The Great Escape(1963)
8月が来るたびに思い出す映画とは・・名作戦争映画その名も「大脱走」。夏のお話じゃないのですが、なぜか夏になると思い出すのです。最初に見たのは小学生のときかな?そりゃ流石にオンタイムではなくTVで・・・その後何回見たのかな・・・手に汗握るドキドキハラハラの凄い映画ですよ!ハリウッド黄金期の傑作ですね。見ていない人は是非見てください!
第2次大戦中、ドイツの捕虜収容所に収容された各国の捕虜が、トンネルを掘って一気に100人近く脱走したという実話を元にしたストーリー。2時間半、前半は収容所の暮らしをコメディタッチで、後半は打って変わって命がけの脱出劇を。主人公一匹狼的ヤンキー兵士のスティーブ・マックィーン、そんなにハンサムじゃないけれど、男っぽい役者です。今で言えばブラピ?(違うか~?)しかしこの映画、どの人たちも「主人公」。
その他の出演者はリチャード・アッテンボロー、ジェームス・ガーナー、ドナルド・プレゼンス、チャールズ・ブロンソン、ゴードン・ジャクソン、ジェームス・コバーン、デヴィッド・マッカラム・・・そりゃま、44年前の映画ですけど、当時これだけ揃えたって、凄いことだと思います。当時一流の俳優たちが、それぞれの役を演じ、しかもそれぞれのエピソードを持っています。
映画前半、収容所では陽気なアメリカン代表マックイーンを筆頭にアメリカ人やイギリス人といろいろな国籍で和気藹々と収容所生活を楽しむ余裕もあり、いかに見つからずトンネルを掘るか、に重点がおかれます。がしかし、映画中盤、ノイローゼぎみになった仲間の一人が衝動的にフェンスを越えようとして監視兵に射殺されたところから、物語は一気に緊張を増します。(この射殺される人は元祖Xファイル「事件記者コルチャック」のダレン・マクギャビンだとばっかり思っていましたが、違ったみたい。)
穴を掘って脱出だ!
脱出した各人は、少人数でいろいろなルートで中立国へ逃れようとするのですが、成功する人、途中で捕まる人、そして命を落とす人、ここが映画の中で一番辛いところです。・・・実話を元にした映画なので、それぞれにモデルがあったということ。上官を助けようとして撃たれるデヴィッド・マッカラムなんて、撃たれたときの無念そうな表情が目に焼き付いてしまいまして。「この人上手なはいゆうさんだわ」と思った記憶がございます。というかナポレオン・ソロでこの人のファンだったし。リチャード・アッテンボローやチャールズ・ブロンソンもいいですよ。渋い。このブロンソンは意外に繊細な役ですよね。そして子供心に一番素敵に見えたのがジェームス・コバーン。ニヒルでクール。
勢ぞろいした写真があったんで。時代を感じますが・・・
しかし一番印象に残るのはパイロットのジェームス・ガーナ-とドナルド・プレゼンスの友情です。ドナルド・プレゼンスは腕のいい偽造屋なんですが、目が見えなくなっちゃうんです。だから皆、彼に脱走は無理だ諦めろと言うんですが、彼の落胆振りを見たジェームス・ガーナーが「オレが一緒に脱走するから」と彼と2人で脱走します。そして飛行機を盗み、あと一歩でスイスだってところで・・・うおおお~涙~~!
ジェームス・ガーナーとドナルド・プレゼンス。
主役スティーブ・マックイーン。そんなあんなのすばらしい俳優に混ざっても埋もれてしまわない、全盛期の輝きを放つマックイーン、私はこの作品の彼が一番好き。このタフで悪ガキ風で、それでいて男気のあるかっこよさ。有名なバイクでの逃走シーンはスタントなし、それどころかバイクでクラッシュするドイツ兵のスタントまで彼がしちゃったというとんでもないバイク俳優。彼は無事バイクで国境を越えられるのか?最後のマックイーンの、壁にボールをぶつける音が聞こえてくるシーン、名演出ですよね。そこにテーマ曲が被り、希望を感じさせつつ余韻を残して終わる。この頃の映画はこういう余韻のある演出のエンディングが多かったような気がします。
この人スタント無しですよ?!
