いやしの風景

フォトマスターEXの管理人がいやしの風景をお届けします。たまに雑談や撮影記なども。

撮影偵察

2024年03月29日 | 日記
寒くて梅雨のような長雨が続き、久々に晴れたかと思ったら
とんでもない暑さ。極端な気候変動はますますひどくなるの
だろうか。
近くに幻の滝がある。雨の後にだけ現れる。

こちらは以前フィルムで撮影したもの。部分狙い。

瀞峡の絶壁。白黒の対象になるかと思って撮影してみた。


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書評‥無常の文学

2024年03月17日 | 日記
水仙は満開。
鉢植えの蘭も蕾が出てきた。
シャクヤクも芽を出した。いよいよ春が来た。
中古で買った。少し前のブログで唐木順三氏の「無常」について
書いたが、ずっと以前から無常には興味があって、その理由は
日本固有の美的理念である侘・寂が、無常を根底に持っているの
ではないかという思いがあったからだった。
無常とは、この世のものはすべて滅び生々流転を繰り返すという
もので客観的事実だが、これを滅びの美学として芸術に取り込ん
だのではないかと思う。
この本はそのあたりの事を取り上げたもので、私にとっては当を
得た内容で感動した。
唐木順三氏は作家なので分かりにくい部分も多いが、この本の著
者西田正好氏は学者なので理路整然としている。
しかし二人は兼好について同じような見方をしている。唐木氏は
自覚的無常観と言い、西田氏は肯定的無常観という。
いずれも無常観によってニヒリズムに落ちず、積極的に生きる術
としたとみている。徒然草第七段には
「世は定めなきこそ、いみじけれ」とある。また一三七段には
「花はさかりに、月はくまなきをのみ見るものかは」という有名
な言葉がある。人は満開の花を好み、雲の無い月を好む。しかし
それだけが花や月の良さではないという。この感覚が侘・寂では
ないかと私は考えている。写真にもこの日本的美観を取り込めれ
ばいいなと思う。


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よもぎ食パン焼いてみた

2024年03月08日 | 日記
朝食のパンはホームベーカリーで焼いている。いつもはピザペーストに
スライスチーズをのっけて食べているが、今回はヨモギを入れて焼いてみた。
ヨモギは家の周りにもすでに顔を出しているが、てんぷらにするくらいで、
市販の粉末を買った。あんこを塗って食べると、とりあえず春の気分。
昔は生活の中に季節感はたくさんあったが、今は随分なくなってしまった。

リバーサルはすでに6本あるので、ネガフィルムを買った。
ブローニーは35mmと違ってProfessionalの表記がある。昔なら写真雑誌に
使用レポートが載っただろうが、今はレビューに頼るしかない。
amazon利用者の添付画像を見るとノーマルな写り方をしているので、最も
安いGOLD200を買った。自然風景にはEKTER100の方が向いていると思うが、
2倍程の値段になるので躊躇してしまう。
現像価格はネガカラーが最も安い。それだけ利用者も多いということだろう。
白黒もポジと大した違いはない。たくさん撮るなら自家現像になるだろう。
ブローニー5本で1万円以下というのはカラーではこのフィルムだけだ。
フィルム愛好者にとってはありがたい製品と言える。
実写レポートはいずれ又。



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