11/30 MIKA Japan Tour 2009
私、ヨン様ファンのおばさんたちと何一つかわらないじゃん！と自分で突っ込みいれながらもMIKAの夢の国から出られなかったこの４８時間。無事脱出しました！しかし盛りだくさんのライブで文章が長くなりそうなので、シークレットライブやらMIKAマジック・ケーキやらMIKAのミクシィやら、宇多田ヒカルが友情出演してクリスマスソング「Let It Snow」歌った件やら、観客に「明日があるさ」を歌わせた件やらぼったくり握手会やら大阪の「みかこさん」の話やら、割愛！え、割愛し過ぎ？（↓これでもかなり削った）
このGIGは日本で初めてのちゃんとした単独ライブ、という位置づけだったみたい。また、今回の日本公演が今年最後の公演でした。だから盛り上がり必須のもじゃ頭王子MIKAたっぷり2時間のライブ！はっきり言わせて貰おう、今年最高のライブだ！あんなに楽しいライブは無い！もう今年ほかに何を見たかも思い出せないくらい（それは違う意味アブナイよ）。
＜最高だと思ったその理由＞
その１：MIKAの曲はライブで映える、キャッチーでエンターテイメント性の高い曲ばかり。「皆が好む曲は、レゴと同じで、あるパーツの組み合わせなんだ。その組み合わせをすればいいのさあ」とＤＶＤのインタビューで豪語していたMIKA。その組み合わせで作った、皆が一緒に歌えて、踊れて、ハッピーな気分になれる曲ばかりのライブが楽しくない訳が無い！
その２：ライブの構成がエンターテイメントを意識した演出である。曲を演奏するだけじゃなく、ちょっとした演出やアソビを取り入れて観客が楽しめるように工夫を凝らしている。操り人形や着ぐるみ、ポリバケツに入った”雪”、踊るBIG GIRL、巨大風船・・・手作り感の溢れた、やり過ぎない演出が上手い！楽しい。
その３：何よりもMIKAもメンバーも自身が楽しんでいるライブ。楽しい！が伝わってくる。でも一方通行の自己満足ではなくて、観客が楽しければ自分たちも楽しい、という相乗効果。
しかしそんな演出もすべてはMIKA本人のキラキラした魅力を引き立てるためのお膳立てだったのね。MIKA自身がライブで映える、キャッチーでエンターテイメント性の高い男。白ずくめの衣装に、人好きのする犬みたいな裂けんばかりの大きな口と、3km先からでも分かるもじゃ頭にキラキラした目。長すぎる手足で独特のキュートな動き。この人なんでこんなに元気なの？そして分かり易い英語でよくしゃべる。しかも日本語も使って相手に「伝えよう」とする努力を惜しまないところが凄い。
オープニングは60年代をイメージした衣装でメンバーが出てきて、ステージ前にしつらえたソファに座り、お茶を飲みながらスクリーンのBBC宇宙船打ち上げ実況放送を見ていると、宇宙船は打ち上げに失敗して・・・もうこの辺でMIKAが宇宙服で出てくるのが想像できるので皆興奮状態ですね。そして煙と共に出てきた白い宇宙服のMIKA！生アストロ・ボーイ！宇宙服を乱暴に脱ぎ捨てると、あろうことか上半身裸・・・腹筋凄いです。割れてます。右目にキラキラ★デコレーション。１曲目からコレ？と焦ったけれどここで残念ながらMIKA服を着てww１曲目Relax, Take It Easy！安定したハイトーンのヴォーカルはＣＤそのまま！そして１曲目終わると着ていたジャケットをMIKA観客席に投げ捨てるという暴挙に。太っ腹だわ！BBCのアナウンサーはどう見てもサー・イアンだったけど本物？
MIKAの格好は可愛い花びらのようなデザインの白いシャツに白いパンツ、白黒ボーダーソックスにハイカットのエナメルみたいなライム・グリーンのシューズ。下着も思いっきり見えてましたけど説明は割愛。曲によって羽根付き帽やジャケットを身に着けてました。ステージに持ち込んだ大きな古いトランクの中に、水のボトルや上着、変な操り人形やら小物が入っていて、そこから取り出すのです。取り出すMIKAのしぐさが子供っぽくて可愛い！いたずらっぽく舌を出したり、女の子みたいな含み笑いをしたり。
セットリストはこちら～！
（カナダ公演だけど日本公演も多分同じ）
※宇多田ヒカル友情出演クリスマスソング「Let It Snow」がプラスだけど。
３曲目、Stuck in the Middleは特に好きな曲なんですが、ライブで聞くと後半のスキャット部分、なんてMIKAは歌が上手いんだろう、と。ジャズピアノも最高。
