去りゆく秋を惜しんで、”秋”を撮ってみました。
まずは大好きな花 シロバナサクラタデです。そこにホソヒラタアブ♀がやって来ました。
#1
花の蜜を求めてやって来たお客様のようです。
#2
花にとまって雄しべのスイッチをポチッと押しました。
すると花の中に美味しい蜜が貯まり始めたようです。
#3
すかさず花に貯まった蜜をごくごくと飲み干してしまいました。野の花の蜜自動販売機だったようです。
・・・なんちゃって
#4
次も大好きな花 ミゾソバです。咲き始めは花の縁のピンク色が濃いのですが・・・
#5
花が開くに連れてその色は薄くなり、代わって飴細工のようなきれいな花びらが姿を見せ始めます。
#6
こちらの花にもホソヒラタアブ♂がやって来ました。
このミゾソバにはウシノヒタイという別名があります。ご覧のような特徴的な葉っぱの形を牛のひたいに
見立てたものなんでしょうね。
#7
ミゾソバによく似たこちらは同じタデ科のアキノウナギツカミです。花はよく似ていますが、葉っぱの形が
ずいぶん違いますね。茎には細かい棘が下向きに生えていて、その細かさ故に触るとちょっとネバッとした
不思議な感触があります。そのあたりがこの植物の名前の由来なんでしょうね。
#8
夏鳥のホトトギスが南へと帰ってしまうと咲き出すのがこちらのホトトギスです。園芸品種とは違った素朴さが感じられます。
#9
キツネノマゴに止まっているのはご存じクマンバチ。こんな大きな身体をしている割に翅がずいぶん小さいという特徴が
あります。以前にも書きましたが、クマンバチは本来航空力学的には飛べないはずなのに、飛べるのだと固く信じて飛んで
いるから飛べるのだという説があります。これをピーターパン理論といいます。
航空力学のベルヌーイの定理では説明できなかったクマンバチの飛翔ですが、流体力学のレイノルズ数によって、
飛ぶ原理が説明できるそうです。ま、こんな小さな虫にとっては空気にも大きな粘性があって、その粘性をうまく使って
飛んでいる、らしいです。(流体力学は非常に難しい学問なので、私はきちんと説明できませんが)
#10
クズの花です。今年はきれいに咲いている花をあまり見つけることができませんでした。
そばにスケバハゴロモが止まっているのがご愛敬でした。きれいな翅をした虫なんですよ。
#11
ヘクソカズラです。五角形の美しい形をした花だと思います。
#12
ムラサキシキブという格調高い名前をお持ちなので、ちょっと芸術的に撮ってみました。
#13
タマアジサイに鎮座ましますアマガエルくんです。花にやってくる虫を捕まえようとして網を張っているのでしょうか?
いつも泰然自若とした長老のような顔をしていますが、意外にも寿命は最大でも4年程度だとか。こんなにも短命なのに
生き急がないおだやかさは見習いたいものです。
#14
1年を一生のスパンとして生きているこちらはイトトンボの夫婦、オオアオイトトンボかも知れません。
この姿はまさに夫唱婦随、ですね。(いや、特に他意はありませんが)
#15
ヤマノイモのムカゴですね。秋の里山ではよく見かける風物詩だと思います。
葉っぱが一箇所ハキリバチによって切り取られているのが見えますね。ハキリバチはいろんなところにその痕跡を
残していきますので、たとえ姿は見えなくても活躍の様子がうかがえてうれしくなります。
#16
そのヤマノイモのさく果です。特徴的な形をしていて、よく目に付くタネだと思います。
#17
こちらも毎年写真に撮ってしまうチャの花です。ツバキの仲間らしい花を咲かせます。
#18
秋の特徴的な花といえば、この黄色いセイタカアワダチソウも思い浮かぶのではないでしょうか? それに加えて
このオギやススキも。
#19
秋といえば、吹く風もその特徴のひとつにあげられるかも知れません。そんな秋風を捉えてみました。
#20
秋風その2
#21
オギの花、と撮ったときは思ったのですが、もしかしたらすでに受粉した後の実なのかも知れません。
花ならば花粉が飛んでいても良さそうですが・・・
#22
おもしろいものを見つけました。クリのイガから生えているキノコです。こんなところから生えてくるキノコは
初めて見ました。
#23
かわいらしいキノコでした。
#24
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○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○