本日は、2021年9月11日（土曜日）
です。
朝から所用を済ませた後、職場へ…
職場では昼までに役員に見せるための資料を完成させようと思っていたのですが、上手くいかず結局持ち帰りました
この後、自宅で働く予定です
午後からは、HDDに溜まっていた「NIGHT HEAD 2041」等を数本観た後、これもHDDに残っていた「ミッション：8ミニッツ」を観終えたぐらいで現在に至ります。
以下は映画鑑賞記録です
「バットマン ビギンズ」🦇
監督 ：クリストファー・ノーラン
出演 ：クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン
制作年：2005年
制作国：アメリカ合衆国🇺🇸
原題 ：Batman Begins
過去に購入していた「ダークナイト トリロジー ブルーレイBOX」を久しぶりに…
2021年8月13日（金曜日・社休日）
の午後から夜にかけて鑑賞しました（Blu-ray）。
…久しぶりにと書いていますが「バットマン ビギンズ」を再生したのはもしかして初かも
しれません😅
概要
DCコミック「バットマン」をクリストファー・ノーラン監督で映画化した「ダークナイト・トリロジー」の1作目。
アジア某国の収容所に収監されていたブルース・ウェイン（クリスチャン・ベール）の元にヘンリー・デュカード（リーアム・ニーソン）という男が現れ、悪と戦う術を身に付けたいなら雪山の山頂にいるラーズ・アル・グールの館に来るよう誘われ、そこで戦闘の修行をすることになる。
時代は遡って幼少期のブルース（ガス・ルイス）の記憶に…ゴッサム・シティの医師かつ大資産家のトーマス・ウェイン（ライナス・ローチ）の息子として生まれたブルースは、庭の古井戸に落ちて蝙蝠の群れに襲われて以来、蝙蝠がトラウマになっていた。両親と行ったオペラで蝙蝠姿の役者に恐怖を抱いたブルースは、父に劇場を出たいと伝え劇場を出るが、路地で強盗に襲われ両親が射殺されてしまい、以降執事のアルフレッド・ペニーワース（マイケル・ケイン）に育てられる。
14年後、両親を射殺した犯人ジョー・チル（リチャード・ブレイク）がマフィアのボス、カーマイン・ファルコーニ（トム・ウィルキンソン）の犯罪を証言することで仮釈放されるという情報を知ったブルースは、復讐するため銃をかくしもち証言後のチルを待ち構えるが、ブルースが手を出す前にチルはファルコーニの手下に射殺されてしまう。幼馴染のレイチェル・ドーズ（ケイティ・ホームズ）からチルへの復讐心を咎められ、悪の元凶はファルコーニと説かれたブルースはファルコーニと対峙するが、警察や司法、財界と深く癒着するフィルコーニの前に自分の無力さを知り、世界を巡りながら犯罪者と共に行動、その後収監された収容所でデュカードと出会ったのである。
修行の最後に、貧困から殺人犯となった男を処刑するように命じられたブルースはこれを拒否し、またラーズ・アル・グール（渡辺謙）らの目的のひとつが腐敗したゴッサム・シティの破壊と知ったブルースはラーズとの戦いになるが、館に火を放ちラーズは瓦礫の下敷きになり死亡、デュカードだけをなんとか助け出し館を後に、7年ぶりにゴッサムに戻る。
感想
この映画はブログ投稿2回目です。
（前回の投稿はこちら）
以前の投稿は2006年の2月なので15年前💦時間が経つのは早いです💦💦
その記事には…実に大したこと書いてないし、さらっと1回観ただけの私が書いた浅はかな感想ばかりなので、読んでもらいたくない😅のですが、当時としては高得点の４点を配点、すごく満足
しているような文面でした。
で、今回の感想。
今観てもアメコミヒーロー映画としては抜きん出た作品です
まずは美術が素晴らしい。
中国（？）の収容所から、ラーズ・アル・グールの館付近（どこでロケしたのでしょうか）、ゴッサムの各所に至るまで、一切手抜きがなく「美しく、しかし退廃した風景」を描いている凄い映画
あのモノレールは流石にCGなんじゃないかと思うのだけど、CGを極力使いたくないノーランなので、どこまでが本物なのか…どれだけ手間暇がかかっているのかを考えると怖くなります😅
この美術面は、最新の「DCエクステンデッド・ユニバース」や「マーベル・シネマティック・ユニバース」でもここに至れていないものはまだまだあるのではないでしょうか。
センスも予算も十二分に注ぎ込まれた映画という感じです
次に出演者、これがまた豪華かつ素晴らしいです。
ただの豪華キャストではなくて、それぞれがキャラクターの性格・設定にマッチしており、各々が個性的です
