テーブルに乗っているグレーの毛玉
丸っと座っているらってくんですよ。
『あ~あ、らっちゃん退屈ですにゃ~。
退屈で退屈でボケ~っとしてたら…
順調に眠たくなって参りましたにゃ~。
でも…
ホントに寝てもOKですかにゃ?
らっちゃんが寝た後にイイ事があったら大変ですにゃん。
寝る前に調査してからにしますにゃ。
テーブルをすんすんすんっと。
美味しいものが出て来る気配はニャし
お次は誰かが面白い事を始めないかチェックですにゃん。
まず、もかちゃん。
ありゃあ当分あのままぐーすか寝続けますにゃ。
ホントはこんな所で寝られたら、センサー部分に暖気が溜まってヒーターが止まっちゃうから大迷惑だけれど、
もかちゃんは恐ろしいから触っちゃダメですにゃん。
では次、りっちゃん』
『ぼー…』
『りっちゃん…、
幽体離脱中のようですにゃ。
この脱力と生気の無い目つき。
ちょっかいを出したらものすごい怒られるパターンですにゃ~よ。
らっちゃん、ちゃんと知ってますにゃん』
そりゃ、何回も怒られていますからね~
『ちーのくんは…
起きていますにゃ~よ。
らっちゃんと遊んでくれますかにゃ~?』
『…』
目を逸らすちーのくん。
『ちーのくん、らっちゃんと遊びませんかにゃ~?』
気付かないフリのちーのくん。
わざわざそっぽを向いています。
『ちーのくん、わざと知らん顔してますにゃ~よ。
ちーのくん、ヒドイですにゃん』
『今らっちゃんと遊ぶと結果的に大暴れのニャンレスになりますにゃ~。
今はもう少しソフトな感じに…、ゴロゴロしながら前足でちょいちょいってちょっかいを出す
ゴロゴロヘイヘイくらいの遊び方がベストですにゃ。
らっちゃんじゃなくて、もかちゃんやりっちゃんと遊びたいんですにゃ~よ』
らってくんのこのおかお。
ちーのくんの考えていること、お見通しなんじゃない?
プンプン怒ったおかおで見ているけれど、
ちーのくん、お構いなしに背中を向けてしまいました。
ホントに大丈夫かな?
後半に続きます。
週末お休みします。