おだにゃら記

地元小田原市中心のゆるゆるフィールドワーク備忘録。
歴史、神社関連、あとはいろいろ。

夏の終わりの福浦 醍醐院

2021年10月16日 23時22分00秒 | 
アップが遅くなってしまった。
夏の終わりに福浦を訪ねた。


福浦は真鶴半島の西側のつけ根に位置する集落。真鶴町ではなく湯河原町に属する。


美しい福浦港の様子。
小さいけれど落ち着ける雰囲気。




港の東側はカツラゴ海岸といい、ダイビングショップや有名な食堂がある。



柵を降りた岩場に、かつて竜宮鼻とか竜宮岩などと呼ばれた奇石があった。




なんてカッコいい風景。
関東大震災で崩れなければ現在でも観光の目玉になっていたはず。淋しい。

ここが竜宮城への入口という伝説もあるそうで、
入口が消滅してしまった今はもう竜宮城には行けないのだろうか。



海岸の山側のこの巨大な煙突はいったい何?と不思議に思ってたら
「真鶴道路(真鶴ブルーライン)の換気塔」だそうで。びっくり。
最近の車は昔ほど排気ガスが出ないので、もうこんな大きいものは必要なくてあまり稼働してないとか。



港から歩いてすぐのところに曹洞宗の寺、醍醐院。
石垣で囲まれて荘厳な雰囲気。福浦には平地はほとんどないので、境内は階段を上がった高台にある。


綺麗に手入れされた気持ちのいい庭。







よく寺社めぐりされる方ならご存知かもしれない、このハートややかんなどの変わったモチーフの石灯籠。
ずっと謎だったのだけど、善導寺型灯籠といって茶人に好まれた形で茶道具が掘られているのだと最近知った。

(いずみストーンワールド善導寺より)

そういえばハートは猪目だって昔テレビで見たのを思い出した。


写真撮れなかったので湯河原町HPから拝借。
町文化財に指定されてる宝篋印塔。大きい。


裏手の墓地へ、そして海に続く細道。




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