アクション映画といっても、今の映画と比べたらほとんどアクションは無いですし、ある意味安心して見られる戦争映画なのです。ドイツ収容所所長ハンス・メスマーを人格者として描き、残虐なのはナチスであって、ドイツ人全てではないとの配慮も好感をもてます。しかし、戦争の無常さ、悲惨さは十分伝わってくる上、友情や信念、他人へのリスペクトや、どんな時にも希望とユーモアを忘れずに生きるべし、といった人生のメッセージが明確に感じられる作品です。
8月が来るたびに思い出す映画とは・・名作戦争映画その名も「大脱走」。夏のお話じゃないのですが、なぜか夏になると思い出すのです。最初に見たのは小学生のときかな?そりゃ流石にオンタイムではなくTVで・・・その後何回見たのかな・・・手に汗握るドキドキハラハラの凄い映画ですよ!ハリウッド黄金期の傑作ですね。見ていない人は是非見てください!
第2次大戦中、ドイツの捕虜収容所に収容された各国の捕虜が、トンネルを掘って一気に100人近く脱走したという実話を元にしたストーリー。2時間半、前半は収容所の暮らしをコメディタッチで、後半は打って変わって命がけの脱出劇を。主人公一匹狼的ヤンキー兵士のスティーブ・マックィーン、そんなにハンサムじゃないけれど、男っぽい役者です。今で言えばブラピ?(違うか~?)しかしこの映画、どの人たちも「主人公」。
その他の出演者はリチャード・アッテンボロー、ジェームス・ガーナー、ドナルド・プレゼンス、チャールズ・ブロンソン、ゴードン・ジャクソン、ジェームス・コバーン、デヴィッド・マッカラム・・・そりゃま、44年前の映画ですけど、当時これだけ揃えたって、凄いことだと思います。当時一流の俳優たちが、それぞれの役を演じ、しかもそれぞれのエピソードを持っています。
映画前半、収容所では陽気なアメリカン代表マックイーンを筆頭にアメリカ人やイギリス人といろいろな国籍で和気藹々と収容所生活を楽しむ余裕もあり、いかに見つからずトンネルを掘るか、に重点がおかれます。がしかし、映画中盤、ノイローゼぎみになった仲間の一人が衝動的にフェンスを越えようとして監視兵に射殺されたところから、物語は一気に緊張を増します。(この射殺される人は元祖Xファイル「事件記者コルチャック」のダレン・マクギャビンだとばっかり思っていましたが、違ったみたい。)
穴を掘って脱出だ!
脱出した各人は、少人数でいろいろなルートで中立国へ逃れようとするのですが、成功する人、途中で捕まる人、そして命を落とす人、ここが映画の中で一番辛いところです。・・・実話を元にした映画なので、それぞれにモデルがあったということ。上官を助けようとして撃たれるデヴィッド・マッカラムなんて、撃たれたときの無念そうな表情が目に焼き付いてしまいまして。「この人上手なはいゆうさんだわ」と思った記憶がございます。というかナポレオン・ソロでこの人のファンだったし。リチャード・アッテンボローやチャールズ・ブロンソンもいいですよ。渋い。このブロンソンは意外に繊細な役ですよね。そして子供心に一番素敵に見えたのがジェームス・コバーン。ニヒルでクール。
勢ぞろいした写真があったんで。時代を感じますが・・・
しかし一番印象に残るのはパイロットのジェームス・ガーナ-とドナルド・プレゼンスの友情です。ドナルド・プレゼンスは腕のいい偽造屋なんですが、目が見えなくなっちゃうんです。だから皆、彼に脱走は無理だ諦めろと言うんですが、彼の落胆振りを見たジェームス・ガーナーが「オレが一緒に脱走するから」と彼と2人で脱走します。そして飛行機を盗み、あと一歩でスイスだってところで・・・うおおお~涙~~!
