シリウス日記

そうだ、本当のことを言おう。

その25-1・飯山市の皿川氾濫に見る問題点の検討

2020-01-19 17:57:53 | 日記

皿川の上流域からどれほどの水量が流れてきていたのか、それを計算するのが目的なのですが、そのための舞台設定の説明をまずはします。
といいながら、やっている内にフォトアルバムになってしまいました。
まあたまにはこんなページもあってもよかろうと思いますので、これはこれでアップしておきます。

まずは全体の地図
http://archive.md/htNcO
画面左から右に流れて千曲川に注ぎ込んでいるのが皿川。

グーグル地図の場合
http://archive.md/JHbrJ
皿川と千曲川、英岩寺の位置ぐらいを確認願います。

その航空写真
http://archive.md/5321n
see more like this の下あたりに sara river があります。

ズームアップします。
http://archive.md/heA4E

その航空写真
http://archive.md/xtYnL
英岩寺と表示された少し上流まで皿川が満水になるとそこまでダム湖になるのです。
そうして、皿川の上流から流れてくる水量を計算する場所がそのあたりになります。

皿川ダム湖(13日5時43分)
http://archive.md/OpumD

皿川橋から皿川樋門の入り口と樋門操作建物を見る
http://archive.md/EMW0t
欄干の隙間から水位標と水の入り口が見えている。
http://archive.md/r2YkQ

上流をみる。左の建物は県営北町住宅。
http://archive.md/6cSmR
奥の建物の北側ベランダ上階からの皿川決壊現場と皿川の動画が投稿されている。
https://twitter.com/kt_zz1/status/1183169947226165249

しかし、そこからの皿川の眺めはこちらの方が分かりやすい。
http://archive.fo/oSOTT : 普段の皿川の流れ 2019年12月3日 ↑

それで画面右側の道を登って行くと踏切にでる。

踏切手前から皿川をみる。
http://archive.md/VaN7d

踏切から飯山線と決壊現場を見る
http://archive.md/6D5eQ
決壊現場の向う側は公園になっていて、滑り台がみえている。

踏切を越えて「お宮下道」にでる。皿川の氾濫前の情景はこんな感じ。
http://archive.md/TwGXO
川の水は泥水ではない。上流にかかる橋が見えている。(注1)

この辺りで右を見るとこうなる。
http://archive.md/pNo2J
階段を登るとこうなる。
http://archive.md/pbWT1
この神社の写真、2019年10月6日、台風が来る少し前の撮影だ。

お宮下道路と皿川を橋からみる :橋は有尾橋
http://archive.md/f3NOb
川の上に張り出した木によって踏切がみえない。ちなみにこの木は今回水害のあとで切られてしまった。

橋から上流側をみる
http://archive.md/Uionf
樋門からこのあたり、そうしてもっと上流域まで川の両側はこうしたブロック積みコンクリートで固められている。
そしてこの「大きなU字溝のような河川断面形状」が流量計算のポイントになる。

ちなみに上流にもう一つの橋がかかっているが、この橋をわたって参拝者は英岩寺に入る事になる。

もう少しだけ上流の景色
http://archive.md/7Pd3a

ここから山の中に入る、と言う場所の橋から下流をみる。
http://archive.md/7mfH5
奥の景色右側に「長峰」がみえる。したがってここから見える奥の景色が広井川上流域である。

その橋から上流をみる。
http://archive.md/rtxZC

ここから山道。この道の左側を皿川が流れている。
http://archive.md/FSNpv

山道1
http://archive.md/QrTj4

山道2
http://archive.md/LFM8A
道の左側が谷になっていて、そこを皿川が流れている。
写真左側に見えるのは谷の向う側の山。
地図によればこの辺りの真下を北陸新幹線のトンネルが通っているらしい。

そうして、この川があれほどの泥水と泥を吐き出した、とする飯山市の説明をそのまま鵜呑みにする飯山市民というものにも「自分たちが暮らす場所に流れている川を知らなさすぎる」という面で、個人的には少しばかりあきれる思いがするのであります。
https://www.youtube.com/watch?v=mQUmaD5mWEc

注1
残念ながら皿川にはイワナは住んではいない様です。
そのかわりにアブラハヤがお住みの様です。
http://archive.md/3Px6E
しかしこの記事によれば「戸狩の日光川にはイワナがいる」とのことです。

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