ところで3月の東京旅行には実はまだ続きがありまして、
実はメインの目的は「火の鳥展」を見ることやったんですけども、
これがねえ、どうもねえ、
本展はとある有名な生物学者さんが「企画監修」という肩書で関わってるんですけども、
なんか、彼が「火の鳥」をダシにして自説を展開するための場みたいになってしまってるような気がしてねえ。
手塚治虫より目立ったらアカンやろが。
去年、京都で見た「ブラック・ジャック展」はそんなことなくて最高やったのに、
ちょっとガッカリでしたねえ、わざわざ東京まで出かけたのに。
しかしそれに懲りずに……というわけではないけど先日またまた東京まで旅行してまいりまして、
新幹線で初めて品川駅で下車し、すぐ頭上を飛ぶ旅客機の腹をいくつも眺めながらぶらぶら歩き、
あれは川と言うのか水路と言うのか、定義はよくわからんけどとにかく橋を2つ渡って、

天王洲アイルにある寺田倉庫というところで行われてる、
「ジブリの立体造形物展」に行ってまいりました。

こんな風にポニョがお出迎えしてくれてまして、
立体造形物展というわけで、こういうのがいくつもいくつも展示されてるわけですが、
正直言ってあまり興味ないんですよね、こういうの。
僕は007やスター・トレックが好きで、そういうののフィギュアが売られてるのは知ってるけど、
ぜんぜん欲しいとは思わなくって、って言うかなんでこんなもん買う人いるの?って不思議なくらいで、
つまり作品それ自体にしか興味がないってところでして、
だから大きなフィギュアがいっぱい展示されてる本展にもあまり興味はなくって、
なのに他のお客さんたちはバシャバシャバシャバシャと、いちいち写真を撮りまくってて、
その邪魔にならないように動いてるとなかなか前に進めなくって結構イライラさせられましたけども、
ではいったいなんでわざわざこんなところまで出かけてきたのかというと、
それは本展で上映されてる「空想の空飛ぶ機械達」を見るためでして、
これはかつて三鷹のジブリ美術館での企画展内で上映されたものでして、
原作・脚本・監督そしてナレーションまでを宮崎駿が務めた、
約6分の超短編とは言えれっきとしたアニメーション作品、
つまり作品それ自体なわけでして、しかもこの機会を逃すといつ見られるやらわからんもんですから、
そりゃ見に行かないわけにはいかんでしょうがってなもんでして、
それで感想ですけども、その名の通り、
人類が昔から多くの作品で描いてきた空想の空飛ぶ機械達を紹介していくものでして、
いかにもジュール・ヴェルヌの小説にでも出てきそうなマシンがいっぱい登場するんですけど、
しかし出典が示されてるわけではなく、おそらくすべて宮崎さんの空想の産物なんでしょうねえ、
空飛ぶ海賊船が出てきたり、大タコに襲われたり、
そんなこんなが「天空の城ラピュタ」の音楽に乗せて綴られてて、
なんかもう、好きなことをやりたいようにやれてよろしいなあって感じの、
あっという間の楽しいひとときでございました。
それでまた展示のほうに戻りますが、興味がないと言いつつ、

「ラピュタ」のこれは奥行きの表現が見事で思わずパチリ、
すると、

こっちも撮っておきたくなりますねえ、名場面ですもんねえ。
やっぱり「ラピュタ」は面白かったなあ。
それから「紅の豚」のこれは、

この写真から伝わるかどうかわからんけどでかくて圧倒されましたわ。
あと「紅の豚」と言えば、

こんな展示もありましたけど、
彼の読んでる雑誌に描かれてるこのポスター、

"ALEXANDER'S RAGTAIME BAND"は「世紀の楽団」の邦題で公開されたもの、
"CABIN IN THE SKY"のほうは日本未公開のようですが、どちらも実在の映画で、
凝ってますねえ~。
と、そんなこんなで天王洲アイルを後にして、
次に向かったのは渋谷。
東京アニメセンターなるなんともオタクっぽい会場で開催中なのは、
その名も「ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット」。
実は「ひつじのショーン展」というのはこれまで全国巡回してて、
大阪でも昨年の2~3月に開催されてましたけど、
これがなぜか東大阪市の花園ラグビー場の近くの施設という、
都心部からは結構離れた僻地での開催でして、
いったいなんでまた……と不思議でならなかったんですが、
渋谷のど真ん中での今回は「with ウォレスとグルミット」と銘打ってくれてて、
W&Gに関する展示も最新作の「仕返しなんてコワくない!」まで盛りだくさんで、
ホンマにW&Gにももっと脚光が当たってほしいなあと思う今日この頃でありますわ。


