甚大な被害に

あまりに甚大な被害にただただ驚き、画面を流れる映像を見つめるうち、知らず知らず
拳を握りしめていました。

地震発生のニュースから都内で仕事をする弟や友人、そしてお取引のあるメーカーさんの安否、
仙台や神奈川にお住まいのお客様の安否をとても知りたく思いました。

情報が入るにつれ明らかになる被災地の様子を知るにつけ、強く思ったのは、
「もう、振り返れへん」でした。
地震発生前のいつもの様子を思い返しても、戻れない。どんなに悲しんでも元には戻らないと。
被災していない男の言葉は軽かろうとも思いますが、現実を直視し、復興に向けて決して諦めず、
顔を上げるしかないのだと思います。住み慣れた家も街も失っても、家族がいれば、友がいれば、
と思う中で大切な人を喪った方の気持ちは如何ばかりかと思います。
しかし、それでも、生きなければ、負けずに生きなければ、それは、本当に辛いけれど残された者の
使命でしょう。

被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。また、犠牲になられた方々とご遺族の皆様に対し
深くお悔やみ申し上げます。