「ヨーロッパより帰りの中国の方が大変だった!」って若旦那、具体的にナニが大変だったのでしょう?。例えば、北京のホテルのコインランドリーは電子マネーのみの決済だったそうですが、スマホで支払おうと思ったら「不正アクセスだからダメ!」って受け付けてもらえなかったそう。そういや、ネット回線へは香港で使えるSIMのローミングで接続していたそうですが、それは中国ご禁制のGマップが見れちゃうヤツ。「ホテルのWi-Fiに繋いだら払えた!」と言いますが、「中国はベトナムより色々と監視されてる感じがしたんだよね~」だそうです。「ベトナムより」ってのが面白いですね・・・
「スイスのチーズを買ってこようかと思ったんだけど、中国の空港は厳しくて乳製品も一切ダメだった!」そうです。絶対に肉製品はムリだと思って聞くまでもなく本場のヴルストは諦めたそうです。「どうしてスーツケースの二重底に隠して持ってきてくれなかったの~!」とぴらにあ、「なら、食べてくるだけ弾丸で行ってくれば?」とぴら奥さん。「マイルまだ残ってるんでしょう?」とか簡単に言ってくれますけどね、マイルのアリナシの問題じゃなくて往復とも機中泊はキツいッスよね。いや、ビジネスなら行けないことないのかな・・・
もう順番は関係なくて若旦那の思い出です。「チューリッヒのレストランのメニューにハイジとかペーターってのがあった!」って教えてくれましたが、ハイジやペーターってスイスではアルアルな名前らしいッスから、さしずめ「花子定食」とか「太郎セット」みたいな感じですかね。さて、行方不明のSDカードの続報ですが、香港とかドイツとか旅の前半の写真(紛失したSDに入っていたデータ)をおばぁに見せに行ったことに気がつきまして。つまり、SDは北京空港のベンチに置き忘れたのではなくて、間違いなく家まで持ってきてることが判明しました。が、それはそれであのゴチャゴチャからどうやってマイニングするのかと・・・
「あと何枚かステキな写真をください~!」と若旦那に頼んだところ、な~んでか荷物をひっくり返してゴソゴソやっております。「旅行の前半で使っていたSDカードが見あたらね~!」とか慌ててますけど、北京の空港で最後に使った後、どこに仕舞い込んだのか記憶が無いそうです。もうこうなったらね、北京空港の遺失物センターに行って聞くしかないんじゃないのかな~・・・(完?・仮?)
とうとう最後の飛行機となりましたが、中国国際航空のA321で月並みです。日本に帰ってから「A340に乗るためにドイツとスイスに行ってきたよ!」とご学友に報告したところ、「そりゃヘンタイだ!」と笑われたそうです。そんなご学友が「ドイツってばビールとソーセージとインターフルークくらいしか思いつかない!」と言ったそうですが、真っ先にインターフルーク(旧東ドイツの国営航空)が思いつけばご学友もヘンタイに違いありません・・・
「一回りして一番大変だったことは?」と聞いてみましたら、「北京の地下鉄の券売機で3元(約60円)飲まれたこと!」だそうです。切符を買おうと思ってコインを入れたけど、全く反応せずに泣き寝入りをしたそうです。大学生が1週間も異国の地を一人旅してきて、特に困ったことがなかったというのは適応力が高いのか、はたまた気がついてないだけなのか・・・
若旦那とA380で遊びに行った某半島の先っちょ国の地下鉄には「ドリアン持って乗るな!」と書いてありましたが、あのイガイガの果物は武器になるよ~です。ちなみに、ドリアンのあのウ○コ臭みたいなのは果物本体から出てるのではなくて、皮が割れて雑菌が入ると内部が発酵してあのニオイが出るそうです。で、「C国の駅はチケットを持ってないと入れない~!」だそうです・・・
とりあえず、無事に最終寄港地の首都には到着したようです。「C国はとにかくセキュリティが厳しかった!」って若旦那、「地下鉄に乗るにもカバン開けなくちゃダメ!」だそうです。そういや、前に深セン(香港の隣町)の地下鉄に乗った時に、改札口の脇に「ピストル持つべからず、ナタ持つべからず!(持ってくるヤツいるの?)」と書いてあって、ちょっとビビりましたよね。なお、道路を渡って門に近づくにはインターネット予約が必要だそうです・・・
国内線ですからエコノミーだと飲み物だけみたいですけど、ビジネスだとこんなサービスもあるみたいです。「そういや、フランクフルトもチューリッヒもホテルやゴハンだけじゃなくて、コインランドリーもメッチャ高かった!」っていきなり、なんでもスイスは洗濯のみ(洗剤は別料金)で7フラン(約1,400円)もしたそうな。なんかね~、どこに行ってもちゃんと生活してますね。誰に似たんだか・・・(泊まらなかった香港ではタダのシャワールームを探し当てて、香港公園のスポーツジムまで行ったらしい)
上海~北京は2時間15分ですからね、CAさんはフルフラットにはしてくれませんよ。「乗ったらすぐにオレンジジュースくれたり、枕やスリッパのビニール開けてくれたり、至れり尽くせりだった!」って、なんだかんだでA330(日本の航空会社では運航してない機種だから気持ち的にOK?)のビジネスを堪能した様子ですね。せっかくだから飲めなくてもシャンパンもらったらよかったのにネ・・・