秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞ驚かせぬる (古今和歌集)
まだまだ油断のならない暑さが続いていますが、それでも庭ではスズムシが鳴き始め、
吹く風の中にも秋の匂いが感じられるようになってきました。
<シラガウ(カワウ)>
#1
冬になるとロマンスグレーヘアのカワウの若者が現れます。戦国武将の
大谷吉継のようでカッコいいやつです。
#2
しかし、向きを変えた途端にバランスを崩して・・・ 「おっと、危ない!」
#3
でも、なんとか大丈夫でした。吸い込まれるようなブルーアイが特徴的な鳥です。
#4
こちらでは葉っぱの額縁に収まって澄まし顔。
<ゴイサギ(ホシゴイ)>
#5
ゴイサギの幼鳥、ホシゴイです。以前はたくさんいたゴイサギでしたが、
最近はホシゴイも含めて姿が見られなくなってきました。雅な感じのする
上品なサギだけに残念な気がします。
#6
それでも先祖は恐竜、秘めたる猛々しさを感じてしまいます。
<ツグミ>
#7
ツグミは喧嘩っ早い鳥のようです。2羽で争っている場面に時々遭遇します。
今日も今日とてこの調子!
#8
最初は互角に戦っているようにも見えたのですが・・・
#9
すぐに勝敗が決してしまったようです。
#10
負けた方は一方的に追い回されていました。
<シメ>
#11
見事におじさん顔のシメと出会いました。しかめっ面で機嫌も悪そう?
#12
正面顔もなかなかにシュールな頑固親父風!
<セグロセキレイ>
#13
黒いドレスから覗く白い羽が黒を際立たせています。黒と白だけでこれだけの
美しさを表現できるんですね。
#14
シックなブラックビューティ!
<エナガ>
#15
エナガのカップルが楽しそうに遊んでいました。
#16
こちらでは筋トレの真っ最中。
#17
目を剥いて、思いっきり力んでいました。
<カワセミ>
#18
私の周りには比較的たくさんいる美人さんです。
#19
いつまでもいてほしい美人さんです。
<キセキレイ>
#20
水辺の妖精、キセキレイ。こちらも見惚れてしまう美人さんです。
<ホオジロ>
#21
ホオジロが自慢の喉を披露していました。
非常に複雑な鳴き方をする鳥なので、「一筆啓上仕り候」とか
「源平ツツジ、白ツツジ」、「札幌ラーメン、味噌ラーメン」
なんて聞きなされたりします。他にも「ちょっとねーちゃん、
酒もってこい!」なんていう下品な聞きなしまであったりして、
どうとでも聞こえる複雑な鳴き声だけに、みんなやりたい放題の
感があります。
<イソヒヨドリ>
#22
メスのイソヒヨドリです。夕陽を受けて美しく輝いていました。
<ハシブトガラス>
#23
ハシブトガラスが倒木の上でコイを食べていました。
あんたそれ、どうやって獲ったの? 捕まえる瞬間を見てみたかったなー!
<ウミネコ>
#24
波乗りジョニー、現わる!
#25
ウミネコ幼鳥の忍法「水面走り(ミナモバシリ)」!
<<おまけ>>
<シロマダラ>
#26
先日の千葉日報に、市内に住む中学生が自宅の玄関先でシロマダラを捕まえた
という記事が載っていたそうです。シロマダラは夜行性のおとなしいヘビで、
数が少ないせいもあって滅多に見かけることがなく、そのため幻のヘビとも
呼ばれているようです。
そういえば以前私も、このヘビの写真を撮ったことがあるなーと思って
ライブラリーを探してみたところ、この写真が出てきました。5年前に
お隣の庭で撮ったものでした。
アハハ、その当時はそんな珍しいヘビとは知りませんでした。新聞に
載り損ねたかも?
^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
ホオジロの鳴き声についての「やりたい放題」には、ついクスッと笑ってしまいました。それで思い出したのですが、英国でも yellow hammer(キアオジ)の鳴き声を「A little bit of bread and no cheese」と描写するそうです。
いつも私のブログを見てくださり、本当にありがとうございます。楽しんで
頂けているというコメントにはとっても励まされます。これからも楽しいブログを
作っていきたいという勇気が湧きます。
yellow hammer(キアオジ)を検索してみると、ほんとにその名の通り、
黄色いアオジそのものでした。綺麗な鳥ですよね。アオジにマヒワを合わせたような
色合いが素敵でした。
鳴き声も聞いてみました。アハハ、大笑い٩( ᐛ )و
まさにそう聞こえますね。特に「and no cheese」の部分は完璧でした。
聞きなしは日本だけの文化かと思っていましたが、イギリスにもあったんですね。
驚きでした。
というのも、若い頃、こんな話を聞いたことがあったんです。
欧米人は虫の音を左脳で聞くので音としか認識できないが、日本人はそれを
右脳で聞くことができるので風情を感じることができるというものでした。
虫の音を欧米人は「むしのおと」として聞き、日本人は「むしのね」として聞くという話に納得していたのですが、
必ずしもそうではなさそうなんですね。
ひとつ勉強になりました。
お盆を過ぎた頃からツクツクボウシが鳴き始め(お盆前から鳴いているのもいましたが・・・)たり、虫の声も少しずつ増えて、そろそろ秋の気配?
