里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

探鳥日和「カワセミ、キジ、メジロ、シジュウカラ、アオジ、セグロセキレイ、イソヒヨドリ、マガモ、オオバン、チュウサギ、そしてキョン」

2023-05-17 | 野鳥・探鳥日和
 
しばらくぶりの野鳥です。


まず最初はお馴染みのカワセミ、場所はネイチャーセンターのザリガニ池と呼ばれている小さな池です。この池で

カワセミが狩りをしていました。

小さな池なのでメダカぐらいしかいないのでは? と思っていましたが、今回の彼の獲物は15cmはありそうな

ウグイかオイカワのようでした。

#1










この池ではよくカワセミを見かけていましたので餌はあるんだろうなと思っていましたが、こんな大きな魚までいたとは、

ちょっとした驚きでした。

#2










こちらはネイチャーセンター奥の細道の終点近くの場所です。キジがのんびり散歩を楽しんでいる場面に行き遭いました。

#3










でも次の瞬間、左目で私たちを捉えると、素早く右の藪の中へと姿を消してしまいました。なかなか飛ばない鳥ですが、

その分逃げ足の速さは天下一品です。

#4










近所のアンズの木にメジロのオスがいました。風の強い日だったので毛が風に煽られています。

#5









さっそくおちょぼ口で鳴き始めました。

#6










やがて興が乗ってきたのか、必死で鳴き始めました。かなり真剣にメスを呼んでいるようでした。

#7










「長兵衛忠兵衛長忠兵衛♪  長兵衛忠兵衛長忠兵衛♪」 がんばれよ、若人くん!

#8










シジュウカラの若いメスもなにやら鳴いていました。オスへの呼びかけでしょうか?

#9










と、次の瞬間、飛び出しの姿勢をとりました。

#10










飛び出しました! どこかへ行ってしまいました! う~む、素早い!

#11










藪の忍者アオジです。いつも出会うとすぐに飛び立ってしまう鳥です。

#12










そして、いつも何か物言いたげな顔をしている鳥でもあります。

#13










セグロセキレイが田植え前の田んぼで何か虫を捕まえたようです。オケラかな?

#14










「あっ!」

#15










「あっ!」  落としませんでしたが危なかった。

#16










うちの庭の前の電信柱にイソヒヨドリが止まって、綺麗な声で鳴いていました。なかなかの美声です。

海岸から1kmのこの場所、ありがたいことに時々やって来ては鳴き声を聞かせてくれます。

#17










万木堰にマガモがいました。ちょっと前の季節ならば何の不思議もない画像ですが、今はもう5月も中旬、翼に怪我を

しているとかで仲間に置いていかれてしまったのでしょうか? これからどうなっていくのか心配です。

#18










同じ万木堰にオオバンがいました。スポットライトの丸い輪に照らされての登場です。

手前に茂った木の葉越しに撮ったことが面白効果を演出してくれました。

#19










万木堰に佇む孤高の哲人(哲鳥?)チュウサギです。何を思ってここにいるんでしょう? 深淵な哲学的思考を巡らせて

いるような気がします。じっくりお話ししてみたくなるような哲人さんでした。

#20










別の日ですが同じチュウサギかも知れません。魚を狙ってる? でもよく見ると長い枝を咥えていますね。

#21










それを水面につけて何してる?

#22










また引き上げて・・・ ふ~む、彼女は何か、私には計り知れない儀式をしていたのかも知れませぬ。

#23










<<おまけ>>

最近散歩に行くとよく出会うキョンです。肩越しに私たちを確認した瞬間、素早く逃げて行ってしまいました。

手前に写っているのはキョンやイノシシを避けるための電気柵の支柱です。キョンはこの電気柵の内側に入り込んで

いました。この柵を設置したネイチャーセンターの職員さんたちのご苦労が偲ばれます。

#24



















                                  ^ ^
                          ○o。。。 ミ・。・ミ  。。。o○




 

里山の春を彩る山野草2023その3

2023-05-08 | ここ里山の草花あれこれ
 
最新の里山春模様にもう少しだけお付き合いください。


ムラサキカタバミやそれよりも色の濃いイモカタバミが咲き始めましたが、イモカタバミの中にシロバナが混じっている

場所を見つけました。

実は2年ほど前にこのシロバナは見つけていてこのブログにも載せたことはあったんですが、そことは別に 5m × 5m ほどの

場所にたくさんのシロバナイモカタバミが咲いていることに気がついたんです。

#1










1列に並んで美を競っている花もありました。

#2










それでも中には花びらがよれているものもあったりします。理由はよくわかりません。でもこれも、か弱いひとつの個性の

ような気もしてしまいました。

#3










中にはちょっとピンクがかった花もありました。花びらも幾分小さめです。

#4










いかにもピンクと白のハイブリッドといった感じのものまで咲いていました。不思議な花園でした。

#5










こちらはどこにでも咲いている小さな小さな花、コメツブツメクサです。

#6










まさにそこらへんに咲いている全く目立たない雑草ではあるのですが、こんな風によく見るととっても可愛らしい花だと

思います。

#7










イロハモミジに赤い綺麗なタネができていました。このタネが枯れてふたつに分かれると、クルクル回るプロペラとなって

遠くにタネを飛ばす装置になります。子供の頃はこれでよく遊んだものでした。

#8










大好きな花のひとつ、ハンショウヅルです。このタネがちょっと変わった面白い姿をしていて、そのタネを見ると

クレマチスの仲間だなーと納得してしまいます。

#9










今、森の中で強く自己主張している花のひとつがこのマルバウツギではないでしょうか? 白い花が一斉に咲いて

目を楽しませてくれます。

#10










朝日に照らされて美しく輝いていました。

#11










今年の森ではノイバラも盛大に花を咲かせていました。どこか賑やかな感じのする花です。

#12










受粉が終わった雄蕊は黄色から黒へと色を変えますね。理由はよくわかりませんが、虫に何かを伝えているような

気がします。

#13










ハルジオンも今が盛りの花です。この後咲き始めるヒメジョオンと合わせて、子供の頃は貧乏草と呼んだりしていました。

雨に濡れるとかなり悲惨な姿になりますからね。

#14










なので今回はなるべく美人さんに撮ってみました。いかがでしょうか?

#15



















                                  ^ ^
                          ○o。。。 ミ・。・ミ  。。。o○