最後の曲はGrace Kelly。（はい、ずいぶん省略しました。）で、すぐ始まったアンコールはToy Boy。例のヴードゥ風マスクを着けて出てきたMIKA、キーボードに座って曲を始める・・・が、歌詞I'll make a mess for sureのところでなぜかストップ、「歌詞忘れちゃったよ・・・ふふふふっだってボク臭うんだもん。」ええっっー？！「日本語で“臭い”って何？」皆で「くさい～！」と教えると、ギターの人が「オレだって臭いよ」。MIKAすかさず「ボク"臭い"、（バンドメンバーに向って）お前も"臭い"、（観客に向って）きみたちだって"臭い"！」と大受け。気を取り直してもう一度歌い始め、歌っている最前列の人の顔をみて「ああ、そうそうそれよ、歌詞思い出した！」でまた最初から歌い出す。自分が臭すぎて歌詞忘れるって何？！この曲は歌詞が面白いのですけど、歌詞にあわせて、泣くところでは泣き顔、イラストのところでは描く仕草、目にピンを刺すところでは目を押さえてたりいろいろしていました。その後、We Are Golden、最後の最後はLolipop。Good Gone Girlをやらなかったのは意外だなあ。
まとめ：以前の私はMIKAのライブを知らない私。１１月３０日以降の私はMIKAのライブを知っている私。この差は大きい。単に感動するという事とはまた違う、下手をすると人生に影響を与えかねないライブ。危ない危ない、MIKAの魔法で廃人になるところだった！次回も楽しみにしてます。
MIKA - Relax Take It Easy live in Chicago 10.20.09
シカゴ版は、アストロ・ボーイ、宇宙服脱ぐと下着姿だぁ！
私、ヨン様ファンのおばさんたちと何一つかわらないじゃん！と自分で突っ込みいれながらもMIKAの夢の国から出られなかったこの４８時間。無事脱出しました！しかし盛りだくさんのライブで文章が長くなりそうなので、シークレットライブやらMIKAマジック・ケーキやらMIKAのミクシィやら、宇多田ヒカルが友情出演してクリスマスソング「Let It Snow」歌った件やら、観客に「明日があるさ」を歌わせた件やらぼったくり握手会やら大阪の「みかこさん」の話やら、割愛！え、割愛し過ぎ？（↓これでもかなり削った）
このGIGは日本で初めてのちゃんとした単独ライブ、という位置づけだったみたい。また、今回の日本公演が今年最後の公演でした。だから盛り上がり必須のもじゃ頭王子MIKAたっぷり2時間のライブ！はっきり言わせて貰おう、今年最高のライブだ！あんなに楽しいライブは無い！もう今年ほかに何を見たかも思い出せないくらい（それは違う意味アブナイよ）。
＜最高だと思ったその理由＞
その１：MIKAの曲はライブで映える、キャッチーでエンターテイメント性の高い曲ばかり。「皆が好む曲は、レゴと同じで、あるパーツの組み合わせなんだ。その組み合わせをすればいいのさあ」とＤＶＤのインタビューで豪語していたMIKA。その組み合わせで作った、皆が一緒に歌えて、踊れて、ハッピーな気分になれる曲ばかりのライブが楽しくない訳が無い！
その２：ライブの構成がエンターテイメントを意識した演出である。曲を演奏するだけじゃなく、ちょっとした演出やアソビを取り入れて観客が楽しめるように工夫を凝らしている。操り人形や着ぐるみ、ポリバケツに入った”雪”、踊るBIG GIRL、巨大風船・・・手作り感の溢れた、やり過ぎない演出が上手い！楽しい。
その３：何よりもMIKAもメンバーも自身が楽しんでいるライブ。楽しい！が伝わってくる。でも一方通行の自己満足ではなくて、観客が楽しければ自分たちも楽しい、という相乗効果。
しかしそんな演出もすべてはMIKA本人のキラキラした魅力を引き立てるためのお膳立てだったのね。MIKA自身がライブで映える、キャッチーでエンターテイメント性の高い男。白ずくめの衣装に、人好きのする犬みたいな裂けんばかりの大きな口と、3km先からでも分かるもじゃ頭にキラキラした目。長すぎる手足で独特のキュートな動き。この人なんでこんなに元気なの？そして分かり易い英語でよくしゃべる。しかも日本語も使って相手に「伝えよう」とする努力を惜しまないところが凄い。