と思いつつも、とびきりの暑さが続いていますね!
最初はカワウですね。
大谷吉継、敦賀の博物館のコーナーでも紹介されていましたので、歴史音痴の私でも印象に残っています。
シラガウの顔は包帯でぐるぐる巻きのカッコいい大谷吉継に見えますね。
ブルーの目、スマホではよくわからないので、自宅に帰りましたら、もっとよく見せていただきますね。
額縁のカワウも素敵です♪♪
初めて見たゴイサキが幼鳥(ホシゴイ)だったと思います。
今の家に越してきたばかりの頃、裏の窓から、裏の広い家の大きな木がよく見えて、たくさんの鳥が入れ替りでとまっていました。
その中の何羽かがホシゴイでした(調べて分かったのですが・・・)
#6 始祖鳥のよう!
今はもう裏の家には木もなくて、寂しいものです(*_*)
ツグミって、喧嘩をよくするんですね!
一羽でいるところしか見たことがないので、そんな場面が見られたら面白そう(本人たちにとっては真剣なのでしょうけれど)。。。
続きのコメント、また書きますね。
ゆっくり楽しませていただこうと思います♪
昼間の暑さはまだまだ完璧に夏そのものですが、それでも朝晩の空気の中には
秋が感じられるようになって来ましたね。夏に紛れるように微かに姿を見せる
秋を見逃さないようにしたいものです。
敦賀は大谷吉継の領地でしたから、地元の人たちは彼のことを今でも大事に
しているんでしょうね。彼の親分だった豊臣秀吉は、吉継に百万の軍勢を与えて
戦わせてみたかったと言っていたぐらいの優れた猛将でした。今でも人気のある
所以だと思います。
おっと、いきなり話がずれてしまいましたが、シラガウでした。
確かにこの写真では彼のブルーアイはあまりはっきりとはわからないかも
しれませんね。私は月の沙漠で間近に見たことがありますが、吸い込まれる
ように綺麗なブルーでした。
額縁カワウは狙った通りの構図で撮ることができました。
ひめねずみさんのご近所でもホシゴイやゴイサギが見られたんですね。
大きな木にはいろんな種類の鳥が集まって来ますよね。鳥にとっても最高の
場所なんだと思います。私も我が家の木を見て思いますが、管理する立場に
なると、いつまでも大きな木をそのままにしておけなくなってしまうんですね。
残念な現実だと思います。
ツグミはナワバリ意識が強いんですかね?時々喧嘩している場面に遭遇
することがあります。それでもお互い傷つくほどの諍いにはならないよう
なので、あまり心配はいらなさそうです。
ひめねずみさんもそんな場面に遭遇することがあったら、微笑ましく見て
あげてください。
今回もたくさんの写真をあげてしまいましたので、ゆっくりのんびりコメントして
みてください。楽しみにしていますね♪
シメは「シュールな頑固親父」と言うのが愉快です!
老け顔なのなのに、ツルッとしていそうな肌触り感
なのも面白いです。正面から見た顔は傑作ですね!
セグロセキレイ、とってもきれいです♪♪
黒と白のバランスが絶妙♪羽根を広げだ場面を
見せていただけてラッキーです!
エナガちゃんも可愛いですね♪
電線遊びを楽しんでいる様子はとっても微笑ましいです。
体がちっちゃくて軽いから、お手のものなんでしょうね~。
カワセミやキセキレイにも沢山出会えるんですね!
ほんとに美人さんたちですね♪
この後の野鳥さんたちもゆっくり拝見させていただきますね。
この暑さで困っている鳥たちもいるのでしょうね
><
この大きくて分厚いクチバシがこの子のトレードマークになっていますね。
きっと硬い木のタネを食べるためのものなんでしょうね。このクチバシゆえに
ちょっと現実離れしたシュール感が出ているように思います.ツルッとして
いそうな肌触りという表現も愉快です。
鳥の顔を正面から見ると、この子に限らず新しい側面が(正面なのに?)
見られるのが面白いと思います。
鳥は時々、翼をこんな風に広げて羽繕いをしますが、面白い場面が撮れたと
思います。ほんとに綺麗な羽ですよね。白と黒だけでこんな美しさが表現
できることに驚かされました。セグロセキレイならではの美だと思います。
エナガは何をしていたんでしょうね? 本当に筋トレをしていたのかな?
