ドラケン再来

昨日の記事に無意味にサーブ・グリペンを載せましたが、現代ヨーロッパでの航空機のデザインがサーブ・ドラケンに似てきていて、ドラケンの先見性を証明しているように感じます。

ドラケンの最大の特徴はダブルデルタ翼と呼ばれるボディ形状。
フロントから見ると良く分かります。



翼だけでなく、ボディ自体が揚力を生むように形作られています。
全体像は古臭いですが...。



これに対してダッソー・ラファールの正面からの写真を見ると



モダナイズされたドラケンのように見えませんか。
勿論全体像もモダンなデザインです。



ダブルデルタ翼までいかなくともドラケンのトレンドを汲んでいる機体に思えます。

話がずれますが、ラファールはフランスの機体ですが、フランスも元々は昨日の記事中にも記載しているユーロファイター社に参加していました。運用計画に他国とのずれがでてきたために独自開発された機体です。

以下はユーロファイター


サーブ・グリペン、ダッソー・ラファール、ユーロファイターともにコックピット下にカナードが付いています。ヨーロッパの地勢から機動性に対する要求が高いことが考えられますね。