ドイツの作曲家ワーグナーが作曲した曲に「ニュルンベルクのマイスタージンガー」という曲があります。特に前奏曲が
有名なのでご存知の方も多いと思います。
で、ご近所のブログのお仲間の方が今回登場するオオヨシキリをマイスタージンガーに例えられていて、彼のブログに定期的に
掲載されているんです。それを目にしたとき、なるほど、言い得て妙な命名だと感心したので、今回私も(彼に断りもなく
勝手に)タイトルに使わせて頂きました。怒られるかな?
ちなみに Meistersinger はドイツ語で、職匠歌人と訳されたりしますね。専門的な歌手のことです、ざっくり言ってしまえば。
ということで、今回はそのマイスタージンガーことオオヨシキリのお話です。
#1
オオヨシキリは初夏になると東南アジア方面から子育てのために渡ってくる夏鳥です。目が小さく嘴の長い一見地味な
渡鳥です。その激しい本性を隠したこのすまし顔が愉快です。
#2
さぁ、いよいよ鳴き始めますよ。
#3
大きな口を思いっきり開けて「ギョギョシ、ギョギョシ!」と大絶叫! マイスタージンガーたる所以です。
#4
右を向いて大絶叫!
#5
正面向いて大絶叫!
#6
左を向いても大絶叫! あたりに満遍なく大絶叫を振りまいていました。
#7
一方電線には、別のちょっとみすぼらしい感じの男の子。
#8
電線の反対側に止まっているライバルに向かって歌合戦を挑みましたが・・・
#9
受けて立ったライバルの方が断然迫力がありました。
#10
右の方へと逃げていった”マイったスタこらジンガー”ちゃんを見送って・・・
#11
高らかに勝利の雄叫びをあげていました。
#12
「どうじゃ、参ったか!」 マイスタージンガー恐るべし!
#13
<<おまけ>>
以前にも載せた、仲間から置いていかれてしまったマガモくん、やはり翼に障害があるのか、この堰からも飛び立てない
ようです。ずっとここで生活している模様。
カルガモ夫婦「これからもっと暑くなるからね。体に気をつけるんだよ。」
マガモくん「うん、ありがとう、頑張るよー!」
#14
今頃仲間達は北海道やシベリアあたりで子育てをしている頃でしょうね。もうじきこの子も体の色を落として
エクリプス化するのでしょうか?
#15
水辺にいることが多いキセキレイですが、このときは水辺からは遠く離れた太陽光パネルの柵に止まっていました。
#16
でもすぐに長い尾羽をひらめかせて飛び去って行ってしまいました。意外と出会うことが少ない美しいセキレイです。
#17
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○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○