ジェームス・ガーナーとドナルド・プレゼンス。
主役スティーブ・マックイーン。そんなあんなのすばらしい俳優に混ざっても埋もれてしまわない、全盛期の輝きを放つマックイーン、私はこの作品の彼が一番好き。このタフで悪ガキ風で、それでいて男気のあるかっこよさ。有名なバイクでの逃走シーンはスタントなし、それどころかバイクでクラッシュするドイツ兵のスタントまで彼がしちゃったというとんでもないバイク俳優。彼は無事バイクで国境を越えられるのか?最後のマックイーンの、壁にボールをぶつける音が聞こえてくるシーン、名演出ですよね。そこにテーマ曲が被り、希望を感じさせつつ余韻を残して終わる。この頃の映画はこういう余韻のある演出のエンディングが多かったような気がします。
この人スタント無しですよ?!
アクション映画といっても、今の映画と比べたらほとんどアクションは無いですし、ある意味安心して見られる戦争映画なのです。ドイツ収容所所長ハンス・メスマーを人格者として描き、残虐なのはナチスであって、ドイツ人全てではないとの配慮も好感をもてます。しかし、戦争の無常さ、悲惨さは十分伝わってくる上、友情や信念、他人へのリスペクトや、どんな時にも希望とユーモアを忘れずに生きるべし、といった人生のメッセージが明確に感じられる作品です。
部分部分は、チラチラと何かで映像を見た事がありますけど。
スプーンでトンネル掘るやつですかね?
いや、違うかも。うーむ。
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これに限らず、名作は殆ど見てない気がする私。
若者でもないくせに。
ロックでいったら、ツェッペリンや、ザ・フー、フロイドを知らないロックファンみたいなものかも。
いかんな。。
>スプーンでトンネル掘るやつですかね?
掘ってたような・・・たしか。
>これに限らず、名作は殆ど見てない気がする私。
全部網羅するのは無理ですよね!私もオーソン・ウエルズとかの古典、きちんと見てなくて、BSでやったら見ようと。この映画は一時結構民放TVでやったと思いますが、最近はさすがにやりません~
>ロックでいったら、ツェッペリンや、ザ・フー、フロイドを知らないロックファンみたいなものかも。
いいたとえです。何でもひととおり基礎や古典は押さえておきたいですね。私もQueenとUFO(爆)当たりからは押さえてますが・・・
この映画は何度も何度も見てるのですが未だに大好きです。特にトライアンフが…_って役者じゃなくバイクかよ!)もなんですけどもチャールズ・ブロンソンがもう~~~~_永遠に続く)、弱いんですよねぇこういう役者&役には。マックイーンだと他には『ブリット』も大好きですね。
マックイーンとかゲイリー・クーパーだとかクリント・イーストウッドとか(ってウェスタンがメインで^^)は父親の影響ですねェ。
和むシーンもあり、残虐なところもあり無情さもあるいまで言ったらオールスター映画、でも質は高い! これが凄いとことですね。
やっぱりジェームズ・コバーンがかちょよかった!
マックイーンですが、池袋のパルコの中のホビーショップに
たしか原寸大というフィギュアがありまして
ずいぶんとちんちくりんでびっくりしました。
それともやっぱり小さめに作ってあったのか…。
170センチちょいくらいしかないんですよね?
「大脱走」の格好してるんですよ。
ヤンチャ坊主系はブラピとカブってますけど、何かが足りん!それは「男気」!男が惚れる男!みたいな。女は遠くから無事を祈るくらいしかできないほど「男ワールド」なんですよ~。今、こういう役者さんっていませんね。
年中夢中にお邪魔するとページ見れないので心配してました・・お元気そうでよかったです!
>特にトライアンフが…_って役者じゃなくバイクかよ!)
macの変換は相変わらず強烈で、トライアンフって打ったらタイトルの字が・・・(涙)
これ昔どこぞの車両博物館で「大脱走でマックイーンが乗っていたものと同じバイク」って展示してあって、バイク好きの友人が「ほ~~~~!!」って大感激して写真取っていたのを思い出しますねぇ。
>なんですけどもチャールズ・ブロンソンがもう~
この役、いいですよね、タフで寡黙で、それでいて弱いところがあって。私もこのブロンソンはぐっと来ました。てかこの映画みんな、それぞれ「ぐっ」とハートつかまれません?
