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復習命

★IC CTOに対する治療

2008年12月11日 13時10分50秒 | DSA 血管内治療
★IC CTOに対する治療
・慢性afの患者。亜急性期?の左IC完全閉塞。いつ閉塞したかは不明。
・IC起始部が写っていないからといって、IC錐体部などその他の部分が大丈夫という訳ではない。
・血栓による再開通をねらうのであれば、冠動脈用ステントも準備して、頭蓋内ステント留置まで考慮する、
・この症例では、左大腿部(右腸骨動脈にステント留置してあったため)に10.5patlive、右大腿に5Fr シースjから造影用JB3(Acomを介してのflowがでていた)、右大腿静脈に8Frlongシース
・外頸にはparkdurgを使用。使い方マスター
・まず水に浸す。ゴールドマーカーを青に合わせる。セットする。圧を加える。膨らむ。セットからはずして漏れがないかチェック、再びセットして膨らませて、問題なければ終了。
・ラジフォーカスでpatliveがあがらなかったので、ロードランナーにexchangeして、一発であがった。
・結局再開通できず。なぜだろう・・・・


TIMI

2008年11月14日 14時30分08秒 | DSA 血管内治療
TIMI = Thrombolysisi in Myocardial Infarction Trial

Grade 0 ; 完全閉塞で順行性血流を認めない
     全く病変部より末梢が造影されない

Grade 1 ; 明らかな造影遅延があり、末梢まで造影されない
     わずかに冠動脈は造影される程度

Grade 2 ; 造影遅延を認めるが、末梢まで造影される
     冠動脈は末梢まで造影されるが
     造影剤が冠動脈内にたまってしまう

Grade 3 ; 末梢まで正常に造影される
     全く正常の冠動脈血流

★コイル塞栓をいつ終えるか?

2008年10月16日 14時46分24秒 | DSA 血管内治療
★コイル塞栓をいつ終えるか?
・Dome fillingが消失するまで
・カテーテルが親動脈に戻されてしまう場合
→たとえdome fillingが残存していても、血栓化によりANが閉鎖することがある。
★合併症が起こりやすくなるタイプは?
特に小さいANに多い
★コイルの一部が線状にのびている場合はどうする?
コイルを無理に回収しない。
抗血小板剤2剤 6ヶ月間使用する。
★血栓性塞栓症の確率は?
2.5%
ガイドワイヤーの瘤内損傷
コイルが血栓を追い出すこともある
予防
術前抗血小板剤内服、術中ヘパリン化

★出血してしまったら?
硫酸プロタミン10mg/1000IU 
血圧を下げる
バルーンを使って親動脈を止める
止血困難であれば、2本目のカテーテル挿入

★止血時のDon’t
カテーテルを抜かない
★予防は?
カテ先を常にチェックする
コイルを入れる前にたわみがないかをチェックする
抵抗を感じたら、強行しない
小さい瘤では10コイルを使用する
★コイルを戻せなくなったら?
一本目 マイクロカテーテル毎抜く
2本目移行;レトリバー、グースネックを用いる

★再治療を検討する場合は?
NECK近傍のみ→経過観察
バスケット内のfilling→経過観察
バスケット外であれば、再治療
コイルのcompactionによるのものか、aneurysmal増大によるものかを判断する。

★GDCコイルの使い方
コイルを入れるときは、抵抗を感じたらすぐやめる。
電圧は通常は5V、カテーテル内にあるときは10.7V
離脱すると10V以上になる。

★Trufil
コイル系が0.012インチであるため、GDCに比べ、塞栓率の向上が図れる。
水圧式
★セレサイト
Bioactive coil 炎症反応を惹起させ、血栓化を促進する。

10/5

2008年10月05日 21時49分53秒 | DSA 血管内治療
★deep cerebral vein の流れは?
Internal cerebral vein

Basal cerebral vein(Rosenthal vein)

→Galen vein →Sinus vein →TS→IC
★Internal cerebral veinはどこから受ける?
内側;septal vein
外側;Thalmostriate  vein

★Basal cerebral veinは?
Uncral vein
Inferior striate vein

★動脈相が写るまでの最低時間は?
1.5秒程度。2.5秒以上かかるときは病的
★ GDC コイル360 の特徴は?
・外へ外へと広がっていく
・一回りで75%  
・太さは 10,と18がある 10にはstretch resistance機能付き
・10には3-15cm、18には6-24cmがある →あやしい。確認すること
・カテーテルの位置はNECKより1/3
・最後はframeの中でfinishする。
・小さいものには不向き。4mm以上のANに適している
・確実なframingに向いている

★trufil DCS orbitの特徴は?
・4mm以下が豊富
・fillingに向いている
利点は?
・Strech resistanceが有るにもかかわらず、柔らかい
・10に対応している。マイクロカテーテル使用可
・不整形瘤に対しても塞栓可能
・マーカーが2カ所ある
・水圧離脱式
欠点は?
・Framingとしてはやや不安定
・挿入初期段階でコイルが瘤外にでることが多い
・sterch resistanceのラインアップが少ない
★MIRCUSのコイルは?
CASHMEREとULTIPAQがある
CASHMEREとは?
・framing用のコイル
・infinity loopによってframingしていく。
・接続部分が柔軟でキックバックを受けることが少ない。
欠点
・キックバックが少ない反面、カテ先が先に進むことがある。

ULTIPAQの特徴は?
柔らかい→filling coil
GDC<ULTIPAQ ★EDコイルとは?
・日本唯一のコイル
・10でありながら、strech resistance機能がついている
・supersoftがある
・柔軟すぎるため、他のコイルとの摩擦感が全くない、塞栓後に離脱し、遠位塞栓を起こすことがある。


★未破裂aneurysmalの破裂率は??
様々なデータがあるが、0.5%といわれている。
★破裂しやすいものは?
・Posterior circulation
・IC-Pcom
・blebを伴う
・破裂動脈瘤を伴う
・家族歴がある

★塞栓術の適応は?
瘤が4mm以上
N/D<0.4 ★術中のヘパリン管理
・1000U/10kg
・出血したときのために、硫酸プロタミンを準備しておく
★場所決めのポイントは?
・親動脈とNECK部分が分離して見える位置
・カテーテルのシェーピングが大事
★カテーテルの場所は?
・ANの壁には絶対当てない
・NECKから1/3以上のところがベスト
★コイルの選択
5-8mm;GDC10
10mm以上;GDC18
★broad Neckに対する治療
1.NECK plasty
2. double cathether technique
3. Catheter assistant technique
4. stent with coil