ピロEK脱オタ宣言!…ただし長期計画

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【映画】ジョーカー…思っていたほど鬱映画では無い(良作)

2020-06-27 11:32:59 | 映画・DVD
本日、2020年6月27日(土曜日)も自宅でダラダラしているだけの私。
先ほど、昨年末放送されたものを録画していた「ワイルド・スピードX2」を観終えました。
(で、ブログ記事アップした後、これまた録画していた「グランド・イリュージョン」を鑑賞)

で、以下は映画鑑賞記録です



「ジョーカー」🤡
監督 :トッド・フィリップス
出演 :ホアキン・フェニックス、ロバート・デ・ニーロ、ザジー・ビーツ
制作年:2019年
制作国:アメリカ合衆国🇺🇸
原題 :Joker



TSUTAYA DISCASから「海獣の子供」と一緒に届いた1本。
2020年4月12日(日曜日)の午後に鑑賞しました(ブルーレイ)。



概要
DCコミックス「バットマン」のヴィラン、ジョーカーの誕生譚(じゃ無いかも知れない)
1981年、財政難から治安の悪化したゴッサムシティで暮らすアーサー・フレック(ホアキン・フェニックス)は、発作的に笑い出してしまう精神疾患と、年老いた母の介護を抱えながら、ピエロの姿で大道芸を行う仕事に就いていた。アーサーの夢は一流のコメディアンになって人々を笑顔にすることで、尊敬する大物司会者マレー・フランクリン(ロバート・デ・ニーロ)が司会のトークショーで脚光を浴びる自分の姿を夢想していた。しかし仕事を含めた彼の生活はうまくいかず、同僚のランドル(グレン・フレシュラー)から護身用にと渡された拳銃を小児病棟の慰問中に落とし、ソレが原因で仕事をクビに。失意の中、地下鉄に乗っていたとき、酔っ払い3人が嫌がる女性をナンパする場面に出くわしたアーサーは、そのタイミングで笑いの発作が起きてしまい、3人組に絡まれ暴行されるが、反射的に持っていた拳銃で1人を射殺、逃げる2人も続いて撃ち殺してしまう。



感想
面白かった

観る人によってはダメージを受けてしまう注意の必要な映画…とか、噂を聞いていたのだけど、私自身は、ダメージを受ける一定層では無かった様子。
で、ダメージも受けなかったし、特に後味が悪かったこともありません


…以降の文章を読む前に
観ていない人にはネタバレになるので、ご留意ください。
ネタバレたからといって、それで映画の魅力が減るわけでもないと思っているし、本当のネタバレは、この映画を最後まで観ても描かれていないんだけどね😅

この映画は…

素直に、ヒーローもの(バットマン🦇)のスピンオフ映画と受け取る場合。
…主人公が、この後ジョーカーになる話ということね。

主人公アーサーが、統合失調症の症状も手伝い、コミックのバットマンに出て来るジョーカーに自分を置き換えているだけの話。
この場合、舞台がゴッサムシティでさえ無いのかも知れない

…の二つの見方ができるように作られていて、後者の場合(細かな点それぞれに解釈は介在するも)、映画のどこからどこまでが正解なのかわからなくなる作り。
ちゃんと種明かししない「シャッター アイランド」といった趣。
「シャッター アイランド」も、ちゃんと種明かしされていなかったかも)

私は、この後者派。
でも、そう言い切っちゃうと面白くないので、良い塩梅で終わらしていると解釈

アーサーが狂っている具体的な描写は、
アパートの女性が、そこまで恋人みたいだったのに、最後の方では他人行儀な怖がった態度で、「部屋を間違っていますよ」と言う1点のみ…あの親子は大丈夫なんだろうか
(後半の怖がった態度も妄想とか言われてしまえばこれも曖昧

バットマンの親のトーマス・ウェインが、やや人の心がない描き方されていたのは、アーサーの脳内都合なのか、そういう人物なのか
アーサーのお母さんと本当に何もなかったのか
とか、とにかく伏せ字が多く、何も言及できなく作られています💦
意図的に議論させるタイプの映画なんでしょうね。

ラストの精神病院(あの場面で、アーカム病院とは言っていなかったと思う)での出来事さえも、アーサーの頭のだけの可能性もある訳です

ちなみに、この映画を20代後半彼女なし独身の我が息子は、
「かわいそうな人の話だった」
と評していました。
…そんな程度で良いのかもね😅


映画の他の部分は…

80年代風ニューヨークの描写が、街並みも含め実にらしい
80年代のニューヨークって、とてもデンジャラスと伝え聞いていたんだよね。まさにそういう雰囲気。

あと、評判通り演技がすごい。
ホアキン・フェニックスも役作りが凄くて、今まで観ていた「ただの嫌な顔の男」😅ホアキンから、何枚も剥けた感じ
(※とか言いながら、私はそんなにホアキンの映画は観ていない😅)
すごく細くなっていたしね…デ・ニーロの前では、誰もがデ・ニーロアプローチしたがるのでしょうか

ロバート・デ・ニーロも凄くて…
いつものデ・ニーロ表情の演技ではあるんだけど😅、この映画のテイスト通りの演技ができていて…ジョーカーがマレー・フランクリンを撃ち殺すシーンは、映画史に残るシーンなんじゃないかと思えるもの

等々、総じて評価は高いです
アメコミ映画って範疇では無いですね(アメコミ映画じゃ無いとチョイスしていないかも知れませんが)


ということで点数は5点強(5点満点中)


あと思ったけど上に織込めなかったけど思った点…
この映画に登場する「アーカム州立病院」
「ダークナイト」の「アーカム精神病院」と同じ外観に思えたのだけど、意図的に同じデザインなのか、原作コミックであのデザインなのか、知ってる人が読んでいたら教えてください
(2021年8月15日追記:病院の見た目全然違いました…かつあちらは「ゴッサム総合病院」でした)


…全然、面白いことを書かない、ただの褒めた記事になったことは反省しています😅



(当ブログ内の関連記事)
2006年02月12日 バットマン ビギンズ…レンタルで
2009年02月10日 【映画】ダークナイト…高評価↑ 残念な点はマ○ー・ギレンホールの顔ぐらいですね
2012年09月09日 【映画】ダークナイト ライジング…ラストは『ありがとうバットマン』みたいな感じ
2018年09月18日 【映画】バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生(映画鑑賞記録棚卸33)…息子のポケモンGOではスターミーの名前が何故か「ジャスティス」
2018年09月19日 【映画】スーサイド・スクワッド(映画鑑賞記録棚卸34)…ハーレイ・クインは良い
2019年08月13日 【映画】ジャスティス・リーグ(映画鑑賞記録棚卸105)…思い入れがないのではなく、思い入れを持たれる様には作らなかった映画ですよね



では、このあたりで



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