里山の風に吹かれて

千葉県は外房の里山に暮らしています
 
身近な自然の中で見かけた”花鳥風月”を

綴っていけたらと思っています

秋から冬への万木堰

2022-12-06 | 野鳥・探鳥日和
 
落ち葉舞い散る万木堰。ハラハラと降り落ちる枯れ葉が暮れゆく秋を感じさせてくれます。

倒木の根元ではミシシッピアカミミガメが、日差しの温もりを求めて甲羅干しをしていました。

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堰の欄干ではハラビロカマキリも最期の日向ぼっこ。後脚にはもう力がありません。その背に秋の日差しが降り注ぎます。

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水面をひとり寂しく泳ぐカイツブリのヒナ。独り立ちしたばかりのようですが、秋の今でもこんな幼い子がいるんですね。

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こちらは涙を流す(?)カイツブリ その1

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その2  (顔の白い模様が偶然そんな風に見えただけのようですが・・・)

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そうこうするうちに、うちの庭でも冬の花のひとつであるシロバナタンポポが咲き始めました。

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ここ万木堰にも北からマガモたちが渡ってきました。その側を黄色い落ち葉も秋を惜しむように舞っていました。

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一方こちらはこの堰の主、カワウが水しぶきを上げて飛び立つ準備をを始めたようです。

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バチャバチャバチャと激しく飛び立って、マガモのオスを追い越し・・・

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メスを追い越し、湖面を悠然と飛び回っていました。飛び立つ苦労とは裏腹に、飛んでいる姿は見事に優雅です。

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負けじとマガモも仲間の上を飛び回ります。

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マガモは遠く北の空から渡って来るだけあって飛び慣れているせいか、すぐに飛び立ちますね。

こちらは脅かさないようにそっと近づいているつもりなのですが・・・ おいおい、ごめんよ!

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<<おまけ>>

先日の月食、私も戯れに撮ってみました。月食は大きな地球の影の中に月が隠れるだけのことですから

割と頻繁に起こる現象です。これに天王星食が加わることで442年振りの、となるんですね。

前回は、たしか土星だったとか。惑星食というものがあることを今回初めて知りました。

この写真には天王星食は写っていませんが、お仲間のひめねずみさんが見事な天王星食の写真を上げて

おられました。(星の絵の具箱というブログです)

#13










ついでなので、10年前に撮った金環食の写真もここに再掲してみました。こちらは太陽と月の

見かけの大きさがほぼ同じなので、両者がうまく重なったときだけに見られる珍しい現象ですね。

この時は雲がほどよく陽の光を遮ってくれたので奇跡的に撮れた画像でした。

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