クリスチャン・ベールは、過去最高に精悍なバットマンと、悩めるブルース・ウェイン、世を偲ぶための低モラル金持ちを見事に演じきれています
リーアム・ニーソンは、シンドラーに並ぶくらいのIQ高めのキャラに思えます。この方の出演作はどこか力技のアホキャラが多い気がするのですが、この映画では違います。
賢くて、精悍で、恐怖なキャラが見事です
…リーアム・ニーソンの悪役って珍しいですが上手いです
ケイティ・ホームズも…この人の他の映画ってほとんど観ませんが、正義の女検事役をうまく演じていることと、何故か女性の出演率が低いこの映画で、女性枠を一手に背負っているのだから大変だったかと思います
マイケル・ケインは、いつものマイケル・ケインと言えばそうなんですが😅、コメディでは無くなったバットマン映画の、ユーモア部分を上手く処理していますし、ただの使用人ではない信頼のできる執事感が良い感じです
モーガン・フリーマンも、いつものモーガン・フリーマンと言えばそうなんですが、役どころにピッタリ合っています…あんまり擦られていないキャラなので、モーガン・フリーマンに当て書きなのかも知れません
ゲイリー・オールドマンは、正義感を封じ込めた物悲しい…でチョイヘタレな役を見事に
なかなかこういうゲイリー・オールドマンも珍しいのかも知れません。
キリアン・マーフィーは、顔を見ているだけで（スケアクロウの面を被るより）狂気を感じさせられる演技…ただそういう顔なのかも知れませんが😅…次回作のジョーカーにも引けを取らないキャラなのではないでしょうか
あとは、渡辺謙、ルトガー・ハウアー…等々
このあたりも勿体無く無い使われ方をしています
この当時のアメコミ映画で、こんなメンツが揃っているのも珍しい気がします。
本腰の入った映画という感じです
あとは設定。
バットマン映画としては、やっとバットマンの苦悩を描く気になったようです。
キャラクターの成り立ちを深掘りし、そういう人なのだと初めて知らしめてくれたのがこの映画です
また装備の数々…
あれは、普通の軍事技術だけど、費用対効果から却下されたものを使っているんすね
あお滑空できる羽にも劇中で説明があります
前述の美術のところでは、ここで書くことと重複すると思って書きませんでしたが、この装備の数々が実にカッコいい
スーツも見た目が単なるラバースーツじゃ無いし、ゴチャゴチャもしすぎず丁度良いし
あの手裏剣みたいなやつも一つ欲しくなる格好良さ
言わずもがな“タンブラー”と呼ばれていたバットモービルも歴代最強の格好良さ。
市販していたら、いつか買う車の候補にしたいようなデザインです。
（買うかどうか悩んだレゴが💦今高くなってるんですよね💦手に入るかな）
肝心のお話も…
時間軸を前後させているのにわかりやすく
説明が多いのにテンポを崩さず
キャラが多いのにそれぞれを生かしきって
よく練られた秀逸なものです。
今となってはノーラン作品が“ちゃんと”面白いことなど言わずもがなですけどね
ということでベタ褒め映画となりました
点数は前回からかなり上方修正、かつ反則の６点（５点満点中）
なぜ今までナカナカ再鑑賞しなかったのか、そのことが勿体ないとさえ思う映画ですね。
（当ブログ内の関連記事）
2021年08月10日 【映画】バットマン…思っていたほどティムティムしていない映画
2021年08月12日 【映画】バットマン リターンズ…随分とティム・バートン味が濃くなったバットマン
2021年08月13日 【映画】バットマン フォーエヴァー…彩度が上がったけど品格が下がった感じの3作目
2018年08月01日 【映画】キャットウーマン（ハル・ベリーの！キャットウーマン）
2006年02月12日 バットマン ビギンズ…レンタルで
2009年02月10日 【映画】ダークナイト…高評価↑ 残念な点はマ○ー・ギレンホールの顔ぐらいですね
2012年09月09日 【映画】ダークナイト ライジング…ラストは『ありがとうバットマン』みたいな感じ
2018年09月18日 【映画】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生（映画鑑賞記録棚卸33）…息子のポケモンGOではスターミーの名前が何故か「ジャスティス」
2018年09月19日 【映画】スーサイド・スクワッド（映画鑑賞記録棚卸34）…ハーレイ・クインは良い
2019年08月13日 【映画】ジャスティス・リーグ（映画鑑賞記録棚卸105）…思い入れがないのではなく、思い入れを持たれる様には作らなかった映画ですよね
