを身に着けたいもんですわ。
で、ライター展の後はヒカリエ内をちょっとうろうろして、
さあこの後どうしようか、
他にも行ってみたい美術展はいくつかあったけど、
帰りの新幹線の時間を考えるとちょっと中途半端かなあ、
しかしこの暑さでもうあちこちうろうろする気力もないしなあ……というわけで、
涼みがてら映画館に。
「1秒先の彼」を見たんですけど、
これ、台湾のオリジナルは少し前に見てて、
なかなか面白かったけど、ちょっとつじつまの合わないところがあるなあって気になって、
でもそれがどういう点なのかはもう忘れてしまったけど、
それでこのリメイク版を見て、やっぱりつじつまが合わないなあって思ったところがあって、
それがオリジナルと同じなのかどうかはわからないけど、
どうせリメイクするならその点をなんとかしたらよかったんちゃうん?って思ったりして、
そんなわけでリメイクする意義はあまり感じられなかったけど、
それを別にすればまあまあ面白かったですかねえ。
全体に役者がよかったですよね、
岡田将生の、イケメンならではの無自覚さ、危うさや、
清原果耶の、今でいう陰キャ的な垢ぬけなさの魅力なんかがそれぞれ巧く活かされてて、
2時間たっぷり楽しめましたけど、
しかしあの京都弁や、京都あるある的なセリフは全国の観客にはどうなんでしょうかねえ?
大阪から来て東京で鑑賞した僕にとってはなんか居心地悪かったですけども。
というわけで、総括すると、
あー暑かった!な旅でした、はい。