les 60 ans

les 60 ans
  (60歳を前にして 日々思うこと つれづれに:改題)
 小型AT二輪免許とその周辺の話

小型AT限定二輪免許の話 (034) 「第二段階 小A5(03-03)」

2022-08-24 21:43:24 | バイク

 

 

 指導員「@@@さん お疲れ様です.次はシミュレータなので着替えて校舎にもどってください」

 

    ...いいの? あのクランクの通過で? まあほかはよくできているとは思うのですが...

 

 おもうに,私が「22000円余計に払った卒業までの予約プラン」だからこのままシミュレータ+学科にすすめたのではないでしょうか.すでに3回おなじ教習を受けているので.この時はそのように思いました.

 22000円.入校時にあたりまえに支払いました.普通の17歳の方にはできない年寄りの特権です.いまこの場から銀行ATMに寄れば,バイク屋でヤマハの三輪車でもスーパーカブでも現金で買えます.二つの銀行によれば映画「ローマの休日」で出てきたヴェスパだって買えます.今教習中の免許を取れば,一年後には奥さんをオードリーヘップバーンのようにみたてて後ろに乗せて走れます.しかし小金を持っている年寄りは特殊詐欺(オレオレ詐欺)に狙われます.ただ22000円では詐欺のほうも割にはあわないでしょうが.

 うかつなことは言えません.60歳前の私を入校させてくれた車校C校の名誉のために言います.

  「私はクランクにはすこし問題があるが,小型ATスクーターを操る資格がある」

 ことをこの車校で教えてもらったのです.現実に平均台(一本橋)ができています.ありがとうございます.

 

 前記しましたが,この車校のクランクは「本道から左折. 進んで右折. 次を左折. 出口で右折して広い通りへ」の順です.YouTubeにある多くの車校の風景はこれと逆の向きになっているものばかりです.教本はこの車校と同じ向きです(当たり前ですね).この逆向き:右手と左手の関係;すなわちパスツールの酒石酸の実験(高校の化学なんておぼえていませんね 私もです):だとよくわかりません.

 したがってクランクを何回も何回もお稽古しているときに,そのパイロンの本数と位置は覚えるようにしてきました.

 パイロンの位置: 

  1)まず左折する入り口のところに立っている 

  2)右折する角までに2本立っている 

  3)右折の直角の角の入り口・角・出口に計3本立っている 

  4)次の左折までに「たくさん」立っている(もう本数はわかりません) 

  5)前の右折同様に左折のところの入り口・角・出口に計3本立っている 

  6)クランクの出口までの中間に1本と,広い道への出口に1本立っている 

です.もしかしてこの車校は,他所より難しいのではないでしょうか.そう思ってしまいます.

 ただ,そんなことに気を取られているから「通過できない」のかもしれません.

 ふたたびこのC校の名誉のためにいます.「卒業生に正しい技術を教えている」のです.ありがとうございます.わたしはその訓練のもとでで卒業しています.

 左折してからはじまるこのクランクで,どこでブレーキをかけるべきなのか,すすむべきなのかをほかの車校のYouTube画像から推測してイメージトレーニングを進めています.

 さらに理論学習です.

 クランクの通路(パイロン)の幅は2mです.私の対戦相手前頭筆頭リード125の車体のスペックは,現在発売のものとほぼ同じと仮定した場合,

  「全長1.58m 幅:約70cm」

 です.

  A4の白い紙に,適度の縮尺で「2m幅のクランク路(距離はわかりません)」を書き,「1.6mX0.7m」の船型の図を重ねてみます.

  角の対角線の長さはは2mのルート2倍になるので2.8m.ここを「1.6mX0.7m」の船型がどうやって通過するかを昭和時代の方法で繰り返し試します.「普通二輪免許パーフェクトBOOK」という紙の本を買ったのと同じです.手の中に実際にある「紙」がいいのです.もちろん重要な位置のパイロンを書くことも忘れません.PCにデータをいれてシミュレートするなんて芸当はできません.

 これで次回の「みきわめ」がなんとかなるのでしょうか.