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長善寺の柴燈護摩

2010年09月23日 | 徳島の古刹・史跡
ピジョンズ・パーク読者のみなさん、こんばんは。
今日9月23日(木)は、秋分の日。昼と夜の長さが同じになるといわれ、
これから徐々に、夜が長くなっていくことになります。

秋の夜長の始まりですが、今夜はあいにくの曇り空。
期待していた、観月はちょっと無理かもしれませんね。

朝から雨模様だったとはいえ、せっかくの国民の祝日です。
自宅でゆっくりと過ごされたみなさんも多かったかもしれませんが、
ピジョンズ・パークは、東みよし町に建立されている
長善寺を訪ねました。

恒例の柴燈護摩(さいとうごま)法要が催されるということで、
読者のみなさんの除災招福を願い、家内安全、商売繁盛を
御本尊の不動明王に祈願してまいりました。

雨が落ちる境内でしたが、日頃、荒行で培った法力を
身体に宿す修験者のみなさんが、不動明王の真言を唱えながら、
参列した人々の願いが書かれた護摩木を燃えさかる護摩壇に投じ、
所願成就を祈念されていました。

護摩壇が燃え尽きると、まだくすぶる炭の上を、
多くの参拝者らが裸足となって、
無形息災などを願いながら渡る、火渡りの行へと移り、
長善寺の柴燈護摩はクライマックスを迎えました。


多くの人々の災厄を払うため、荒行に身を置く修験の道。
ピジョンズ・パークも、ほんの少し興味を覚えるのです。


▲長善寺の境内に立つ鳥居群。お稲荷さんもまつられているようだ


▲本堂と赤い鳥居。秋雨に濡れていた


▲鐘撞堂では、お供えの揚げと線香がセットで販売されていた


▲本堂前で、参拝者を迎えていた


▲いよいよ柴燈護摩法要がはじまる


▲修験者が吹き鳴らす法螺貝の音が裏山に響き渡る


▲裏山の洞窟にまつられた不動明王を目指す修験者の一行は、まず途中にあるお稲荷さんに詣る


▲真言(だと思う)を唱える修験者ら


▲本尊・不動明王の前に設けられた護摩壇に、いよいよ点火される


▲住職の念仏が、とうとうと流れてきた


▲護摩壇から、煙が上がった


▲檜の葉が燃え、もうもうと煙が立ち上る


▲しゃくしで水をかけ、炎をあやつる修験者


▲修験者らは、真言を唱えつつ、護摩木を投じていく


▲参拝者も、空から降る灰をものともせず、祈る


▲多くの人々の願いを受けて、護摩壇が勢いよく燃えていた


▲燃え尽きた護摩壇


▲くすぶる炭を塩で清め、払う


▲まず、修験者が渡る


▲火渡りのはじまりだ


▲檀家さんが渡る。世話人だろうか


▲巫女が続く


▲火渡りが終わると、福投げがはじまった


▲参拝者らは、福を得ようと精一杯に手を広げ、拾う。誰もが笑顔だった

OLYMPUS PEN E-P2/M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8

This program is presented by PIGEONS-PARK.

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