昨日の伊豆大島は風が強かった。だいたいいつも嵐が通りすぎて天気がよくなった日は、ビュービュー風が吹いて、船や飛行機が欠航することが多い。昨日も海は白波が立って、元町港の桟橋はザッパザパだ。「いるかブン(あおブンの午前便)なんか絶対に来ないな・・・」と思ったら、轟音と共に着陸復興で上昇していくいるかブン。「ふ~ん、根性あるな!」と大島レディオ(118.6MHz)を聞いてみる。大島空港管制官からの情報によると、風は西からの横風で最大30ノット(かなり強い)。「しばらく上空で待機します・・・」とパイロットからの交信が入るけど、そのまま風の弱まる兆しもなく、館山~木更津経由で羽田へ戻ってしまった。
いるかブンが大島遊覧飛行で帰ってしまうと、乗っている人だけじゃなくて島民全員が困る。というのも、新聞もいるかブンのお客さんだからだ。以前は一番信用できるシーガル(荒波に強い)で新聞を運んでいたけど、シーガルが引退したこの4月からいるかブンで運ばれてくる。まぁ、どんな経路で運ばれてこようと、家に配達されるのは朝刊+昨日の夕刊が一緒に夕方の事。テレビ番組表なんかあんまり役に立たないから、専らインターネットで調べてるけど。職場のリーダー(新聞好き)に「いるかブン帰っちゃったよ」とだけ言うと、「なんだよ、今日新聞来ねえのかよ。つまんねぇな・・・」と。みんな考えることは一緒だ・・・