2020年06月27日 【映画】ジョーカー…思っていたほど鬱映画では無い（良作）
2020年08月09日 【映画】ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY…男性向きに盛っていないだけなのか、ピークを過ぎたのかは審議
では、このあたりで
★当ブログ内映画ＤＶＤレビューの検索はこちらで★
です。朝から所用を済ませた後、職場へ…
職場では昼までに役員に見せるための資料を完成させようと思っていたのですが、上手くいかず結局持ち帰りました
この後、自宅で働く予定です
午後からは、HDDに溜まっていた「NIGHT HEAD 2041」等を数本観た後、これもHDDに残っていた「ミッション：8ミニッツ」を観終えたぐらいで現在に至ります。
以下は映画鑑賞記録です
「バットマン ビギンズ」🦇
監督 ：クリストファー・ノーラン
出演 ：クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、リーアム・ニーソン
制作年：2005年
制作国：アメリカ合衆国🇺🇸
原題 ：Batman Begins
過去に購入していた「ダークナイト トリロジー ブルーレイBOX」を久しぶりに…
2021年8月13日（金曜日・社休日）
の午後から夜にかけて鑑賞しました（Blu-ray）。…久しぶりにと書いていますが「バットマン ビギンズ」を再生したのはもしかして初かも
しれません😅概要
DCコミック「バットマン」をクリストファー・ノーラン監督で映画化した「ダークナイト・トリロジー」の1作目。
アジア某国の収容所に収監されていたブルース・ウェイン（クリスチャン・ベール）の元にヘンリー・デュカード（リーアム・ニーソン）という男が現れ、悪と戦う術を身に付けたいなら雪山の山頂にいるラーズ・アル・グールの館に来るよう誘われ、そこで戦闘の修行をすることになる。
時代は遡って幼少期のブルース（ガス・ルイス）の記憶に…ゴッサム・シティの医師かつ大資産家のトーマス・ウェイン（ライナス・ローチ）の息子として生まれたブルースは、庭の古井戸に落ちて蝙蝠の群れに襲われて以来、蝙蝠がトラウマになっていた。両親と行ったオペラで蝙蝠姿の役者に恐怖を抱いたブルースは、父に劇場を出たいと伝え劇場を出るが、路地で強盗に襲われ両親が射殺されてしまい、以降執事のアルフレッド・ペニーワース（マイケル・ケイン）に育てられる。
14年後、両親を射殺した犯人ジョー・チル（リチャード・ブレイク）がマフィアのボス、カーマイン・ファルコーニ（トム・ウィルキンソン）の犯罪を証言することで仮釈放されるという情報を知ったブルースは、復讐するため銃をかくしもち証言後のチルを待ち構えるが、ブルースが手を出す前にチルはファルコーニの手下に射殺されてしまう。幼馴染のレイチェル・ドーズ（ケイティ・ホームズ）からチルへの復讐心を咎められ、悪の元凶はファルコーニと説かれたブルースはファルコーニと対峙するが、警察や司法、財界と深く癒着するフィルコーニの前に自分の無力さを知り、世界を巡りながら犯罪者と共に行動、その後収監された収容所でデュカードと出会ったのである。
修行の最後に、貧困から殺人犯となった男を処刑するように命じられたブルースはこれを拒否し、またラーズ・アル・グール（渡辺謙）らの目的のひとつが腐敗したゴッサム・シティの破壊と知ったブルースはラーズとの戦いになるが、館に火を放ちラーズは瓦礫の下敷きになり死亡、デュカードだけをなんとか助け出し館を後に、7年ぶりにゴッサムに戻る。
感想
この映画はブログ投稿2回目です。
（前回の投稿はこちら）
以前の投稿は2006年の2月なので15年前💦時間が経つのは早いです💦💦
その記事には…実に大したこと書いてないし、さらっと1回観ただけの私が書いた浅はかな感想ばかりなので、読んでもらいたくない😅のですが、当時としては高得点の４点を配点、すごく満足
しているような文面でした。で、今回の感想。
今観てもアメコミヒーロー映画としては抜きん出た作品です
まずは美術が素晴らしい。
中国（？）の収容所から、ラーズ・アル・グールの館付近（どこでロケしたのでしょうか
）、ゴッサムの各所に至るまで、一切手抜きがなく「美しく、しかし退廃した風景」を描いている凄い映画あのモノレールは流石にCGなんじゃないか
