ぺんぺん草

レンズで宮古島からこんにちは!

井戸に入る:友利のあま井(ともりのあまがー)

2009-02-13 | 過去使用分
以前、城辺(ぐすくべ)の友利を
ジョギングしていた歳に、
山の中腹に大きな穴が空いているのを
発見しました。

過去、井戸として使われていた穴らしく、
いつも人影がなく、
不気味でスルーしていました。

この日、
意を決して、
この穴に入りました。


K20D+DA FISH-EYE 10-17mmF3.5-4.5 ED
F6.3 1/15 ISO800 -0.7EV f=10.0mm

穴の入り口には
なんらかの儀式をした後があり、
背筋が寒くなる不気味な感じがあり、
躊躇します。

DA FISH-EYEを左手で握りしめ、
ゆっくり階段を下りていきます。



縦穴は、
垂直に15mぐらい続きます。
途中、大きな鍾乳石があり、
石灰岩でできた島であることを思い出します。



上を見上げると、
自分がすっぽり井戸の中に
はまっていることがわかります。

一番底には、
過去に水を引き上げるための
滑車のあとが朽ちていました。



さらに横穴の奥へ行くと、
わき水が貯まっていました。

DA FISH-EYEでフラッシュなんて
無意味だけど、
真っ暗なので焚いてみました。

おごえーー(こわいーー)

もう限界。
恐ろしくて、あわてて逃げ帰ってきました。

ここは、
友利のあま井といい、
昭和四十年頃までここで
飲料水、生活用水を確保していたようです。

水を運ぶのは、
婦女子の役目で、
階段の横の壁には
多くの人々の手の汗が
染みこんでいるとのことです。


また、井戸に入る:盛加がー (むいかがー)へ続きます。



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コメント (8)