母鳥は
ひっそりと劣化が進む森で
孵化を忘れた卵を抱き続ける
意図しない不意打ち
唐突な 気まぐれな風にも
空しく打ちひしがれている
装う善意 飾らぬ意図
方円の彼方への飛翔 未だ叶わずとも
天心の月に恐れは無い
蒼穹を目指す母鳥は嘆く。
あまりにもはやいたましいの衰弱
森の木の不朽の神話は封印された。
善く生きたい
良く死にたい
暫し聴こうか《鳥の歌》
ひっそりと劣化が進む森で
孵化を忘れた卵を抱き続ける
意図しない不意打ち
唐突な 気まぐれな風にも
空しく打ちひしがれている
装う善意 飾らぬ意図
方円の彼方への飛翔 未だ叶わずとも
天心の月に恐れは無い
蒼穹を目指す母鳥は嘆く。
あまりにもはやいたましいの衰弱
森の木の不朽の神話は封印された。
善く生きたい
良く死にたい
暫し聴こうか《鳥の歌》