ポコちゃん日記 〜老後にこんな事があったなぁと振り返る為のブログ〜

オカメインコのポコちゃんの様子は最初だけでしたが少年野球・高校野球・埼玉西武の観戦記を中心とした極めて自己満なブログです

野球のルール③

2015-05-22 09:32:37 | 矢部四観戦記
みなさん こんにちは~ お元気ですか?
私は今日から4連休ということでブロンズウィークの始まりです。イエ~イ*\(^o^)/*

さて、以前から告知してましたインフィールドフライについて説明したいと思います。

まずは何故インフィールドフライというルールができたのか?ということですがこれは

「フライをわざと捕球しないことによって複数の走者を併殺にしようとするズルを防止する」

為に作られました。なのでインフィールドフライが成立する可能性がある状況としては

1.無死または一死
2.走者が満塁または一、二塁

になります。
1はニ死ならフライを取ればチェンジになるのでわざと落とすバカはいないだろうということです。
2は進塁義務がない時(二、三塁や二塁のみ、三塁のみ)は、もし落球しても今いる塁に留まっていれば併殺にはならないので該当しません。走者一塁の場合は二塁ではアウトを取れるかもしれないが打者走者までアウトにできる可能性は低いので該当しない…ということです。

そんで1、2の状況の時に打者のフェアフライを内野手が通常の守備を行えば容易に捕球できるであろうという時に審判が宣告することによって打者が即アウトになります。野手がフライを捕球する・しないに関わらず、フライが上がっている状態で宣告されるんですが、宣告後に風で流されたりしてファールゾーンに行った時は取り消されます。(捕球すればファールフライ、取れなかった時はただのファール)

ここで注意点が2つ。
一つめは先程の条件を満たしていて内野にフライが上がっても審判が宣告しなければインフィールドフライにはならないので走者は進塁しなければなりません(これをフォースの状態になると言います)。インフィールドフライを宣告するのはどの審判でも構いません。
二つめはライナー、バントのフライはインフィールドフライにならないということです。ライナーはもし捕球できなかったとしても、それがわざとなのか判断が難しいということなんだろうと思います。バントのフライは、そもそもインフィールドフライのルールが、攻撃側の不利にならないように作られた物なんですがバントがフライになってしまった攻撃側のミスまでは救済できません…ってことみたいです。なので、このルールを知っていたドカベンの山田太郎は明訓高校時代に一死一塁でバントされた小飛球をわざとワンバウンドさせて二塁送球アウト。殿馬が一塁に転送してダブルプレーを完成させたシーンがありました。

ちょっと話がそれましたが、インフィールドフライは確かにわかりづらいルールだと思います。インフィールドフライが宣告されて打者がアウトになった後、フライを取れなかった時に走者をアウトにするにはタッチが必要だよ…ということを巨人のフランシスコも24年前の広島の達川も落球した直後はパニックになってるんで頭に入っていなかったんでしょうね。

それからインフィールドフライはボールインプレーです。3年前の夏の高校野球神奈川県大会の日大藤沢ー武相戦でこれを知らなかった方のチームがサヨナラ負けしました。詳細は長くなるので書きませんがYou Tubeにあるので興味のある方は見てみて下さい。

以上長々と書きましたがちょっとは理解していただけたでしょうか?間違ってる箇所・追記等あったらコメントお願いします。m(_ _)m

では最後に…

わかったかな?か◯ちゃん