PLANKTON NEWS and REPORT

プランクトンのアーティスト・ニュース&ツアー・レポート

ビリリの映画サイト、本格始動!!

2010-07-16 | アフリカ(ビリリ/コノノ)
ようやく本格的に始動しました、映画『ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡』のサイト!予告編も見られます!9月より渋谷イメージフォーラム、名古屋シネマテーク、梅田ガーデンシネマほか、京都、神戸、静岡、北海道、沖縄など全国順次公開!
スタッフ・ベンダ・ビリリ公式サイト

モリアーティ、FUJI ROCKあちこちに出演!要チェックです!

2010-07-16 | フランス(モリアーティ/フィレッタ)
モリアーティの5人兄弟が、フジロックフェスティバルで7/30金,7/31土の2日間、あちこちに出没します!苗場に行かれる方は要チェックです!

7/30(金)
16:45~木道亭
20:45~Gypsy Avalon

7/31(土)
15:10~Orange Court
23:50~苗場食堂(00:30終了予定)

FUJI ROCK FESTIVAL'10 ラインナップ(タイムテーブルの詳細)

モリアーティは結成11年、バスキングがルーツ、今ではフランスでゴールドディスク受賞の売れっ子で、ライブが抜群に面白い!全員モリアーティ姓を名乗り、ステージではメンバー1人1人が主役!日本語もけっこうしゃべる!?現代風のキャバレー?フォーク?でどこか演劇めいた独特な魅惑の世界。絶対に体験すべき!!

http://www.youtube.com/watch?v=l5p4FEk25is

ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ来日情報!!

2010-07-16 | マヌーシュ・スウィング
マヌーシュ・スウィング界最高のギタリストで、長い間、来日が期待されていたあのストーケロ・ローゼンバーグ、公演の詳細がついに発表です!!
渋谷&名古屋のチケットは、7/22から先行予約受付!
また待望の新譜『ジャンゴロジスト』は巨匠ビレリー・ラグレーンをゲストに迎えた大傑作、日本盤のみのボーナス・トラック6曲&DVD付きで8/22にリリース!しかも、公演チケットとのセット割引で申し込むと、発売日よりも早く入手出来る特典あり!

ジャンゴ・ラインハルト誕生100周年をお祝いしましょう!東京、名古屋、兵庫での貴重な公演をお見逃しなく!

11/20(土)渋谷クラブクアトロ
出演:ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ
   渡辺香津美/ザッハトルテ/ほか
◆先行発売 7/22より:プランクトン

11/19(金)銀座王子ホール
出演:ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ

11/18(木)名古屋クラブクアトロ
出演:ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ
◆先行発売 7/22より:プランクトン

11/17(水)兵庫県立芸術文化センター
出演:ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ

総合問:プランクトン 03-3498-2881
ストーケロ・ローゼンバーグ・トリオ来日詳細

ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡(予告編)

2010-07-15 | アフリカ(ビリリ/コノノ)


お待たせしました!
9月公開「ベンダ・ビリリ!」の予告編です!

東 京:イメージフォーラム/9月
名古屋:名古屋シネマテーク/10月
大 阪:梅田ガーデンシネマ/10月
京 都:京都シネマ/秋
兵 庫:神戸アートヴィレッジ・センター/秋
静 岡:静岡シネギャラリー/秋
静 岡:シネマイーラ/秋
札 幌:シアター・キノ/秋
沖 縄 :桜坂劇場/秋
*上記以外の上映館も随時発表となります。

http://bendabilili.jp/


佐藤英輔さん(音楽評論家)による 映画「ベンダ・ビリリ!」の試写レビュー!

2010-07-15 | アフリカ(ビリリ/コノノ)
音楽評論家の佐藤英輔さんが、映画「ベンダ・ビリリ!~もう一つのキンシャサの奇跡」のレビューを書いて下さいました!

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 某出版社で夏のフェスについての座談会をやったあと、一杯ひっかけ、この9月に公開される音楽ドキュメンタリー映画の試写に。渋谷・イメージフォーラム、夜9時すぎの始まりなので、赤い顔していっても問題ない。今年のカンヌ音楽祭にも出品され、話題を呼んでもいる作品だ。

 主役となるのはコンゴ(旧ザイール。リンガラ音楽を生むなど、アフリカの名だたる音楽豊穣国ですね)の主都キンシャサの、ストリート・バンド。練習場所は、騒音から逃れられるキンシャサ動物園だったりする。リーダーをはじめ多くは小児まひにかかり下半身付随となってしまった人たち(発病時に満足な治療を受けられなかったためであろう、それは劣悪な環境を指し示す。障害を持つ人の数は少なくないようで、映画ではそうした人たちによるボール・ゲームの様が紹介されたりも)で、彼らは自転車を改造したろう手漕ぎの車いすに乗っていて、祖末なギターだったり手作りの楽器を手にし、思うままブチかましていた。で、たまたま撮影で同地にやってきたフランス人がその存在を知って、彼らを追いかけることを決意。04年から09年に渡る、メンバーの日々の生活やメンバー間のやり取り、練習の様子、レコーディング、喝采を持って迎えられた欧州ツアーなどが、なんの細工もなく、そこには並べられている。

