copyright (c)ち ふ
絵じゃないかおじさんぐるーぷ
馬の顔のようにも見えました。
せっかく、嵐の中から生還した生命粗末には出来ないと、
身を起しました。
その得体の知れない生きものと、
数10mも離れていません。
コウゾウは、あたりを見回しました。
何か手にするものでもあれば、
戦おうと思ったのです。
ナント、海の中に小舟が、
浮かんでいるではありませんか。
漁船に積んでいた、救命用の小舟です。
コウゾウは、力を振り絞って泳いでゆきました。
小舟には、わずかですが、食糧も隠されてました。
小島を見ると、先程の怪物は見当りません。
つづく
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