潮龍、安らかに

インドシナウォータードラゴンの潮龍が、昨日亡くなりました。

正直な話、ここ数日の潮龍の様子をみていると、いつまでもつかな、と言う状態でした。

 

我家にやって来て７年半。

その時既にアダルトサイズだったので、実際は何歳なのか解りません。

来たばかりの頃は良くケンカしましたが、お互いにいい年になり良き茶飲み友達（？）だったので寂しくなりますね。

 

潮龍を譲ってくれた友人に「飼育しているトカゲが老衰で死ねるなんて、それはそれで幸せなんじゃない？」と、1ヶ月程前に言われました。

他の人に言われてもそれ程思わなかったかも知れないですが、彼に言われただけに何だか救われたような気がします。

 

今月２２日に写してツイートしたのが最後の一枚になりました。

 

初めて飼ったトカゲがウォータードラゴンで、それ以来個体は変れど我家からウォータードラゴンがいなくなる事はなかったのですが・・・

まあ、似たような奴らがいますけどね。

やせっぽっち

インドシナウォータードラゴンの潮龍

 

歳を取って痩せてしまい、動きにもキレが無くなり、野生でこの状態ならとっくに命を落としているのではないか、なんて思ってしまうこの頃の潮龍爺。

「今日、爺さんが・・・・」と言う話を家族とすると、決まって「下の？手稲の？そこの？」という質問が返ってきます。

“そこの爺さん”こそが潮龍爺です。(笑)

 

最近は成長したホカケ２匹の勢いに押され気味ですが、まだまだ存在感は衰えていませんよ。

本当は

iPhoneをケージに張り付けて

 

ウォータードラゴンとホカケの餌やりの様子を流し撮りしてみました。

本当はホカケが食べる所をメインに撮りたかったんですが、撮影を嫌がって奥に逃げてしまいました。

iPhoneを見た途端に右へ左へそりゃもう大騒ぎ。(笑)

緑

前回のブログにも書きましたが、以前からやってみたいと思っていた事の為にホームセンターで買ってきたのはコレです。

 

コレに種や苗等を移植して、そのまま植えても土になる鉢（商品名：ジフィーストリップ）で、ピートモスで出来ているそうです。

植えた植物が幾らかさまになった頃に土にかえってくれればベストなんですけどね。

 

植える植物はこの３種

 

98円の特価のポトス、普通の値段のポトス、それとシダの仲間の３種類。

そのままジフィーストリップに移植しても土が足りないので、腐葉土も買ってきました。

 

十万年腐葉土20ℓ

 

腐葉土そんなに大量に使わないだろう！って思いました？

腐葉土はどちらかと言えばアカアシの産卵床用で、今回の移植にはほんの少し使うだけです。

庭弄り用の土なんて、真冬の北海道で買うもんじゃないですね。

ホームセンターでも外で保管しているので、カッチカチに凍ってます。

部屋のストーブの前で温めて柔らかくなった所から削って使いました。

 

ジフィーストリップは３個繋げたままで移植します。

 

出来上り

 

このポトスたちをどうするかといいますと・・・

 

この場所に植え込みます。

 

やっぱり部屋に緑があると良いですね。

 

“この場所”の全体像は

木の上では３匹がダンゴになって寝ています(笑)

 

植えてから２日経った日の一コマ。

 

ウォータードラゴンもホカケトカゲも植物には無関心で、近づく事も何もないですね。

凄く反応されても困りますけど。(笑)

ほのぼのした風景ですな

こんな感じで睡眠中

腰に良くないよ

ウォータードラゴンの潮龍（ちょうりゅう）爺さん

 

 

 

 腰に負担かかりそうなこの体勢、問題ないのかな？

 

暖かくなって、暑くなってきて多少食欲も出て来ているようで、春先から初夏までは２週間に一度位のペースでマウスやウズラを食べていたのが７～10日間隔で食べるようになりました。

まあ、与えすぎも良くないでしょうが、食べたい時に食べてくれれば、良いんじゃないでしょうか。

もうお爺ちゃんなので、消化に負担がかかりそうな毛が生えた餌ではなく、ファジー等のツルンとした餌に切替えようかと考えています。

 

２～３日前、水入れの中で横たわっていたので慌てて水から出しましたが、本人は寝ているだけでした。

 