と思うのだけど、CGを極力使いたくないノーランなので、どこまでが本物なのか…どれだけ手間暇がかかっているのかを考えると怖くなります😅この美術面は、最新の「DCエクステンデッド・ユニバース」や「マーベル・シネマティック・ユニバース」でもここに至れていないものはまだまだあるのではないでしょうか。
センスも予算も十二分に注ぎ込まれた映画という感じです
次に出演者、これがまた豪華かつ素晴らしいです。
ただの豪華キャストではなくて、それぞれがキャラクターの性格・設定にマッチしており、各々が個性的です
クリスチャン・ベールは、過去最高に精悍なバットマンと、悩めるブルース・ウェイン、世を偲ぶための低モラル金持ちを見事に演じきれています
リーアム・ニーソンは、シンドラーに並ぶくらいのIQ高めのキャラに思えます。この方の出演作はどこか力技のアホキャラが多い気がするのですが、この映画では違います。
賢くて、精悍で、恐怖なキャラが見事です
…リーアム・ニーソンの悪役って珍しいですが上手いです
ケイティ・ホームズも…この人の他の映画ってほとんど観ませんが、正義の女検事役をうまく演じていることと、何故か女性の出演率が低いこの映画で、女性枠を一手に背負っているのだから大変だったかと思います
マイケル・ケインは、いつものマイケル・ケインと言えばそうなんですが😅、コメディでは無くなったバットマン映画の、ユーモア部分を上手く処理していますし、ただの使用人ではない信頼のできる執事感が良い感じです
モーガン・フリーマンも、いつものモーガン・フリーマンと言えばそうなんですが、役どころにピッタリ合っています
…あんまり擦られていないキャラなので、モーガン・フリーマンに当て書きなのかも知れませんゲイリー・オールドマンは、正義感を封じ込めた物悲しい…でチョイヘタレな役を見事に
なかなかこういうゲイリー・オールドマンも珍しいのかも知れません。
キリアン・マーフィーは、顔を見ているだけで（スケアクロウの面を被るより）狂気を感じさせられる演技…ただそういう顔なのかも知れませんが😅…次回作のジョーカーにも引けを取らないキャラなのではないでしょうか
あとは、渡辺謙、ルトガー・ハウアー…等々
このあたりも勿体無く無い使われ方をしています
この当時のアメコミ映画で、こんなメンツが揃っているのも珍しい気がします。
本腰の入った映画という感じです
あとは設定。
バットマン映画としては、やっとバットマンの苦悩を描く気になったようです。
キャラクターの成り立ちを深掘りし、そういう人なのだと初めて知らしめてくれたのがこの映画です
また装備の数々…
あれは、普通の軍事技術だけど、費用対効果から却下されたものを使っているんすね
あお滑空できる羽にも劇中で説明があります
前述の美術のところでは、ここで書くことと重複すると思って書きませんでしたが、この装備の数々が実にカッコいい
スーツも見た目が単なるラバースーツじゃ無いし、ゴチャゴチャもしすぎず丁度良いし
あの手裏剣みたいなやつも一つ欲しくなる格好良さ
言わずもがな“タンブラー”と呼ばれていたバットモービルも歴代最強の格好良さ。
市販していたら、いつか買う車の候補にしたいようなデザインです。
（買うかどうか悩んだレゴが💦今高くなってるんですよね💦手に入るかな
）肝心のお話も…
時間軸を前後させているのにわかりやすく
説明が多いのにテンポを崩さず
キャラが多いのにそれぞれを生かしきって
よく練られた秀逸なものです。
今となってはノーラン作品が“ちゃんと”面白いことなど言わずもがなですけどね
ということでベタ褒め映画となりました
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2018年09月18日 【映画】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生（映画鑑賞記録棚卸33）…息子のポケモンGOではスターミーの名前が何故か「ジャスティス」
2018年09月19日 【映画】スーサイド・スクワッド（映画鑑賞記録棚卸34）…ハーレイ・クインは良い
2019年08月13日 【映画】ジャスティス・リーグ（映画鑑賞記録棚卸105）…思い入れがないのではなく、思い入れを持たれる様には作らなかった映画ですよね
2020年06月27日 【映画】ジョーカー…思っていたほど鬱映画では無い（良作）
2020年08月09日 【映画】ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY…男性向きに盛っていないだけなのか、ピークを過ぎたのかは審議
では、このあたりで