そんなわけで3月の「火の鳥展」引き続いての、
珍しく漫画・アニメにどっぷりの東京旅行でありますが、
翌日はガラッと趣を変えまして……と、次回に続く。
実はメインの目的は「火の鳥展」を見ることやったんですけども、
これがねえ、どうもねえ、
本展はとある有名な生物学者さんが「企画監修」という肩書で関わってるんですけども、
なんか、彼が「火の鳥」をダシにして自説を展開するための場みたいになってしまってるような気がしてねえ。
手塚治虫より目立ったらアカンやろが。
去年、京都で見た「ブラック・ジャック展」はそんなことなくて最高やったのに、
ちょっとガッカリでしたねえ、わざわざ東京まで出かけたのに。
しかしそれに懲りずに……というわけではないけど先日またまた東京まで旅行してまいりまして、
新幹線で初めて品川駅で下車し、すぐ頭上を飛ぶ旅客機の腹をいくつも眺めながらぶらぶら歩き、
あれは川と言うのか水路と言うのか、定義はよくわからんけどとにかく橋を2つ渡って、

天王洲アイルにある寺田倉庫というところで行われてる、
「ジブリの立体造形物展」に行ってまいりました。

こんな風にポニョがお出迎えしてくれてまして、
立体造形物展というわけで、こういうのがいくつもいくつも展示されてるわけですが、
正直言ってあまり興味ないんですよね、こういうの。
僕は007やスター・トレックが好きで、そういうののフィギュアが売られてるのは知ってるけど、
ぜんぜん欲しいとは思わなくって、って言うかなんでこんなもん買う人いるの?って不思議なくらいで、
つまり作品それ自体にしか興味がないってところでして、
だから大きなフィギュアがいっぱい展示されてる本展にもあまり興味はなくって、
なのに他のお客さんたちはバシャバシャバシャバシャと、いちいち写真を撮りまくってて、
その邪魔にならないように動いてるとなかなか前に進めなくって結構イライラさせられましたけども、
ではいったいなんでわざわざこんなところまで出かけてきたのかというと、
それは本展で上映されてる「空想の空飛ぶ機械達」を見るためでして、
これはかつて三鷹のジブリ美術館での企画展内で上映されたものでして、
原作・脚本・監督そしてナレーションまでを宮崎駿が務めた、
約6分の超短編とは言えれっきとしたアニメーション作品、
つまり作品それ自体なわけでして、しかもこの機会を逃すといつ見られるやらわからんもんですから、
そりゃ見に行かないわけにはいかんでしょうがってなもんでして、
それで感想ですけども、その名の通り、
人類が昔から多くの作品で描いてきた空想の空飛ぶ機械達を紹介していくものでして、
いかにもジュール・ヴェルヌの小説にでも出てきそうなマシンがいっぱい登場するんですけど、
しかし出典が示されてるわけではなく、おそらくすべて宮崎さんの空想の産物なんでしょうねえ、
空飛ぶ海賊船が出てきたり、大タコに襲われたり、
そんなこんなが「天空の城ラピュタ」の音楽に乗せて綴られてて、
なんかもう、好きなことをやりたいようにやれてよろしいなあって感じの、
あっという間の楽しいひとときでございました。
それでまた展示のほうに戻りますが、興味がないと言いつつ、

「ラピュタ」のこれは奥行きの表現が見事で思わずパチリ、
すると、

こっちも撮っておきたくなりますねえ、名場面ですもんねえ。
やっぱり「ラピュタ」は面白かったなあ。
それから「紅の豚」のこれは、

この写真から伝わるかどうかわからんけどでかくて圧倒されましたわ。
あと「紅の豚」と言えば、

こんな展示もありましたけど、
彼の読んでる雑誌に描かれてるこのポスター、

"ALEXANDER'S RAGTAIME BAND"は「世紀の楽団」の邦題で公開されたもの、
"CABIN IN THE SKY"のほうは日本未公開のようですが、どちらも実在の映画で、
凝ってますねえ~。
と、そんなこんなで天王洲アイルを後にして、
次に向かったのは渋谷。
東京アニメセンターなるなんともオタクっぽい会場で開催中なのは、
その名も「ひつじのショーン展 with ウォレスとグルミット」。
実は「ひつじのショーン展」というのはこれまで全国巡回してて、
大阪でも昨年の2~3月に開催されてましたけど、
これがなぜか東大阪市の花園ラグビー場の近くの施設という、
都心部からは結構離れた僻地での開催でして、
いったいなんでまた……と不思議でならなかったんですが、
渋谷のど真ん中での今回は「with ウォレスとグルミット」と銘打ってくれてて、
W&Gに関する展示も最新作の「仕返しなんてコワくない!」まで盛りだくさんで、
ホンマにW&Gにももっと脚光が当たってほしいなあと思う今日この頃でありますわ。


そんなわけで3月の「火の鳥展」引き続いての、
珍しく漫画・アニメにどっぷりの東京旅行でありますが、
翌日はガラッと趣を変えまして……と、次回に続く。
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