やはり木の上にいる時が一番かっこいい

頼むぞ、潮龍！

インドシナウォータードラゴンの潮龍（♂）

 

 

この所、動きにキレが無くなってきました。

コオロギを食べようとして、餌との距離感が掴めないのか、銜えようとして何度も空振りをしたり

横に倒れていたので、慌てて持ち上げると寝ているだけだったり

水容器から身体半分乗り出したまま何時間もジッとしていて、お腹が圧迫されて口から泡を吹いていたり

心臓に良くないです・・・

 

 

この仔の前に立って色々と話しかけると、こちらを見ながら首を右に左に何度も傾けるので、人の話が解るのかな？

それとも、理解しようと努力しているのかな？

なんて錯覚しそうになります。

何だっけ？

あれ？

何だったかな？

ここに

何て言う名前の植物かは分からないですが、潮龍ケージに入れてみました。

緑色のトカゲには緑の植物が良く合う、そんな気がします。

手持

ちょいと訳があってケージから20分ほど出て貰った時に記念撮影。

全く嫌がらない大人しいヤツ。

加減

「どれどれ、湯加減はどうかな？」

 

 

 

同種か樹上性の他種との同居を考えたのですが、あきらめました。余生は一匹でのんびりと。

鼠

潮龍が丁度ホッパーを呑込んだところ。

一週間のメニューは、ホッパー１匹雛ウズラ１匹。

最近はコオロギにあまり反応しません。

 

モニターは餌を銜えると、大きく何度も左右に振って獲物を地面などに打ち付けますが、ウォータードラゴンは大きめの餌を銜えると、右に左に２～３度強く素早く首を振るので、たまに餌を千切って飛ばすことがあります。

そうです

胴体が半分になったやが、こちらに向かって飛んで来る事があるんです。

なので、餌を銜えたら素早くケージのガラス戸を閉める必要があります。

特にこの画像のように木の上にいる時は要注意ですね。

ビックリさせるなよ

数日前の夕方。

潮龍のケージを見ると、水浴び用の容器に顔を突っ込んだまま動かなくなっていた。

砂漠中を彷徨って、やっと見つけた水たまりの水を飲もうと顔を突っ込んだところでこと切れた、みたいな・・・

 

「わっ！ヤバ！」と、慌てて潮龍を持ち上げたが全くの無反応。

あちゃ～、と思ったが身体は膠着している訳ではなく、かすかな反応も見られたので、とりあえず床材の上にそっと置いて様子を見ることに。

 

暫くは動かずに置いた場所でジッとしていたのが、夜になって見てみると多少動いたかな？いや動いてないかな？って言うくらいの微妙な感じ。

でもまあ、呼吸はしているし大丈夫だろう、と。

 

ウォータードラゴンって言う生き物は何か気に入らない事があって、な気分になると持ち上げようが突こうが反応しなくなる事がある。

この日の潮龍は、まさにこの状態。

ベビーの時だけかと思ったら、良いオッサンになってもなるんだね。

 

 

 

翌朝、いつも通りに水入れの中で顔をあげてこちらを目で追っている潮龍がいた。

 

ったく、ビックリさせるなよ！

変わらず

いつものポーズで

意外と

潮龍（ちょうりゅう）＠インドシナウォータードラゴン

 

このブログに「ウォータードラゴン」で検索して来てくれる方が結構多く、アクセス解析で検索ワードを調べてもほとんど毎日のように「ウォータードラゴン」と言うワードが載ってきます。

何気に人気があるトカゲのようです。

飼育方法を調べる為に来てくれた方には申し訳ないですが、あまり参考にはならないですね、このブログ。

 

飼っているんだから当たり前ですが、好きなトカゲの一つです。

緑色のトカゲって良いですよね。

ショップでもヤモリからモニターまで、緑色のトカゲって何故か見入っちゃうんですよ。

買いませんけどね。(笑)

 

この画像は寝ている潮龍にレンズを向けたら、気配がしたのか目を開けてこちらを見下ろしている画。

樹上性の生き物は、木の上にいてこそ。

若い個体が木の上でリラックスしている時の体色の美しさは、飼っている人にしか見る事が出来ないと思う。

潮龍は体色に渋みが出て、もうあの色になる事は無いですが・・・