サンカ（山窩）

テレビ「深い、いい話」で
本を買おうか？迷った時はもう２度と出会えない本があるかも知れないから
買っておくようにしているというアナウンサーの恩師の言葉が紹介されていて

ふと思い出したのが
その昔、修行時代に浜松で出会った
「サンカ（山窩）の研究」という本
（書名はきっと覚え間違っている）

あまり本を読まない自分なのだけど
テレビ番組の影響だけど
民族的な事と身分制度的な事柄に興味を持ち、
そういう手の歴史の本を
熱心に読んだ時期があって
その中に書かれていた一つの話に
サンカと呼ばれた民が、かつて昭和３０年代まで
日本の中に存在した事
水上勉と野間宏の対談を本にした中で書かれていたと
記憶している

彼らは山中を拠点に定住せず、魚を捕ったり
蓑を編んだり修繕したり工芸品を作ったりして
時の権力に統治される事なく生活していたという
言わばニッポンのジブシーだとか

そんな本を浜松のインターの近くの書店で見つけ
買うか？買わないか？迷って
けっこう高額だった為、買わなかった
立ち読みをしたので
本の一部を読んだ記憶があり
そこにはサンカの親子の写真もあったり
彼らが作った工芸品や
川原を利用して魚を調理してるところや
草木を利用して作った住居など写真が載っていた

強烈な印象で残っている買わなかった本
ただそれだけの話でした

サンカについて、ウィキペデア
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B1%B1%E7%AA%A9