オープニングは60年代をイメージした衣装でメンバーが出てきて、ステージ前にしつらえたソファに座り、お茶を飲みながらスクリーンのBBC宇宙船打ち上げ実況放送を見ていると、宇宙船は打ち上げに失敗して・・・もうこの辺でMIKAが宇宙服で出てくるのが想像できるので皆興奮状態ですね。そして煙と共に出てきた白い宇宙服のMIKA！生アストロ・ボーイ！宇宙服を乱暴に脱ぎ捨てると、あろうことか上半身裸・・・腹筋凄いです。割れてます。右目にキラキラ★デコレーション。１曲目からコレ？と焦ったけれどここで残念ながらMIKA服を着てww１曲目Relax, Take It Easy！安定したハイトーンのヴォーカルはＣＤそのまま！そして１曲目終わると着ていたジャケットをMIKA観客席に投げ捨てるという暴挙に。太っ腹だわ！BBCのアナウンサーはどう見てもサー・イアンだったけど本物？
MIKAの格好は可愛い花びらのようなデザインの白いシャツに白いパンツ、白黒ボーダーソックスにハイカットのエナメルみたいなライム・グリーンのシューズ。下着も思いっきり見えてましたけど説明は割愛。曲によって羽根付き帽やジャケットを身に着けてました。ステージに持ち込んだ大きな古いトランクの中に、水のボトルや上着、変な操り人形やら小物が入っていて、そこから取り出すのです。取り出すMIKAのしぐさが子供っぽくて可愛い！いたずらっぽく舌を出したり、女の子みたいな含み笑いをしたり。
セットリストはこちら～！
（カナダ公演だけど日本公演も多分同じ）
※宇多田ヒカル友情出演クリスマスソング「Let It Snow」がプラスだけど。
３曲目、Stuck in the Middleは特に好きな曲なんですが、ライブで聞くと後半のスキャット部分、なんてMIKAは歌が上手いんだろう、と。ジャズピアノも最高。
最後の曲はGrace Kelly。（はい、ずいぶん省略しました。）で、すぐ始まったアンコールはToy Boy。例のヴードゥ風マスクを着けて出てきたMIKA、キーボードに座って曲を始める・・・が、歌詞I'll make a mess for sureのところでなぜかストップ、「歌詞忘れちゃったよ・・・ふふふふっだってボク臭うんだもん。」ええっっー？！「日本語で“臭い”って何？」皆で「くさい～！」と教えると、ギターの人が「オレだって臭いよ」。MIKAすかさず「ボク"臭い"、（バンドメンバーに向って）お前も"臭い"、（観客に向って）きみたちだって"臭い"！」と大受け。気を取り直してもう一度歌い始め、歌っている最前列の人の顔をみて「ああ、そうそうそれよ、歌詞思い出した！」でまた最初から歌い出す。自分が臭すぎて歌詞忘れるって何？！この曲は歌詞が面白いのですけど、歌詞にあわせて、泣くところでは泣き顔、イラストのところでは描く仕草、目にピンを刺すところでは目を押さえてたりいろいろしていました。その後、We Are Golden、最後の最後はLolipop。Good Gone Girlをやらなかったのは意外だなあ。
まとめ：以前の私はMIKAのライブを知らない私。１１月３０日以降の私はMIKAのライブを知っている私。この差は大きい。単に感動するという事とはまた違う、下手をすると人生に影響を与えかねないライブ。危ない危ない、MIKAの魔法で廃人になるところだった！次回も楽しみにしてます。
MIKA - Relax Take It Easy live in Chicago 10.20.09
シカゴ版は、アストロ・ボーイ、宇宙服脱ぐと下着姿だぁ！
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先日はお疲れさまでした。
私もブログを書いていて、全てを書き始めたら一生終わらないような気さえしました。
本当に楽しかったですね。
私はMIKAの魔法が解けるのに３６時間程度を要しました。
でも、これ読んでMIKA熱がまたあがりつつ‥。
>何よりもMIKAもメンバーも自身が楽しんでいるライブ。楽しい！が伝わってくる。
これ、とても共感しました。同じような内容を自分も書いていたので、同じ事を感じていたんだなと思いました。
ところで、MIKAを聴き始めるキッカケの一つがこのブログでした。
結果、あんなに楽しいライヴを観れたので、本当に感謝です。
ありがとうございます。これからも良い音楽を教えてください。
では。
次は大阪にも来てね、って伝えてもらえました？ｗ
リンクしてあるセットリストはもれなく動画も付いてていいですね！！
時間があるときに、これで一人ライブ楽しんでみたいと思います。
ヨン様ファンとは全然違うと思いますよ～思いたいｗ
絶対違いますって！！！
こんな人生でもがんばって生きててよかったと思いました。
はははは。
次は絶対行ってください！
＞次は大阪にも来てね、って伝えてもらえました？ｗ
大阪に来てね、と伝えるのは忘れてました～wwごめんなさい！
