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【映画】攻殻機動隊 新劇場版…(攻殻でなく私が)90年代サブカル問題にまで切り込んだ

2022-04-23 22:20:28 | 映画・DVD
本日2022年4月23日(土曜日)は自宅で仕事をしようと思ったのですが、どうしてもやる気が出ずに断念💦
朝から美容院に行っていた嫁さんが10:30過ぎに帰ってきてから少しして、一緒に出かけようということになり、まずは小倉方面に
12:00頃、小倉北区黄金町にある「イタリアンバール ラ・ベルテ」というお店でコース料理にて昼食(某割引サービスの上1,000円/一人(税込))
その後はいつもの添田市「道の駅 歓遊舎ひこさん」👺までドライブがてら行って
小倉南区の家具屋「ホームシック」、家電量販店「ベスト電器」、夕食の買い物等巡回し帰宅。
「ULTRAMAN」セカンドシーズンを「Netflix」で観終え、
同じく「Netflix」で日本リメイク版の「50回目のファーストキス」を観た(この記事書いている時点で鑑賞途中、「Netflix」の調子が悪くなったので中断中)
…そういう1日でした。



以下は映画鑑賞記録です



「攻殻機動隊 新劇場版」👶
総監督:黄瀬和哉
監督 :野村和也
出演(声):坂本真綾、松田健一郎、新垣樽助
制作年:2015年
制作国:日本🇯🇵
アニメーション作品


(↑このティザー版と思しきポスターの素子は「ARISE」っぽくない)


2022年4月16日(土曜日)のAM3:50頃までにかけ何度かに分けて「Netflix」で鑑賞しました。



概要
草薙素子らが公安9課に属する前を描いた劇場版(だったりいろいろする…)「攻殻機動隊 ARISE」の(多分)続編(「攻殻機動隊」界隈も複雑怪奇になってますね)
西暦2029年3月、ニューポートシティにある東亜連合大使館が、国防省の防衛庁への格下げを不服とした国防軍の11人の将校に占拠される武装立て籠もり事件が発生し、草薙素子(声:坂本真綾)率いる独立攻性部隊が総理大臣補佐官であり総理の息子である藤本修(声:NAOTO)から直接出動命令を取り付け鎮圧のため出撃、現場には荒巻大輔(声:塾一久)率いる公安9課も来ていた。



感想
「攻殻機動隊 ARISE」の続編で、そういうえばこういうのがあると耳にはしていたんだけど、なんとなく見逃していた作品。
例によって「攻殻機動隊」風味のやや難しい脚本なので、とりあえず雰囲気を楽しんだだけで、細かな部分まで理解しておりません💦💦
(まぁ機会があればまた観ることもありましょう)

「攻殻機動隊ARISE」系は、アニメーションとしても「攻殻機動隊」としても良くできているシリーズで

押井守版よりもIQが高く
押井守版よりも具象寄り
神山健治版よりもメカニックや設定がブラッシュアップされており
アニメの中では(素子のエロさを除き)原作の雰囲気に一番近く

と、とても良くできている及第点の「攻殻機動隊」
なのですが…

なんとなく印象に残らないというか…

押井守版にあった芸術性への憧れ感が薄れ
神山健治版よりもエンタメ性に欠ける

何か不足している感のあるものなんよね。
これは単に「攻殻機動隊」というコンテンツが飽和状態で飽きられているだけなのかも知れませんが…
「声優が違う」とか以前の何かが不足しているんよね…コレだけ観たら面白いとは思うんだけど。

面白かったし好きだけど新鮮さがない「攻殻」です。
(安っぽいCGに馴染めない故未鑑賞の「攻殻機動隊 SAC_2045」よりは、随分良いのかも知れない…あっちは観ていないから観ずに言うのもアレですが…)


