ノース・キャロライナ州シャーロットは近年、金融や保険機関が移設して来て経済的に活気がある都市。しかし音楽シーンでは今回あまり興味をそそるものが無かったので、ライブなどには出掛けなかった。その代わりにと言ってはなんだけれど、主にシンバルを見るため、シャーロットから北東に車で1時間40分ほど離れたグリーンズボロという町で楽器屋巡りをした。
今やアメリカ地方都市にある楽器屋の多くがチェーン店傘下になっているが、なかには個人で頑張っている店もある。そんな店からは店の構えや店員の態度、品揃えなどにチェーン店には無い個性が感じられる。実際この日はニューヨークにもあるチェーン店にも行ったのだが、何も印象に残っていない。どんなシンバルを見たかさえ忘れた。
その一方、おそらく今は使われていないだろう線路の踏切近くにある個人店で、最近売り出し中でコスパの高い中国製シンバルを勧められた。まぁまぁの音だったけれど叩いて直ぐの余韻に、ただひん曲がった鉄板を叩いた時の音が混じっていたのでサクッと退店。
また別の、やけに幅広で古風な白塗りの木の扉を開けると、店内にはいい感じにツヤが取れた木の床がある個人店ではナイスガイな店員がいた。その彼に1枚の定価が700ドルもするライドシンバルを、4割強引きのチェーン店価格からさらに100ドル引きでどうぞ、なんて言われた。かなり心が動いたが、このシンバルを手に入れると当然一緒に使う他のシンバルが要る。手持ちのシンバルには、どうもこのお宝シンバルとうまく合いそうなものが無い。かといってこれに合うクラッシュシンバルやハイハットシンバル一式を揃える気にはならない。結局何も買わず冷やかしだけで終わったが、色々見て廻ることができた。


今やアメリカ地方都市にある楽器屋の多くがチェーン店傘下になっているが、なかには個人で頑張っている店もある。そんな店からは店の構えや店員の態度、品揃えなどにチェーン店には無い個性が感じられる。実際この日はニューヨークにもあるチェーン店にも行ったのだが、何も印象に残っていない。どんなシンバルを見たかさえ忘れた。
その一方、おそらく今は使われていないだろう線路の踏切近くにある個人店で、最近売り出し中でコスパの高い中国製シンバルを勧められた。まぁまぁの音だったけれど叩いて直ぐの余韻に、ただひん曲がった鉄板を叩いた時の音が混じっていたのでサクッと退店。
また別の、やけに幅広で古風な白塗りの木の扉を開けると、店内にはいい感じにツヤが取れた木の床がある個人店ではナイスガイな店員がいた。その彼に1枚の定価が700ドルもするライドシンバルを、4割強引きのチェーン店価格からさらに100ドル引きでどうぞ、なんて言われた。かなり心が動いたが、このシンバルを手に入れると当然一緒に使う他のシンバルが要る。手持ちのシンバルには、どうもこのお宝シンバルとうまく合いそうなものが無い。かといってこれに合うクラッシュシンバルやハイハットシンバル一式を揃える気にはならない。結局何も買わず冷やかしだけで終わったが、色々見て廻ることができた。