おっしゃるように、体がちっちゃくて軽い故にできる技なんでしょうね。
珍しい場面に出会うことができました。
カワセミやキセキレイはいつまでも身近にいてほしい鳥のひとつです。
今はまだ普通に見られることに感謝しなければいけませんね。
暑さで困っている鳥はいないかもしれませんよ。何しろ夏鳥は夏になって
南の棲家が暑くなって日本に渡って来たのですから、ここが暑いと思えば
さらに北へと飛んでいってしまうことでしょうから。
あ、だから最近の奥の細道で鳥が見られなくなってきたのかな?
う〜む、なるほど、ひめねずみさんが面白いヒントをくれたのかもしれません。
そうですよね。多くの鳥たちは相当の距離を飛べるんですものね。
暑くない方へ移動すればいいんですね。
海の魚たちも海水温の上昇で生息域が変わってきているそうですものね。
千葉の鳥さんたちはどうなんでしょう??
ホオジロの鳴き声を聴いてみました。
私には聞きなしの表現は難しくてできません。よく舌が回るなぁ
と思いながら何度か聴きましたが。
キアオジの鳴き方も良く通る声で、一生懸命アピールしているんだなぁ、
と感心しながら聞きました♪
sparkyさんの素敵なページも初めて見せていただきました♪♪
夕陽に染まったイソヒヨドリのすまし顔も可愛らしいですね。
ハシブトガラスもご馳走を食べらながら、何だか嬉しそうな眼をしていますね。
波乗りジョニーのウミネコも素敵です!
忍法「水面走り」も拍手です。
シロマダラ、初めて見ました!
まぼろしの蛇ですか!
今年はうちにも初めてのヒバカリというヘビが来ましたし、少し前には2メートル以上ありそうな蛇の抜け殻をお隣さんに見せて頂きビックリしました。何て言う名前の蛇の抜け殻なんでしょう。
野鳥スペシャル第2弾、ありがとうございました!
ゆっくり楽しませていただきました♪♪♪
鳥が渡を始めたきっかけは気温と子育て、餌なんかが関係しているのでは
ないでしょうか? そんなに大きな渡をしないノスリやモズも暑くなると
涼しい山の方に移動して、平地にはいなくなりますね。
最近は外房の海も気温が上がり、以前はたくさん採れたイワシもかなり
少なくなってしまったようです。私がここに住み始めた頃には近くの漁港に
行くと、採ってきたイワシをクレーンでダンプに積み替えている光景を
見ることができました。その時にこぼれ落ちたイワシをいくつも拾ってきては
ネコたちにあげたりしたものでした。イワシ好きの私としてはネコともども
残念でなりません。
アハハ、そうなんですよ。ホオジロの鳴き声はものすごく複雑で、どう
聞きなせばいいのかよくわかりませんよね。
昔からそれを「一筆啓上仕り候」と
聞きなすことが定番となっていましたが、今はみんなやりたい放題のように
なってしまいました。おいおい、本当にそんなふうに聞こえるのかい? と
言いたくなります。
キアオジの鳴き声は面白かったですね。特に最後の「and no cheese」の
部分は完璧にそう聞こえますよね。
このキアオジの鳴き声で思い出すのがツバメです。ツバメの聞きなしは
『土食って虫食ってシブ〜イ」というものですが、この「シブ〜イ」の
部分はキアオジと同じようにはっきり「シブ〜イ」と聞こえます。
ひめねずみさんも聞いたことがあると思いますが、そう思いませんか?
Sparkyさんのブログを覗いてみましたか?
彼女のブログからはイギリスの
生の自然や風物を知ることができて素敵ですよね。
夕陽に染まったイソヒヨドリが綺麗だったのでカメラを向けてしまいました。
ハシブトガラスはどうやってこのコイを捕まえたんでしょうね? こんな大きな
獲物ですから、おっしゃるように嬉しかったことでしょうね。
波乗りジョニーも水面走りも偶然撮れたおもしろ写真でした。
シロマダラを撮った時にはなんていうヘビだろうと思って調べてみましたが
あまりよくわかりませんでした。幻のヘビだったかと千葉日報の記事を見て
思いました。
ほほう、2m以上のヘビの抜け殻ですか? 本州にいるそんな大きなヘビで
思いつくのはアオダイショウです。おそらくアオダイショウでしょうね。
そんな大きな抜け殻を財布に入れておけば、ものすごいお金持ちになれる
のではないでしょうか?
第2弾も楽しんでいただけて嬉しく思います。もう少し続けたいと思って
いますので、お付き合いくださるのは大変とは思いますが、どうぞよろしく
お願いいたします。