お話は…
なんか企業と政府に絡んだ陰謀論
電脳使ってハッカーやらかす敵が出てくる…攻殻といえばという展開の例のヤツ
敵の相関がよくわかりませんがお話はちゃんと解決します

テーマは…
「新型の義体と従来型の義体で電脳の規格に違いが出てしまい新しい義体に換装できない問題=デッドエンド
これに対しての解決策を持った義体が、草薙素子とクルツというお話。
よくわかんなかったけど、クルツってクリスだったって話なんかな
で、やっぱり体を捨ててデータだけの別の世界に行くと言う(いつもの)オチ。

現実世界の私が考えると…
生身から義体に換装できたのなら、義体から義体なんてなんとでもなりそう…と思うのだけど、この世界観では違うようです。

「ARISE」では素子は胎児の時から義体なのね。
「S.A.C.」では、幼少期に体を全部義体にする手術受けたってなってたと記憶しているので、「S.A.C.」の前日譚では無いことが確定なんかな。

あとは…
声優で一人下手な奴がいると思っていたら三代目J Soul Brothersだった…と、
コーネリアスの主題歌は良かった…ぐらいが感想かな。

なんやかんやで表現されなかった本当の()クールジャパンな東京オリンピックの片鱗はこの映画あたりにあるのかもしれません

サブカル風味強めのコーネリアスと、
ファン層とか対局にありそうな三代目J Soul Brothersの組み合わせの相性ってどうなんよとも思いましたかね。



脱線
前の話の続きなので「蛇足」ではなくて「脱線」
昨年の東京オリンピック前に発覚したコーネリアスの過去のイジメ記事の内容は、実に品がなく個人的には許容したくないものなのですが…(内容は犯罪だしな)

内容の是非はここで議論しないとして…

あの記事内容って、
現代のコンプライアンス的なもの、現代の社会規範みたいなものには合わずとも、
記事が書かれた当時の風潮ってあんな感じだったんよね…
そもそも…「クイック・ジャパン」とか「ROCK IN JAPAN」とかは、多かれ少なかれ、サブカルとかちょいマニアな音楽とかを好み、テレビからしか情報得ないような他の連中を馬鹿にしたい「自分はちょいかしこ」と思っている読者が読むもので、そもそもそういう土壌に生まれた文化なんよね(暴言であることは自覚)…今となってはちょっとした宗教だったのかもですね。

時代は流れ
A層:最上位がオシャレでIQ高い「フリッパーズ・ギター」🎸を好きな層
B層:次点で「渋谷系音楽全般」を好きな層…ウゴウゴルーガとかも好き
C層:途中の有象無象
D層:クソで音楽も芸術もわからない連中として「X Japan」「安室奈美恵」「浜崎あゆみ」を好きな層(注意:私がクソと思っているわけではない)
って考えてた「A〜B層」「クイック・ジャパン」読者の者たち。

D層に近い筋や、
何か人を小馬鹿にしてウザいA〜B層…へ反発心のある若い世代(優しいゆとり世代や、Z世代)
からの反発・ストレスが、一気にコーネリアス(ついでにピエール瀧)あたりに向かったとかも一因にある事件だったんじゃないでしょうかね。
(本当に攻撃すべきは、部下・後輩にプリッツをポッキーにする宴会芸させていた電○社員とかなのにな。)

…意味わからん事をしたり顔で書いているだけの戯言なので、反論はご容赦ください
(書いていて恥ずかしくなりましたが、読み返して少しは面白いかもと思って勿体なくもなり文章残しました。)

…あと私自身がどの層だったかも自覚あるのでツッコミはご容赦を



感想(の続き)
「攻殻機動隊 新劇場版」に話を戻しますが…
前述で「例によって攻殻機動隊」と書きましたが、ここはもしかして“あえて”テンプレートに乗せたのかも知れないですね。
そして押井守版をブラッシュアップするような位置付けだから「新劇場版」なのかも知れません


点数は4点強(5点満点中)です。



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では、このあたりで



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