ここしばらく私事で忙しくしていたため、ずいぶん間が空いてしまいました。
ごめんなさい🙇
さて今回からは、飼いネコ2代目のオスネコ「くぅ」のお話をしようと思います。
ミーコが旅立ってから2ヶ月ほど後のことでした。朝早く近所を散歩をしていた時、
河岸の笹藪に捨てられて”泣いている”子ネコを見つけたので、かわいそうに思い
保護しました。それがくぅでした。
当然だと思いますが、連れて帰ったその日は終始不安そうな顔をして泣いていました。
#1

2日目もやはり幾分不安が残っている感じでした。
この子はロシアンブルーの母親とシマトラ和ネコの父親の間に生まれてしまった、
望まれない子ネコだったために捨てられたようです。この情報を入手した経緯は
長くなるので割愛しますが、さもありなんという毛色をしているのではないで
しょうか?
大人になるとこの縞模様はすっかり消えて、立派なロシアンブルーのオスネコに
なりましたが、それはまた次回以降に譲りたいと思います。
#2

3日目以降になると我が家にもすっかり慣れて、俄然ヤンチャぶりを発揮し始めます。
肉球のあずき色が可愛らしくて印象的でした。
#3

子ネコの御多分に洩れず、なんにでも興味津々、飽くことなく夢中で遊んでいました。
#4

見事にイタズラ小僧の面構えをしていますね。
#5

そんな最初の頃、かみさんが風呂に入れてきれいに洗ってやっていました。
我が家に迎え入れるための儀式のようなものでした。
#6

濡れネズミのようにも濡れダヌキのようにも見える哀れな姿でしたが、
これで無事に我が家の家族になることができました。
#7

すぐに私にも懐いてくれて、こんなふうに抱っこすることが定番になったものでした。
#8

私が社会人になった時に勉強机と共に買った椅子です。この時で40年近く使ってきた
ものなのでかなり痛んでいます。
くぅの名誉のために言うと、背もたれのほつれはくぅが破いたものではありませんし、
背後の襖もくぅの爪痕ではなく、こちらはミーコが引っ掻いて作ったものです。
当時はこんなボロ屋に住んでいたんですね。
#9

周りにある全てのものがくぅの遊び道具だったものです。
#10

挑戦的な目でこちらを見つめる顔も可愛かったです。
#11

「うふふ🤭」
#12

くぅは綺麗なブルーアイの瞳を持ったネコでした。
#13

一時期、このダンボール座布団小屋がこの子の住処だったこともありました。
#14

表情が豊かな子でしたから、可愛らしくも面白い表情をたくさん見せてくれました。
#15

こちらも😘
#16

家の中での生活に慣れてきたので、どうなるかと思って初めて外に出してみました。
するとやっぱり怖かったと見えて、いきなり車の下に逃げ込んでしまい、
「出ておいで!」と呼ぶと恐る恐る出てきました。
#17

「怖いよ~~~!」
#18

「助けて~~~!」
#19

最初の外出は相当怖かったようです。
内弁慶の外鼠という言葉がありますが、まさにそんな感じでした。
#20

しかしこの内弁慶くん、その名の通り、うちの中では怖いもの無し!
傍若無人のイタズラ小僧、暴れん坊将軍でした。
この時はかみさんが大事にしていたドライフラワーを咥えて大はしゃぎ。
#21

何が嬉しいんでしょうね? 後ろ足で立ち上がったまま、やりたい放題でした。
#22

「う~ん、いい香り!」って、おまえ! ドライフラワーだぞ。どんな匂いがするんだい?
#23

一心不乱に暴れ回っておりました。
#24

しかしさすがはくぅです。
外の方が家の中より何倍も楽しいことに気づいてしまったようです。
ボロ屋の特性をフルに生かして、こんなところから外に出るようになってしまいました。
#25

「ねぇ、見て見て! ここから外に出られちゃったよー!」
#26

しっかり外ネコデビューを果たしてしまいました。
#27

「このボロ屋、大好き~😻」
#28

「上には何があるんだろ?」
#29

「おいら専用の出入り口で~す! えへんぷい😘」
#30

最初の木登りはまだちょっと緊張しているようでしたが・・・
#31

すぐに高いところも怖いもの無しの自由人になってしまいました。
それにしてもどうやってこんなところに登ったんだろ?
#32

<<おまけ>>
近くの海岸に散歩に行くと、当時は意外なものを見つけることがありました。
<オベリスク風流木モニュメント>
打ち寄せられた流木と竹で作ったと思われる、高さ4~5mはありそうな立派な
モニュメントです。作者の遊び心が窺われる楽しいオブジェでした。
#33

<巻き藁(まきわら)>
空手をやっている人がよく使う巻き藁です。彼らがこの巻き藁に向かって正拳突きや
回し蹴りなんかを練習するためのものです。
大学時代、私の親友が空手部でしたので、庭にこんな巻き藁を立てて、日夜練習に
励んでいたものでした。
これを立てた人が実際にここで空手の練習に励んでいる姿は、残念ながら見たことは
ありませんでしたが、当時はこの辺りに空手家が住んでいたようです。しばらくぶりで
懐かしい巻き藁に出会ってしまいました。
#34

