フリマで買った蛍光灯・・・

　昨日の大島町５０周年記念まつり、職場の仲間もフリーマーケットを出店するというので見に行く。店長のお姉ちゃんは古着を中心に出していて、１着数百円となかなか賢い値段だ。問題はその横で出している若い方のお姉ちゃん、本人は「定価の半額が基準なんです～！」というけど、価格設定がムチャクチャ。元値が何千円か知らないけど、『中国茶器セット２，５００円』って何考えてんのよ・・・

　フリマってば処分するのが一番の目的だから、売れなきゃしょうがないのに、手あかのついたプレステ（２じゃなくて）が５，０００円とか、百均で売ってそうなお皿が５００円とか。いくら大島の人がリッチか知らないけど（確かにバナナのたたき売りが５，０００円で売れてたけど）、そんな値段じゃ絶対に売れないよ・・・。それでも何か買ってやろうか探してみると、未使用？の蛍光灯（３０Ｗの直菅）が５本まとめて２，０００円、お姉ちゃんは「１本８００円って札が貼ってあったから」と言うけど、実は誰かの社宅の押入から発掘されたブツらしい。「１，０００円なら買うけど」と値切ると、あっさり承諾するお姉ちゃん。『ぼったくり商売』の割には、あまり値段にこだわりはないらしい。

　家に蛍光灯を持って帰って、寿命が近いのと交換しようと思った。買ってきたのと天井についているのと比べてみると、あれ～、少し長い？？？。よくよく見ると、うちの蛍光灯は２０Ｗだった・・・。どうする３０Ｗの蛍光灯、次のフリマで売るか。５本１，５００円でどうでしょう？・・・

まつりだ～!☆くさやだ～!

祝☆大島町町制施行50周年記念だ～!(焼きくさや、一匹100円也…)

チズラーちぴら…

『めんたいこのとこ(福岡県)』と、『きいろいおんせん(群馬県)』の形が紛らわしいらしい…(ほかはカンペキ?)

いるかブンが帰ると・・・

　昨日の伊豆大島は風が強かった。だいたいいつも嵐が通りすぎて天気がよくなった日は、ビュービュー風が吹いて、船や飛行機が欠航することが多い。昨日も海は白波が立って、元町港の桟橋はザッパザパだ。「いるかブン（あおブンの午前便）なんか絶対に来ないな・・・」と思ったら、轟音と共に着陸復興で上昇していくいるかブン。「ふ～ん、根性あるな！」と大島レディオ（１１８．６ＭＨｚ）を聞いてみる。大島空港管制官からの情報によると、風は西からの横風で最大３０ノット（かなり強い）。「しばらく上空で待機します・・・」とパイロットからの交信が入るけど、そのまま風の弱まる兆しもなく、館山～木更津経由で羽田へ戻ってしまった。

　いるかブンが大島遊覧飛行で帰ってしまうと、乗っている人だけじゃなくて島民全員が困る。というのも、新聞もいるかブンのお客さんだからだ。以前は一番信用できるシーガル（荒波に強い）で新聞を運んでいたけど、シーガルが引退したこの４月からいるかブンで運ばれてくる。まぁ、どんな経路で運ばれてこようと、家に配達されるのは朝刊＋昨日の夕刊が一緒に夕方の事。テレビ番組表なんかあんまり役に立たないから、専らインターネットで調べてるけど。職場のリーダー（新聞好き）に「いるかブン帰っちゃったよ」とだけ言うと、「なんだよ、今日新聞来ねえのかよ。つまんねぇな・・・」と。みんな考えることは一緒だ・・・

今年も咲いたよ…

まさに真っ赤なイチゴみたいなストロベリーキャンドルが、菜の花と一緒に満開です。ここはとある施設の敷地内、こんな場所でも出入り自由なのが島のいいところ?…

ロック岩崎のこと・・・

　ちぴらと港町の食堂でオムライスを食べていると、テレビで但馬空港で起きた小型機の墜落事故を伝えていた。「ふ～ん・・・」という感じで見ていたぴらにあだけど、画面に映った赤と白の複葉機と機体番号（ＪＡ２２ＡＲ）を見て凍りついた。あれはロック岩崎のピッツだ・・・

　まさか、ロック岩崎が操縦を誤って墜落なんて信じられなかったけど、死亡した男性の名前は確かに岩崎さん本人だった。岩崎さんは航空自衛隊のイーグル（Ｆ－１５）パイロットだったけど、それをやめて１０年前に日本で初めて商業アクロバット飛行チームを作った人だ。自衛隊仲間には退官する時に、「曲芸飛行でメシを食っていくなんてムリだから考え直せ！」と言われたらしいけど、「日本の人にもアクロバットの醍醐味を知ってもらいたい」という熱意でエアロックチームを立ち上げた。初めはほとんど赤字続きだったらしいけど、航空祭や色々なイベントで知名度がだんだん上がって、最近のピッツは色々なロゴがたくさんついていたっけ。ぴらにあにとって、岩崎さんはパイロットという事も憧れだけど、自分の夢に向かって進んで、それでどうにか生活している（当然、家族にはかなり反対されたらしいけど・・・）というのがステキだった。

