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復習命

中医医学の中の脳卒中

2007年11月26日 00時17分27秒 | 脳卒中
脳血管障害
中風<風に中る>

風とは6淫の一つ

6淫とは
風・寒・湿・熱・暑・燥

風は万病のもと・・

治療は治風剤

相生
木(肝)→火<心>→土(脾)→金(肺)→水(腎)→木(肝)・・・
互いに影響し、押さえ込みあっている(相克)

脳卒中は
木(肝)がやられるらしい・・
肝のはたらき
・血を蓄える
・流泄をつかさどる
→全身の気力を送る。
・筋を作る。

心房細動の管理

2007年11月26日 00時04分46秒 | 脳卒中
脳卒中の危険因子として
CHADS
・chronic af、冠動脈病変
・心不全・HTの既往(H)
・高齢(70歳以上)(A)
・DM
・脳卒中・TIAの既往(S)

のいずれかを有している
非弁膜症性心房細動(NVAF)


70歳以下 PT-INR2-3
70歳以上 PT-INR1.6-2.6

左ぼう径 5cm以上は血栓を作りやすい・・

CHADS2 score
Chronic af
HT
Aging
DM
S2 strokeの既往


Sのみ2点
他1点

2点以上でワーファリン内服を




頚部エコー

2007年11月25日 23時19分20秒 | 画像診断
★IMT-max=①
meanIMT=①+②+③/3

★塞栓になりやすいplaque
①潰瘍を形成している
②石灰化
③・・・

★IMC(内中膜複合体)>1.1mmでプラーク
内膜;ややhigh
中膜;ややlow


★血流速度
補正角度は必ず60度以下で行う
⇒誤差が大きくなる。
正常速度;70-80cmsec
狭窄所見
200cm/sec以上
カラードップラーにてモザイク(乱流している)

★内頸と外頸Aの鑑別
①半径は外頸<内頸
②外頸からは上甲状腺Aを認める
③こめかみをタッピングすることで外頸Aは波動が伝わる


可逆性細胞浮腫とは・・

2007年11月25日 21時48分45秒 | 脳卒中
虚血

ミトコンドリア内酸化的リン酸化×

ATP↓

Na/K-ATPase×

細胞内Na↑

浮腫⇒sick cell syndrome


★非可逆性細胞浮腫
虚血が継続すると・・

前シナプスからグルタミン酸↑

NMDA受容体を刺激

Ca↑

さらに
ATP↓

Ca/Mg-ATPase↓

細胞内Ca↑

protease,phospholipase等の自己融解酵素↑↑

細胞膜損傷

不可逆性性浮腫
Ca/MgATPase×
Ca/MgATPase×

DWI

2007年11月25日 21時41分43秒 | 画像診断
★アーチファクトが多い場所
顔面頭蓋近傍
側頭骨錐体近傍

★CIrule in
DWI↑、T2変化なし

★CIrule out
DWI↑orなし T2high

★MCAの閉塞
島回や下前頭回皮質に早期に高信号が出やすい。

★脳幹梗塞
異常が出現するまで時間を要する。
造影3DCTA、enhanceMRI,CTにより椎骨脳底動脈の閉塞、解離、狭窄を評価する。

★CIの画像変化
ADCMAP;7-10日で正常化
DWIは14日で正常化
この差はT2shine-throughによるもの

★慢性期の脳梗塞
ADC↑、T2↑
ADC↑がつよいためDWIでは↓

脳浮腫の 分類

2007年11月25日 21時33分55秒 | 脳卒中
細胞性
⇒ ischemic or neurotoxic

細胞外性
⇒血管性  or 間質性浮腫



★場所
皮質
神経細胞、 グリア細胞

白質
グリア細胞
髄鞘
軸索



★軸索のedemaは?
びまん性軸索損傷
waller変性
⇒近位の細胞体障害に伴う、二次性順行性の軸索変性。


★髄鞘のedema?
MS
薬剤性
中毒性の白質脳症
フェニルケトン脳症

★vasogenic edemaの原因は?
BBBの破綻によるもの。


MRI の基本

2007年11月25日 16時04分56秒 | 画像診断
★ Magnetic Resonance Imaging
水素原子からNMR(核磁気共鳴現象)を得て画像化したもの

★拡散強調でhighのとき
①T2でhigh
②ADCが低下している。

★ADC
=appearent diffusion coeffecient
=D(実際の拡散)+f/b
f=毛細血管血流
b=b value⇒MPG(斜傾磁場Motoion Probing Gradient)の影響

★T2shine-throughとは??
ADC↓以外のDWIが高信号で描出される現象
原因
粘調液体
出血
Day4後ではT2hjghによりDWI↑
Day14でDWI↓になる。⇒ADC↓による



T1=信号の回復力
T2=信号の持続力
T1画像=T1値が長いものがlow,短いものがhigh
T2画像=T2値が長いものhigh、短いものlow

T2が感度が高い