＞リンクしてあるセットリストはもれなく動画も付いてていいですね！！
＞時間があるときに、これで一人ライブ楽しんでみたいと思います。
実は動画は全部じゃないんですけれど、よく出来たサイトですね。
セットリストばかり集めているサイトです。
PVはBig Girlが好きです！ふくよかな女性と細いMIKAの対比が笑えます！
＞ヨン様ファンとは全然違うと思いますよ～思いたいｗ
知人に居るんですよ、５０代の方でヨンさまファン。
そういえば同じ事言ってたなあって・・・
握手会で握手して感動したとか。
そういえばヨンさまもMIKAも腹筋が凄い。（関係ないか・・）
私は空港まで追いかけなんかしないけど！
会場でお会いできませんでしたね、残念！
あまりに楽し過ぎて、ライブ終わった後は呆然としてしまいました。
ぼったくり握手会は一生に一度だ！と思って行ってきました！
＞全てを書き始めたら一生終わらないような気さえしました。
たった２時間のライブなのに書く事ありすぎます。
こんなに書く事の有るライブなんて珍しいですよね。
ヤカン人形(←ティーポットに見えなかった）と大阪のみかこさんの話は書いたけれど削りました・・・
>＞何よりもMIKAもメンバーも自身が楽しんでいるライブ。楽しい！が伝わってくる。
＞これ、とても共感しました。
楽しそうでしたね！
MIKAは本当に楽しそうでした。何度も声を出して笑ってましたよね。
その笑い声が女の子みたいで笑えました。
観客も最高に楽しそうでした。
YuKKoさんのところも大作レビューですね。
のちほど改めておじゃまします。
＞ところで、MIKAを聴き始めるキッカケの一つがこのブログでした。
そうでしたっけ・・・だとしたら光栄です！
＞結果、あんなに楽しいライヴを観れたので、本当に感謝です。
＞ありがとうございます。これからも良い音楽を教えてください。
ご期待に添える様がんばります～
ではでは！
私もこのライブいきました・・ｗ
あとで、最初のあのモニターの演出は、ロケット発射に失敗して、MIKAが死ぬという設定だったのに驚きでした。
死んでからならTEAPOTに命が宿ったりしても許される。と。激しく納得してしまいました・・・
キャッチーなMIKAが大好きな私ですが、歌詞やMIKA自身のネガな部分を、とびっきり明るいメロディーにのせちゃうところがすきです！
TOYBOYの記事（すごく楽しく読ませていただきました！）にもあったように、MCR的なブラックさもあるし、（MCR狂です←）
世間とか周囲の人間に対するレジステンス的な（？）ものをあのメロディにのっちゃって、でもみんなライブでも、すごいおもちゃの国にいるみたいに楽しく歌って、不思議だけど、そんな世界に引き込まれちゃってます。
たのしすぎて次の日逝っちゃってました！
balame it on the girlも最高に盛り上がったし、
toy boy,,,いや、思い出してから歌い始めろし！（笑
書き始めたらとまらなくなりそうです・・
pointdpoさんのブログ、これから読ませていただきます、ｗ
＞最初のあのモニターの演出は、ロケット発射に失敗して、MIKAが死ぬという設定だったのに驚きでした。
私も後から、インタビューで知りました。死んでたどり着いたのがあのワンダーランド、なんですよね。
私も行きたい～！ワンダーランド！
＞TOYBOYの記事（すごく楽しく読ませていただきました！）にもあったように、
＞MCR的なブラックさもあるし、（MCR狂です←）
MCR狂ですか？！ニューアルバムは本当に春に出るのかな！
MIKAとMCRは似ていないようで、何か根底にあるものが似ているのかもしれませんね。
あのブラックな部分で好き嫌いが分かれるのかも知れません。
TOYBOYは自分の世界を代表する曲としてMIKAがよく引き合いに出していますよね。
お気に入りの曲なんだろうなあ。
＞すごいおもちゃの国にいるみたいに楽しく歌って、
＞不思議だけど、そんな世界に引き込まれちゃってます。
はい、その気持ち判ります・・・
私もライブの後、廃人でしたから。
もうこのまま再起不能かと思いましたけどね。
また今年も来るらしいから、楽しみにしてます！
今度は何回か公演して欲しいです。
また私、廃人になるのか？！
＞書き始めたらとまらなくなりそうです・・
＞pointdpoさんのブログ、これから読ませていただきます
いつでもたっぷりMIKAMIKA言っていただいてかまいません。
これからもよろしくお願いします！