　ぴらにあも何度かロック岩崎の曲技飛行をこの目で見たことがある。ジェット戦闘機の展示飛行に比べると迫力は落ちるけど、繊細で計算し尽くされた、まるで器械体操を見ているようなロックの飛行はきれいだった。飛行中に必ずロック本人が無線を使って観客に挨拶をするけど、ジェット戦闘機パイロットだった人とは思えないたどたどしい口調に苦笑して。岩崎さんが何かのインタビューで、「曲技飛行中に一瞬でも高度が解らなくなったら、次の演目には絶対に入らない」と話していた。いつ、いかなる状況でも、絶対に細心の注意を払って飛行するという岩崎さんの気持ちがよく表れた言葉だと思う。その岩崎さんが落ちた。魔がさしたのか、機体に異常があったのか、今は解らないけれど、憧れのロック岩崎さんの冥福を祈ります・・・

男のディナー…

今夜は港町の食堂でちぴらとディナー。マスター特製のお子ちゃまオムライス、ケチャップとパインで『鯉のぼり』を作ったって、デザインがビミョ～…（ぴら奥さんは東京へ出張中）

Ｗｉｎ９８ＳＥ復活作戦・・・

　５年くらい前に秋葉原で衝動買いしたノートパソコン（舶来ソー社の９８ＳＥ）が、部屋の片隅から発掘された。安いしコンパクトだからと使っていたけど、買った当初からちょっとした事でヘソを曲げることが多くて、すぐにシステムエラーの青い画面になる。何度かＥｎｔｅｒを押したりキャンセルしたりしているうちに、全く動かなくなって電源ボタンで強制終了・・・。再起動してみると何事もなかったかのように普通に動いて。新しいソフトやドライバを入れると、とたんにご機嫌ナナメ、苦労して入れた携帯電話の接続設定も、何が不満かわからないけど一瞬でパーに・・・

　何度かリカバリーして使っていたけど、もう面倒臭くなって国産Ｆ社のノートパソコンに替えた。放っておかれたソー社ノート君は、ぴら奥さんがお遊びでリカバリーしておいたらしく、電源を入れると白いヒツジ（カモミール好き）がデスクトップを歩いていた。試しにＬＡＮカードを接続してインターネットにつないでみる。インターネットの設定はちゃんとやったはずなのに、どういう訳かつながらない。ＬＡＮを認識してないのか、設定が間違っているのか？・・・。途方に暮れて諦めようとした瞬間、いきなりソー社のホームページが立ち上がる。なんで～、パソコンの中で小人さんでも遊んでるのか？

　Ｗｉｎｄｏｗｓやウイルスソフトのアップデートをやったり、デジカメのビューソフトを入れたり、やっぱり何度も現れるシステムエラーの青い画面・・・。レジストリの修復なんて、もう勝手にやってください。１時間くらい使っていると、自分の熱で不安定になるのも相変わらず。もうホント『だましだまし』という感じだけど、実はパソコンってこういうのが楽しかったりして・・・

移住一年太り・・・

　「増えてなかったよ～！」とぴら奥さんがニコニコで帰ってきた。どうやら職場の健康診断があって、ドキドキしながら体重を量ったらしい。伊豆大島に移住してくると、『太る』という言い伝え（？）がある。島内は交通の便が悪いから、ほとんど自家用車での移動になる。日常生活では歩くなんて必要ない（現に島民はほとんど傘を持ち歩かない）し、通勤ラッシュにもまれるなんて事もあり得ないから、運動不足になること間違いなしという訳。ぴら奥さんも移住前は「きっと太るよね～・・・」なんて心配していたけれど、セーフの判定が出て喜んでいる。その割に『二の腕』の内側がプミっているのは別として・・・

　それで、ぴらにあの方がヤバイ・・・。コンビニやファーストフードでの買い食いが無くなった代わりに、家のご飯がうまい。自分で好きなおかずを作っているせいもあるけれど、毎日のライスの消費量が気になる。ズボンも最近きつくなってきたし、「どうにかしなくちゃ！」と考えて、スーパーの１００円コーナーで小さめのお茶碗を買ってきた。こんな姑息な手段で効果あるのかな？・・・

フキちぴら・・・

　昨日、三原山の帰りに牧場の売店へアイスを食べに行くと、立派なフキを売っていた。もう葉っぱが取ってあって、長さ５０ｃｍくらいのが１０本以上の束で、１００円だと言うから信じられない。本命のウコッケイ卵（これも５個で４００円）とアシタバ、ワケギも大量に買って段ボール箱１杯、全部まとめて千円札でおつり・・・

　家に帰ってさつま揚げと一緒に煮る。生のままフキの筋を取ると、手が黒くなってイヤだから、適当に切って茹でてから筋を取ると面倒臭くない。フキは少し苦いのが美味いけど、そんなのが好きになったのはぴらにあも最近のこと。ちぴらなんか食わないと思ったら、グルメの若旦那はフキがお気に入りらしい。次から次へとストローのように食いついて、あっという間におなかポンポン。伊豆大島近海産のトビウオ刺し、ワケギのぬた（辛子酢みそ味）、アシタバの天ぷら、まるで飲み屋のおかずだ・・・