バラケ・シソコ&ヴァンサン・セガール来日公演、いよいよ最終日となりました!
6/6(月)CAY(東京・青山) ゲスト:
清水靖晃
6/6、シソコ&セガール来日ツアーのラストを飾る東京公演が青山CAYにて行われました。
場内は300人にも及ぶ超満員!
当日券を求めて並んで下さるお客様の列も見られました。
普段はコンサート・ホールでの公演ばかりで、ライブハウスやレストラン等でのライブは一切行わないという彼ら。
今回は特別に日本のためということで、コンサート・ホールでの公演に勝るとも劣らない素晴らしい演奏を披露してくれました。
お客さんとの距離の近さが会場全体にいいヴァイブレーションをもたらしていたように思います。普段滅多に表情を変えないにも関わらず、この日は終止ニコニコと満足げに恍惚の表情でコラを爪弾いていたバラケ・シソコ、そのシソコを見つめながら楽しげにチェロを操るヴァンサン・セガール、そして、ふたりが心から演奏を楽しんでいることが至近距離で見ていたお客様にも伝わったのか、その微笑ましい空気が会場全体を包み込んでいたスペシャルな一夜でした。
そしてなんと言っても昨夜のハイライトは、ゲスト出演して下さった鬼才のサックス・プレイヤー清水靖晃さんとの共演でしょう!
本編で1曲、アンコールでジャムを3人で演奏しましたが、それまでどちらかというとアットホームだった会場の雰囲気は一転、何とも崇高にして芸術的、神々しいまでの張りつめた空気が取って代わり、誰もが一音たりとも聞き逃すまいと呼吸も忘れて音楽に集中しているのを感じました。
「彼は真の音楽家だ。彼とやっているのは、音楽を使った会話そのものなんだ」
というのはヴァンサンの弁。
キース・ジャレットのように、音がツボにハマると発せられるシソコの漏れだすような呻き声も清水さんとの共演中はひときわ多かったように思います。
まさにあの場限りでしか味わえない、奇跡的な共演でした。
束の間の滞在を終え、明日の朝シソコ&セガールのふたりは日本を発ちます。