 なるほど、もう見所満載。見る人によって、いろんなポイントで感動したり、考えたくなったり、身につまされたり、喝采をさけんだりできちゃう映画だろう。なんか、自分のなかにあるページを一杯めくった気分になっちゃったりもしたな。

 アイランド・レコードがレゲエを売り出そうとしてジミー・クリフ(2004年9月5日、2006年8月19日)を主役に据えてジャマイカの状況紹介も絡めて作った72年作「ハーダー・ゼイ・カム」から、ライ・クーダーを案内役にキューバ音楽の豊穣さにスポットを当てて担い手たちの世界進出も促したヴィム・ヴェンダース監督の「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」(2001年2月9日)まで。音楽好きの人なら、これをそうした傑作音楽映画の系譜に並べたくなるかもしれない。だが、ここには名のある企業も映画監督もミュージシャンも関わっていない。あまり持っていない者が自然発生的音楽的所作に突き動かされ、突っ走った末の掛け替えのない“黄金”がここには収められている。だからこそ本当に作為なく、彼らの天然的行為は哲学に昇華し、必然の結果はアートに転化し、本能に支えられた行為は粋にすり替わる。わあ!

 影も光もあるが、細かくは触れない。見れば、判る。だが、素直に収められた、別の大陸に住む人たちの所作やキャラクターが、どうしてこうも魅力的に感じられるのか。ラテンやジェイムズ・ブラウンまでをも飲み込む素朴な手作り音楽が、なぜに爽快きわまりなく、また滋味ににあふれまくるのか。そんな彼らは、その音楽や怒濤のライヴ・パフォーマンスは、勝手にぼくたちの中に入り込み、あちこちをノックし、ぼくたちのなかにあるセンサーを刺激しまくり、思いや想像力を爆発させる。

 音楽のことについて、一つだけ触れておこう。演奏される場面では歌詞の訳が載せられるが、普段歌詞なんかどうでもいいじゃねえかと暴言を吐くぼくはその歌詞にぶっとんだ。台詞やト書きがなくても、彼らの生活や心情を素直に言葉に置き換えたそれらさえあれば、その境遇や考えは鮮やかに伝わってしまう。見事、すぎる。歌詞なんて、身の回りの事、感じた事を作為なしに書けばいいのだ。それで自分の世界が語れないのなら、人をひきつけることができないのなら、本当に無味乾燥な生活を送っているということだ。その歌詞にふれて、啓発を受ける同業者は多数なのではないか。

 雄弁にして、スリリング。世の中にはいろんなところがあり、様々な流儀があり、多様な喜怒哀楽があり、神が書いた気まぐれなストーリーがあり。そして、だからこそ、見る者は人間って捨てたもんじゃないな、人の営みって面白いなと、思わずにはいられないだろう。ああ、DIY の素敵……。頭のなかの常識や澱をさあーと吹き飛ばし、心の洗濯や磨き込みを促すこの映画に、ぼくは頭を垂れる。

佐藤英輔のライブ三昧より引用
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サラーム海上の「エキゾ夢紀行」─ ワールドビート2010来日アーティスト予習編

2010-07-07 | アフリカ(ビリリ/コノノ)
□日時:7月24日(土)18:30開場/19:00開演
□料金:予約¥1,800(予約方法と詳細はココをご参照ください)
    当日¥2,000(予約ともに1ドリンク付き)

■出演 :松山晋也(音楽評論家)
■聞き手:サラーム海上(よろずエキゾ風物ライター)


ワールドカップもあり世界的に注目を集めるアフリカ。 夏のエキゾ夢紀行は音楽評論家の松山晋也さんとともにアフリカ音楽を特集! 今秋に初来日公演とドキュメンタリー映画の上映が決まったコンゴ民主共和国のスタッフ・ベンダ・ビリリを中心に、『ワールドビート2010』で来日が決定している“砂漠のブルース”の仕掛人ジャステイン・アダムズ、ガンビアの一弦フィドル奏者ジュルデー・カマラ、更に“アフリカン・フォーク界の新しい宝石”と言われるブルキナファソのヴィクター・デメらの最新の貴重な映像を報告します!

ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」

2010-07-01 | アフリカ(ビリリ/コノノ)
ピーター・バラカンの「音を見る。アートを聴く。」
第1回「音楽が生まれるとき ― スタッフ・ベンダ・ビリリとともに」

テレビやラジオでブロードキャスターとして活躍中のピーター・バラカン氏を案内役に迎え、美術と音楽の基底にある、人が「アートする」という行為について考えるシリーズの第1回目。
初回は、今年のカンヌ映画祭でドキュメンタリーフィルムが絶賛され、秋には来日を果たす、アフリカ・コンゴのストリートミュージシャン集団「スタッフ・ベンダ・ビリリ」を、彼らの貴重な映像を交えながら紹介します。

日 時  8月8日(日) 14:00~15:30(開場13:30)
案 内 役  ピーター・バラカン
会 場  静岡市美術館 多目的室
対 象  どなたでも100名
参 加 費  無料

参加方法など詳しい情報はコチラまで!