>マックイーンとかゲイリー・クーパーだとかクリント・イーストウッドとか(ってウェスタンがメインで^^)は父親の影響ですねェ。
ははは!私もです!小学生のときから英才教育?ウエスタンや戦争アクション、よく見てました。
ではでは!
>名作ですよねぇ。
間違いなく名作。これを超えるオールスター戦争映画は無理かと。
>やっぱりジェームズ・コバーンがかちょよかった!
やっぱり。もしかして趣味似てますか?渋いですよねぇ!クールですよね。ガッチャマンで言えばコンドルのジョーですよね(はあ?)。
>170センチちょいくらいしかないんですよね?
マックイーン、そんなに大柄には見えませんね。170だったらあの中ではかなり小柄と言ってよいのでは?
>「基本単独行動のヤンチャ坊主」が際立っててヨカッタです。
ですね。このマックイーンは一人キャッチボールしたりして少年ぽさも残しつつ、タフで勇気がある男でした。本当にかっこ良かったです。
>ヤンチャ坊主系はブラピとカブってますけど、何かが足りん!それは「男気」!
いま、居ないですね。似たポジションには。ダニエル・クレイグなんてどうでしょ?
出ましたか!「大脱走」!!
これはいまだに新鮮ですよね。
オモシロいとかそーゆー次元を超越してですね、もーね、なんつーか、スゴいんです!全部スゴイ。画面に映ってくるモンすべてがスゴイんですね!
マックイーンのカッコよさといったら鳥肌もんだしさー、マンダムのおっさんには泣けるし、コバーンはスゲー渋いし。みんな渋いんだけど、コバーンがブットビで渋い。何が何でも渋いんですね。他にもリチャード・アッテンボローのじじいもいたっけ。アイツのことはあんまし覚えてないけどね。(笑)
そんなロックなヤツラの大脱走ですよ!!!
終盤にかけてのショッキングな殺戮、脱走サスペンス、乗り物アクションがたたみかけて展開してコーフンしすぎて、心臓停止寸前!!あのたのしー行進曲もいいですよね。パポパポパパパパパーってヤツ。(なんじゃそりゃ!)
マックイーンと似たポジションと言ったら誰でしょうね。難しいです。「ブリット」の犯人を射殺した後のあの「やっちまった・・・」感を出せるのはマックイーンしかいないしねー。犯人といえども人の命を殺めたしまった事実を目の前にしてのショックや後悔。でも必要な処置だったと自分に言い聞かせる。そこら辺の刑事の悲哀ですよ。そーゆー人間のリアルな感情を、巧みに、でも自然に表現できるマック。たまらんオトコですよ。コイツはさ!!
そうですねえ。現代版マックイーンは、キーファーですよ。キーファー・サザーランド。やんちゃだし、タフだし、勇敢だしさ。同じアメリカ人だし。髪の色も似てるじゃん。キャッチボールはしてなかったけど、バットで郵便箱をぶっ壊してましたよ。「スタンド・バイ・ミー」で。二人とも野球好きってことだね。そんな感じで共通点ありまくり!やっぱキーファだね!
ダニエルの「カジノ・ロワイヤル」での冒頭のブットビチェイスや心臓停止パフォーマンス等の肉体酷使のハードアクションはきっと「24」を参考にしたんだと思います。特にシーズン2。
はあ~暑い。
>これはいまだに新鮮ですよね。
そうなんですよね。ずいぶん前の映画なんですが、アクション映画ファンなら押さえておかないと、の名作ですね~。極限状態の生きるか死ぬかっていう人間ドラマの名作でもありますね。
>あのたのしー行進曲もいいですよね。
>パポパポパパパパパーってヤツ。
ぱぽっ、ぱぽぱぱぱっぁぁ~、じゃないですか?どっちでもいいか!
>現代版マックイーンは、キーファーですよ。
お~キーファーですか!現代版マックイーン!うう~ん??男が惚れる男?Shitさんが惚れているのならそうでしょ!
私、実は24ファーストシーズン以外のキーファーはまともに覚えていないのですが・・・CMでカロリーメイトは食べてたの覚えてますが。ちゃんと主演作見ないといけませんね。