POPPO NEWS 2

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雨中でも賑わった十郎兵衛屋敷の水無月公演

2010年06月28日 | 徳島の祭景
徳島は昨日、今日と梅雨の晴れ間に恵まれ、
湿度は高いものの、たまった洗濯物を干すのには
ありがたいお天気だったのではないでしょうか。

さて、先週末、6月26日(土)、27日(日)は、
徳島の伝統芸能・阿波人形浄瑠璃の祭典
『阿波十郎兵衛 人形浄瑠璃まつり 水無月公演』が、
県立十郎兵衛屋敷で開催され、多くの人出で賑わいました。
ピジョンズ・パークもさっそくおじゃましました。

初日は、県内各地で豪雨による各種注意報が出されるなど、
荒れた天気となりましたが、
それでも阿波人形浄瑠璃人気は高いようで、
足下の悪さを押して、多くのファンが訪れ
阿波人形浄瑠璃の上演を楽しんでいました。

今回のポッポニュースは、初日の模様です。
出演された大夫(浄瑠璃語り)、
師匠(太棹三味線)を中心にご紹介します。

明日は、天候に恵まれた2日目、日曜日の様子です。
どうぞお楽しみに!


▲阿波人形浄瑠璃の定番外題『傾城阿波の鳴門』。母子邂逅のシーンを熱演するのは、駒三座のみなさん


▲語る大夫は、千草のぶをさん。深みのある声に聞き惚れる


▲太棹三味線は鶴澤友輔師匠。よどみない伴奏に臨場感は高まる


▲阿波木偶製作実演のため駆けつけた阿波木偶人形師・人形洋さん。徳島の阿波木偶製作の第一人者だ


▲制作途中の阿波木偶の頭


▲人ならぬ頭も制作されている。美しいだけでなく、迫力を感じる


▲曽根崎心中の主人公・徳兵衛(阿波木偶)と、城北座の人形遣いさん


▲26日(土)の水無月公演は、豪雨となった。鶴亀の庭では、いつもは水の無い池があふれていた


▲大夫の東内つとむさん。語る浄瑠璃は、恋女房染分手綱・重の井子別れの段。音量のある声が会場に響く


▲東内さんの隣で太棹三味線を弾くのは、鶴澤友音師匠。爪が変形するほど弾き込んだ音色が冴え渡る


▲恋女房染分手綱・重の井子別れの段。子別れの名場面だ


▲外は依然として雨。傾城阿波の鳴門の主人公、お鶴とお弓もすっかり濡れてしまった


▲続く外題は、曽根崎心中・天神森の段。大夫は竹本友代さん。太棹三味線は鶴澤友喜久さん


▲曽根崎心中・天神森の段を演じるのは、城北座のみなさん


▲曽根崎心中・天神森の段の名場面。徳兵衛とお初の心中シーンだ


▲阿波十郎兵衛屋敷を管理する中修一さん。阿波人形浄瑠璃の歴史も現状も知り尽くし、その普及に努めている


▲傾城阿波の鳴門の上演。大夫は桑原幸子さん。太棹三味線は竹本友和嘉師匠


▲阿波人形浄瑠璃の定番外題『傾城阿波の鳴門』を演ずるのは、名月座のみなさん


▲13時10分から上演された曽根崎心中・天神森の段。人形座はあわ工芸座のみなさん


▲外はあいにくの豪雨となってしまったが、多くの阿波人形浄瑠璃ファンが訪れていた

This program is presented by PIGEONS-PARK.

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