お出かけレポートの為中断していた挙動不審のきりちゃんのお話の続きです。
ちーのくんと遊んでくれるのかと思いきやふらふらと行ってしまったきりちゃん、
今度はらってくんが座っている椅子の下に来て
ぬるりぬるりしています。
ちーのくんの一件を知らないらってくんは
『りっちゃん、遊んでくれるんですかにゃ?
ラジャーですにゃ、らっちゃんどーんと受けてたちますにゃ~よ』
嬉しくてごろんごろんしています。
『あ、しつれいしつれい、ちょっとテンション上げすぎでしたにゃ
大丈夫、現在らっちゃんはパワーセーブ可能な状態ですにゃん。
りっちゃんがドン引きしないように
「弱」から開始できますにゃ~よ』
いつに無くおりこうさんならっちゃんのウォームアップ的なちょいちょいから
バトルスタート
でも…
…
また停止
そして…
…
考え込む
ひたすらじーっと考えております。
『りっちゃん、どうしましたにゃ?
慣らし的なイイ感じでスタートしてますにゃ~よ。
徐々に動きを早くして行けば気分が盛り上がること間違いないですにゃ。
く~、考えただけでワクワクしますにゃ。
ちょいちょいちょいが最高潮に達したら頃合いを見計らって
追いかけっこにシフトチェンジしますにゃ~よ。
そしたらみんにゃもいつの間にか走り初めて大運動会になるんですにゃ。
う~ん、またまた考えただけでワクワクしちゃいますにゃ
って…
…
聞いてないですにゃん』
きりちゃん、完璧なるうわの空
バトルの魅力を力説するらってくんをほったらかして、プリンターの下に入って行きました。
ここで静かに孤独を味わいたいのかしら?って思いきや
直ぐ出て来たよ
珍しくこんな所からぼんやりと外を眺めています。
きりちゃん、ホントにどうしちゃったんでしょう?
一方、ちーのくん同様きりちゃんに振られちゃったらってくんも
ちーのくん同様
肉球に癒されておりました。
『りっちゃん、どうしたんですかにゃ~?
いつもだったら楽しく遊んでくれますにゃ~よ。
だってりっちゃん、ああ見えて結構バトルもイケるクチですにゃ。
確かにいつもはしゃぎ過ぎて怒らせちゃいがちだけど
今回ばかりはらっちゃんに反省する要因は見当たりませんにゃん』
確かにねらっちゃんはいいこだったのに、きりちゃんはどうしちゃったのかしらね?
続きます。