昨日は、ルース・スレンチェスカさんのテレビ放送があり、
録画して夜に観ました。
お友だちのアルさんから、色々とお話は伺っていたのですが、
実際にご様子をみるのは初めてで、
まず80歳とは思えない、そのパワーにびっくり!
続いて、音楽とは、音とはどういうものか、という確固たる信念を持ち、
毎日真剣にピアノと向き合う姿に深く感動しました。
そして、人々にふれあうときの笑顔の素敵さと言ったら、
本当に輝いていて、
岡山の人々がルースさんを心から愛して止まないと言うのも
とても良く分かりました。
テレビではリスト、チャイコフスキーのコンチェルト、ショパンの独奏曲の模様を
ほんの少しだけ放送していましてけど、全部観たかったですねえ。
もう引退なさってしまったことが、残念です。
さて、お年を召した、と言えば、と無理に繋げる必要もないのですが^_^;
昨日、Madeleine de Valmaleteと言う方のCDを買いました。
この方、すでに故人で私は存じ上げなかったのですが、
この方の名前を拝したコンクールも今年で50回を迎えていたりして
とてもすごい方だったんだとわかりました。
それになんと!100歳まで生きられた方!?
先月号の月刊ショパンに一番長生きしたピアニストはペルルミュテール氏、と
ありましたが、どうやら違うようですね。(^^ゞ
このアルバム、モーツァルト、リスト、プロコフィエフ、ムソルグスキー、ラヴェルなど
(クープランの墓と水の戯れが入っていたのも購入動機)
1928年から1992年の間に録音された小品がたくさん収録されていて
すごく興味深かったのです。
詳しい情報はこちら。
特に、「クープランの墓」は世界初録音と言うことらしく、
すっごいノイズなのですが^_^;
それを越えて聴こえてくるピアノの音色は、清冽で痛快で、とても良かったです。
まだ半分までしか聴いていないのですが
この古き佳き時代の音色をゆっくりと味わいたいと思います。
さて、今日はこれから午前10時過ぎくらいに
テキサスで行われている
ヴァン・クライバーンコンクールで、アレクサンダー・コブリンが出場します。
嬉しいことに、オンラインでライヴ映像と音声が視聴できます。
ヴァン・クライヴァーンコンクール公式HP。
現地とは時差が14時間ほどありますので、
全部はとても聴けませんが^_^;、今も朝方、22日のお昼の最後の女性の方の
リスト「ペトラルカのソネット104」など、楽しみました。
出場者には、コブリンの他、昨日登場したジュゼッペ・アンダローロ、これもまた昨日登場した中国のサ・チェン、前々回ショパンコンクール5位、昨年のシドニー2位のロシアのレム・ウラシンなど、そうそうたるメンバーがいます。
さてさて、もうすぐ登場のコブリン、どんな演奏を聴かせてくれるのか、
すごく楽しみです♪
私もルースさんのテレビ拝見しました。
初めて聴いたのが、最後の引退コンサートとは、
皮肉なものです(残念!)。
わずかな時間だけでしたが、演奏も人間的にも素晴らしい方だなあと。
30分じゃ短いですよね。もっともっと見せて欲しかったです。
ルースさんの番組、良かったですね。で、やっぱり30分じゃ短いですね。
ネットでお友だちのアルさんが
ルースさんにお習いしていたりすることもあり、
ルースさんのことは前々から知ってはいて
CDも二組持っているのですが、実際のお人はどんな方なのかなあとすごく興味がありました。
あの練習の時のちょっと近寄りがたいほどの集中力や、オケとの合わせの時の妥協しない姿勢とか、すごいなあと思いました。
もう無理ですが、生でお聴きしたかったですねえ。残念です。