ぴこりんの森

住友林業でかっちょええ家、一軒建てます。

土地探し④ 落とし穴

2008-03-17 22:30:46 | 土地探し
前回、軽い気持ちで買付けを入れてしまったぴこりんでしたが、この土地でどんな家が建つかわかりません。
さっそくラフで設計をお願いいたしました。(おっくーは設計士出身なので、間取やパース図は自前で描けます)

また、金額面で折合いが付かなければ買えません。
概算での見積もりとお値引きをお願いしました。

買付けを入れたら本申し込みまで、猶予は2週間です。(通常は一週間で決めねばらないそうです。)

買付けを入れてから三日後に、概算見積もりがあがってきました。
既に予算は伝えているので、予算内に収めてくれると期待しておりました。


結論から言うと、予算の範囲をギリ超えるくらいで収まっています。
(ただし、エアコン、照明、カーテン、ブラインドを除く。)

全体のイメージはモダンで、シースルー階段、一階床の無垢材は希望通りでした。

…が、無垢は無垢でもチークじゃない、太陽光は載せられそうもない、防犯ガラスではなく標準ガラス、
シーサンドコートはどこへ?、キッチンは標準、食洗器も付いてないし、
エコキュートも別見積もり、バルコニーは半分だけ、玄関暗すぎ…と不満がたくさんありました。

中でも一番の不満が、母屋下がり!!!(#^ω^)ピキピキ

それでも、キッチンをオープンタイプのペニンシュラに変更するという条件をつけて、
住林に業者選定の意向を伝えました。
おっくーもN田さんも喜んでいました。


しかし、一晩、冷静に考えて。

ネガティブな要素は色々あるけど、暮らしに一番直結しそうなのは母屋下がりです。
この土地は第一種低層住居専用地域で北側斜線規制地域です。

北側斜線とは北側敷地の家が日陰にならないように、北側隣家との敷地境界線上に6m立ち上がった地点から
1:1.25の勾配で引いた線に掛からないように建物を収める必要があります。
また、建物自体の高さも10m以下に収めます。(よって3階建ては無理)

わざわざ、こんな土地に家を建てても、楽しく住めないんじゃないかな。


さっそく、おっくーにメールをしました。
「現在、北側壁は高さ160cmから屋根が始まりますが、180cmからにしてください」

また外観は、メイクスクリーンを付けていたのですが、母屋下がりによって魅力が半減してしまっています。
「メイクスクリーンが生かせるように、提案をしなおしてください」
「これらの条件が満たされなければ、この土地で建てる話は白紙にします」


さっそく翌朝、おっくーから電話がありました。
解決策ができあがったのか!と思いきや…
「大丈夫ですから、安心してください」と繰り返すばかり。

なんだ…解決策が見つかったわけじゃないのか…と、ガッカリしました。
そもそも私たちが立ち向かおうとしているのは、「法律の壁」です。
そう簡単に解決できるハズがありません。


ところがその日の夜、「解決策をお見せする」との事でショールームへ呼ばれた私たち。
そこで見た衝撃の解決策とは??


つづく。