ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】HELLO WORLD…設定は詰めているようで結局ありきたりな商業第一映画(と書いたけどフォロー有)

2022-04-24 11:23:46 | 映画
本日は2022年4月24日(日曜日)
ブログ投稿内容は映画鑑賞記録となります


2022年5月2日 22:59追記:この日2022年4月24日までに「Disney+」「ウエスト・サイド・ストーリー」観ました)



「HELLO WORLD」📕
監督 :伊藤智彦
出演(声):北村匠海、松坂桃李、浜辺美波
制作年:2019年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品



2022年4月17日(日曜日)の11:00頃〜13:00過ぎ頃までにかけて「prime video」で鑑賞しました。



概要
2027年の京都。企業と大学、京都市が共同で“クロニクル京都”という事業を進めていた。“クロニクル京都”は京都の街の地理情報と歴史情報を詳細に渡って正確に記録するというもので、それを可能にする無限に近い記憶領域を持つ量子記憶装置“アルタラ”の開発と同時に進められていた。
高校生になったばかりの堅書直実(声:北村匠海)は、自分の意見を強く出せない人見知りの正確で、学校に馴染めず、本を読むのが好きな少年だった。ある日京都市上空に現れたオーロラのような気象の中から出てきた八咫烏に持っていた本を奪われた直美は、それを追いかけるうち伏見稲荷にたどり着く。そこでは光と共にフードの男が現われ、男は自分が10年後の直実=カタガキナオミ(声:松坂桃李)で、直美のいる世界は“アルタラ”に記録された仮想世界で、ナオミはその外側の現実世界からやってきた、目的は直美に彼女を作ることだと告げる。



感想
「prime video」の公開が終わるということ…
「京都が舞台」⛩ということ…
この2点からチョイスして鑑賞を決めた1本です。
慌てて観ずとも「prime video」の公開終了後は「Netflix」で公開されるとを知っていたんだけどね😅
(記事書いている現在既に「Netflix」で公開中)

声優に北村匠海松坂桃李浜辺美波(ついでに福原遥といった人気俳優を起用、
主題歌や挿入歌にOfficial髭男dismその他…という布陣。
アニメ自体は、今となっては珍しくもなく、逆に安っぽい、多分比較的楽に作れるのではないかと想像する…3DCGを2次元に落とし込んだ「Peeping Life形式」(私が勝手にカテゴリー化)
と、まぁ印象は
「マーケティング第一」
「作ることに、やや心のこもっていないアニメ」
ですかね。


(以下はネタバレしています…毎度のことですが)

設定や展開は…私の得意分野だったんでしょうね…
概ね理解できたと同時に、ほぼ予測した通りにしか展開していかないもの。
私が一緒に観ていた妻相手に…
「あー彼女が死んじゃうから助けに来た話なんだろうね(これは死んでなくて植物状態だったけど)
「オチは多分、10年後の世界…松坂桃李の方の世界…も量子コンピューターの中の世界だったりするんじゃない
「雷⚡️に撃たれて植物状態になってるのは、彼女の方じゃなくてナオミの方だよ多分」
とか言いながら観ていたら、ほとんど正解でした💦

「インセプション」とかみたいな“入れ子”構造の世界観で
「マトリックス」とかみたいな“コンピューター内で再現された”設定のお話。
この双方で観たことあるようなシーンも多いです。
割と有名な映画との既視感満載って…良いんかな…とか愚痴りながら観ましたが、こういうのものが一般化されてきた結果の一本ということなのでしょう。
既視感で言えば…
絵的にもエセ細田守であり、エセ新海誠であり…
「電脳コイル」風味とかもあったりして…
パクりではないのでしょうが何にせよオリジナリティに薄いアニメです。

本編は「Peeping Life」方式、逆にラストの(おそらく)現実であろう月面世界は2D手書きアニメだったので、このあたりに薄いとはいえ多少の思いやポリシーが感じられなくもなかったかな。


ここまでしたり顔で
「概ね理解できた」
とか言っている私ですが、量子力学についてはよく理解しておらず

アルタラが再現した京都の中にはアルタラが有って、そのアルタラも京都をシミュレーションして、その中にアルタラがあるんよね。
いかに何兆倍でも記録できる量子コンピューターとかいっても限界あるんじゃない…ある日突然停止するとか

と脳が追いついておりません💦💦💦

中の世界で京都から出る場合の扱いってどうなんとりあえず京都市民分だけは再現されていて情報が拡大していくの

とかね。


個人的には大きな鑑賞目的だった京都の風景ですが、そこまで色々は出てこず。
メインは京都駅の大階段ということでやや物足りませんでした。
多少は行ったことある風景が出てきはしましたけどね。


(↑ポスターはココでしょうか、私も2020年11月に行きました)



(京都の大階段の写真は2016年3月の撮影)


今になって思えば、私が「京都」をキーワードにこの映画をチョイスしたことが物語るように…京都が舞台ってのも有効なマーケティングのひとつなのでしょうね。


いろいろ書きましたが…
トータルで言えば
そこそこに作られたそこそこの映画です。
たった一行のフォローになりますが、
そこそこに作ることは本来大変で無碍に批判されるようなことではないのです。


ということで点数は3点強(5点満点中)ぐらいです。



では、このあたりで



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