<井戸の手漕ぎポンプ>
こちらは海岸ではなく、当時近所の畑にあった井戸の手漕ぎポンプです。私が幼い頃には、
うちも含めて近所によくあったものでした。上から呼水を入れて漕ぐと、勢いよく水が
出てきたものでした。これも懐かしい風物です。
そういえば「となりのトトロ」で、おばあちゃんがカンタに「カンタ、(ポンプを)
しっかり漕げよ」と言っているシーンがありましたね。
#35

^ ^
○o。。。 ミ・。・ミ 。。。o○
くぅちゃんはミーコちゃんが旅立って少し後にしろねこ仙人さんのお家に
やってきた子だったんですね。
またしても捨てられていた猫ちゃんと、運命の出会いですね。
望まれない出自とはいえ、捨ててしまうなんて・・・
くぅちゃん、子猫時代も可愛くてたまりませんね(=^・^=)♪
猫の体の模様って、大きくなるにつれ変わっていきますね、気がつかないうちに。
#3 可愛すぎます♪
新しいお家にも慣れて、安心して好きなだけ自由に遊べる素敵な場所を
手に入れることができたくぅちゃん。幸せな猫さんになれて良かったですね♪
子猫の頃は好奇心たっぷりですね。いくら遊んでも遊んでも足りないですよね。
子供のころのピコもそんな感じでした。
大人しく洗われていますね、くぅちゃん。
まめのすけもまだまだ子猫の頃に、何度かお風呂に入れました。ぬるま湯に
浸かっている間は大人しくしていましたが、洗われるのはちょっと怖かった
みたいです。ドライヤーは大変でした!
#8 抱っこされているくぅちゃんも幸せそうです♪♪すっかり、しろねこ
仙人家の一員ですね。
椅子遊びも楽しそう♪
本当に表情が豊かですね!
のびのびと、そしてとっても大切にされているのが伝わってきます♡
お外にも出ていくんですね~。
「怖いよ~~~』の顔がまた何とも言えません!可愛い~♪
今日はこの辺りで・・・
また続き書きますね!
落ち着いた日々が戻ってきたようで安心しました。
ではでは。
ずいぶん間が空いてしまったのに間髪入れずにコメントをくださり、ありがとうございます。
ミーコが旅立って飼いネコがいなくなったので、鴨川シーワールドに隣接する鴨川シーワルドホテルに泊まってシーワールドを満喫しようと予約していた、その日の朝にくぅを拾ってしまいました。なのでくぅにはもう一日、お気の毒ではありますが、我が家で捨てネコになってもらおうと、餌と水、トイレを用意して、家に置いたまま出掛けて行きました。そういうことで、彼が我が家に慣れるのに2日ほど余計に時間がかかってしまいました。人生には時として「よりによって」ということが起こるものですね。
それでもくぅに出会えたのは、おっしゃるように運命の出会いだったと思います。
幼い頃のくぅは、写真の通り本当に可愛らしい子ネコでした。
この頃はまだくぅの毛色が純粋なロシアンブルーに変化していくとは思わず、こんな縞々も個性があっていいよねとかみさんと話したものでした。
#3、ありがとうございます。嬉しそうにカーテンと格闘していました。こんなふうにすぐに慣れてくれて嬉しかったことをよく覚えています。
子供の頃のネコは何にでも好奇心いっぱいで遊び回りますよね。この頃はネコ用のおもちゃを買うのが楽しみでした。
ミーコをお風呂に入れた時には、そのあとぐったりしてしまったので、くぅのお風呂も恐る恐る入れたものでした。かみさんが手早く洗ったので怖がる暇もなかったように思います。ひめねずみさんはまめちゃんにドライヤーをかけましたか? 私たちはタオルで拭いて乾かしました。
#8、くぅも抱っこされるのは好きだったようです。よく抱かせてくれました。
椅子遊びを始め、何をやっても楽しいお年頃でしたね。はい、確かに表情が豊かなネコでした。写真映えするネコでした。
「怖いよ〜〜〜!」の顔は傑作写真でしたね、彼には悪いですが。ご存知のようにこの写真は額に入れて家にも飾っています。
はい、続きも暇な時にゆっくり書いてください。楽しみにしていますので♪
くうちゃん、最初の心配そうな瞳と毛並みがあっという間に落ち着いた瞳とヤンチャな瞳に変わり毛並みも変わり凄いものですね。
私の廻りにはあまりネコちゃんがいなかったのでネットなどで面白い仕草や姿の写真などを見ると(これはきっと加工してるに違いない、こんなタイミングで撮れるはずがない)と思っていたのですが段々本物なんだ!と思う事がしばしばでびっくり😯
こんな姿を毎日見れるのだから飼い主が幸せなのが理解出来るなぁ〜と思える昨今です。
私の記憶で大きいピッピちゃんがいるのですが何代目になるのか調べたのですが分からない状態です。
続き楽しみにしています🤗
