POPPO NEWS 2

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火之神降臨 その一部始終(前編)

2010年10月14日 | 徳島の祭景
待ちに待った秋祭りシーズンが到来しました。
豊作に感謝して、お神輿が担ぎ出され、
笛や太鼓のお囃子にあわせた祝いの踊りや花火が、
それぞれの地域の氏神様に奉納されます。

そして今年10月10日には、
ピジョンズ・パークが心待ちにしていた
赤松神社(美波町赤松地区)の秋祭りで、
『赤松吹筒煙火』が奉納されました。

地域の氏子さんたちが手作りした花火は、
その名の通り竹筒に火薬を詰めた素朴なもの。
ただし、その迫力たるや、
天高く1万発も打ち上げられる夏の花火の比ではなく、
10mほどの高さで火を噴き、目と鼻の先に黄金の火花を散らし、
ときに炸裂して、その熱さを体感させてくれます。

火花が滝となって流れ落ちる下で、若い氏子さんたちが
「できたん、どしたん」と、なぞの文句を唱えながら、
環を描いてぐるぐると駆けめぐります。
その様子を間近に見るのが、赤松の奉納煙火の楽しみ方。

ではあるのですが、実のところ、
ピジョンズ・パークが腰が引けながらも待っているのは、
美しく流れ落ちる花火ではなく、どうした加減か、
途中で炸裂し、火の豪雨となって空から降り注ぐ
失敗(?)作品なのです。

その炸裂した花火の中に、火之神のスガタを探すのです。
昨年一昨年と出会った火之神は、今年も果たして降臨するのか。
答えは、次回のポッポニュースで。


▲豊作のお礼を申し上げるのだろうか。まずは氏神様をたずねる


▲午後8時の開幕を前に、エキシビジョンの花火が披露される


▲美しいが、まだ本番の迫力はない


▲火花が回転する煙火も登場した


▲いよいよ本番。一組目の吹筒煙火の奉納が始まった


▲滝となって流れ落ちる火の粉を浴びながら、氏子らが駆ける


▲できたん、どしたん。できたん、どしたん。意味は分からないが、心が浮き立つ


▲火之神の降臨はまだか


▲熱い火の粉を、ものともせず駆ける氏子ら


▲次々と、吹筒煙火が奉納されていく


▲秋祭りの夜に、提灯の明かりはとても心地よい


▲さて今年、火之神降臨はあるのだろうか

This program is presented by PIGEONS-PARK.

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