ヒーターの前で爪とぎを抱えているちーのくんですが
他のみんにゃはどこにいったのかな?
『みんにゃの事なんてどうでもイイですにゃ。
今、この時、ヒーターはちのきちだけのモノなんですにゃ~よ』
まあ、
ウインクなんかしちゃってゴキゲンですね。
『あ~あ、
あたかくてイイ気持ちですにゃ~ん』
と、グネグネしてみたり
シャシャシャッっておみみを掻いてみたり
ついでにおみみの後ろを掻いてみたり
肉球をべろんべろんしてみたり
後ろ足の爪をはむはむしてみたり
そのすべてをヒーターからの温風を背中に受けながらする事が出来るのです。
もしかしたら、この置き畳の上は天国なんじゃないかしら?
さて、天国の畳の上で、お次は何をしましょうね。
な~んて事をぼーっと考えておりましたら…
忍び寄る大きなグレーの影。
そればかりではありません。
いつの間にか…
きりちゃん オン ザ 置き畳。
危うし
ちーのくんの天国。
案じた通り
吹き出し口傍のポールポジションを取られてしまったちーのくん。
『巨りんこがそこに立ちはだかったらあたかい風がこっちまで来ないって
気付いてよけるなんてこと、このりんちゃんに限って…
有るとは考えられませんにゃ~』
おかあさんも同感です。
その上おりこうきりちゃんまでもがのすのすと移動開始。
間に割り込んで、ちーのくんとヒーターの距離をさらに広げようとするのでしょうか?
いやいや、そこはおりこうきりちゃんの事ですからね
そんな図々しい事はせず
通過して行きました。
ちーのくん、良かったね。
が、しかし…
何食わぬ顔で爪とぎを横取りするきりちゃん。
ほんの少し前まで、ちーのくんが気分よく抱えていた、あの爪とぎなのに。
あまりの事に呆れてしまい…
文句の言葉も出てこないちーのくんなのでした。
週末お休みします。