くぅの心配そうな顔は最初の2日間だけでしたね。もともとやんちゃな子だったようで、3日目からはその実力を発揮し始めたようです。
すぐに元気になってよかったです。
ネコはとにかく活発な生き物で、面白いことをたくさん見せてくれますので、カメラを持って待ち構えているのは楽しいひとときなんですよ。おもしろい写真がたくさん撮れてしまいます。
ネコとの生活は人生をものすごく豊かにしてくれると思います。もっと早くからネコを飼っておけばよかったと、今にして思うと残念でなりません。
ピッピは3代目の飼いネコですが、このくぅとは1歳しか違いません。くうは心臓に爆弾を抱えていたようで、わずか2年半しか生きられませんでしたが、今でも生きていればピッピもひとつ年上、14歳で、ピッピと仲良く暮らしていたことと思います。
そんな短い人生(猫生)でしたがとにかくおもしろいネコだったので、たくさんの写真が残っています。そんな写真を楽しんでいただければ嬉しく思います。
また来ました!
こんなにも愛くるしくてちょっとお茶目で、見ているだけで楽しくて
いつまでも一緒に遊んでいたいくなりそうなくぅちゃんを沢山見せて
いただけて嬉しいです。
沢山の写真を撮りたくなってしまう気持ちわかります
仔猫の頃は本当に遊びが止まりませんものね。
くぅちゃんとドライフラワーも素敵な絵になっていますね
お家遊びもとっても楽しそう
外に出たら、もっと新しい世界を知って、遊びも尽きないですね!
自由に出たり入ったりできるのもくぅちゃんにとって、とっても素敵な
遊びになりましたね。
「えへんぷい
も最高です♪
好奇心がいっぱい込められたようなお目目もたまらなく可愛らしい♪
木登りもすぐに上手になったでしょうね。
成長が楽しみなような、このままでいてほしいような時期ですね!
くぅちゃんはたった2歳半で虹の橋を渡っていってしまったんですね
寂しいです
この後は大人になっていくくぅちゃんですね。
懐かしい大好きなくぅちゃんに会えて本当に嬉しいです♡
おまけも楽しかったです!
海辺に行くと誰かが作ったオブジェ風のものってよくありますね。
波に運ばれてきた得体の知れないものや不思議なものも。
ここ何年かは海に行っていないので、また行けたらなぁ~って思います。
巻き藁ですか。広~い海を前にしてから手の練習というのも気持ち良さそうですね!
井戸の手漕ぎポンプ、私も懐かしいです。私の実家の近所にも井戸水を汲むのに手漕ぎポンプ使っているお家があり、
そこの子とポンプで遊んだりしていました。
続き楽しみにしていますね~♪♪
まさにくうは写真映えするネコだったように思います。楽しい写真がいっぱい撮れました。
ドライフラワーの時には、くうは何かに取り憑かれたように遊び回っていました。この時、後ろ足で立ち上がっている姿がちょっと映っていますが、二足歩行はのちにくぅの得意技になっていきました。次回以降に登場する予定なのでお楽しみに🤗
最初はあんなに怖がっていた外の世界が、実はとっても楽しかったんだと知った時の喜びはひとしおだったと思います。もう夢中で出ていくようになってしまいました。破れた網戸は最高の出入り口になってしまいましたね。
「えへんぷい😽」はけっこう好きな言葉なので時々使ってしまいます。(とある漫画家が発明した言葉なのですが)
木登りもすぐに得意になりましたね。庭の楠にはしょっちゅう登っていました。
このままでいてほしいと思う間もなく、3ヶ月後にはもう大人の体格になってきてしまいました。これはロシアンブルーの血が入っているためなのかもしれませんね。体は大人で心はまだ子供なので、そのアンバランスも面白かったものでした。
2歳半で虹の橋を渡ってしまったのは、今の飼いネコ ピッピのためにも残念なことでした。二人仲良く暮らしていれば、もっともっと楽しい日常が繰り広げられていたことだろうと思います。
はい、大人になっていくくぅをもうしばらくお付き合いください。
海辺にはいろんなものが流れ着いてきますよね。流木とか、何やら得体の知れないものとか・・・ あるときは、大きな魚に追われたのか、カタクチイワシ(アンチョビー)🐟が打ち上げられて、波打ち際でピチピチ跳ねている場面に遭遇したこともありました。生きているカタクチイワシはとっても綺麗なブルーに輝いていて、感動したものでした。
巻き藁は大学時代の悪友のおかげで馴染み深いものでしたから、しばらくぶりに見て懐かしかったものでした。
手漕ぎポンプはひめねずみさんにとっても懐かしかったですか? なんか嬉しいです。幼い頃、地面の下にたくさんの水があることが不思議だったものでした。
もうしばらくくぅのお話を続けたいと思いますので、よろしくお願いします。