オットから妖怪扱いされているワタシ。
(ふたくち女だの、おしろいババだの・・・)
で、考えてみた。
ワタシ、いつ妖怪になったのかなぁ??
思い起こせば、次男がまだ乳飲み子だった頃・・・。
その年、何故か、ふぐが食べたくてたまらなかった。
寝ても覚めても、頭の中はふぐのことばかり。
へそくりはたいて食べに行っても、子どもたちが食べられるのは、せいぜい最後に出てくる雑炊くらい。
大人たちが舌鼓を打っているあいだ、大人しくしているわけもないし、退屈して泣き出すかもしれない。
大枚はたいて食べに行っても、食べた気がしないうえに、お店にも迷惑がかかるかも・・・
やっぱり乳幼児を連れて、ふぐを食べに行くのはとても無理・・・
無理だと思うと、よけい食べたい気持ちが募る。ああ、ジレンマ・・・。
そして、とうとう・・・。
懸賞で、当たったのよ、ふぐ鍋セットが!!
その夜、上機嫌で、ふぐ鍋をつついたのはいうまでもない。
ふぐを前に、オットがビビリながら、ぽつり・・・。
「オマエ、妖しの術でも使ったのか・・・?」
その後、「どうしても欲しい!!」と、思うものがふたつあり、「欲しいよ~欲しいよ~。」と念じていたら、ふたつとも本当に当たってしまった。
ワタシが妖怪になったのは、たぶんこの時だろうなー