日本人なら避けて通れない、この問題
当日のテレビ映像から 靖国神社
やっぱり、語ろうこの問題
この話題は避けようと当日は記事を書かなかった。賛否両論あるこの問題の扱いはひじょうにむずかしい。
色んなニュース番組、ネットでのこの件に関する意見も読みあさった。
しかし、日本人としてやっぱりこの問題はしっかりとした立場を認識する意味でもこの問題について考えてみたいと思う。
小泉首相の靖国参拝は是か非か
日本の首相の靖国参拝について内外からのコメントは様々。
概して言えば、新聞各社では「産経新聞」のみ賛成。
すなわち、首相の参拝は国益を守ったと論評した。
それ以外の新聞はこぞって首相の参拝を非難する形。
しかし、読売新聞のアンケートでも、首相の参拝を「支持する」は「どちらかといえば」を合わせて53%、「支持しない」は計39%だった。
それに対して、今の時代はアンケートもあっという間に採れるインターネットというメディアがある。
ヤフーや、ライブドアではこの件に関して緊急アンケートを実施した。
その結果は…意外や意外。
会見で自分の考え方を蕩々と述べる小泉首相
20代・30代では「参拝賛成」が実に72%という結果。
またNHKが06年8月15日に放送の「日本の、これから『アジアの中の日本』」番組内で行われたアンケート結果だ。これによれば、「首相の靖国参拝をどう思う?」との質問では、20代・30代で「賛成」が実に 72%に達し、逆に「反対」は28%、と若い世代で目立って首相を支持している割合が多かった。50代・60代以上では、「賛成」と「反対」が拮抗している。
(ニュースソース:livedoor/J-Cast News)
歴史的観点で反省すべき点であり、内政問題でもある
日本の戦争時の行った残虐な行為は、歴史認識として謙虚に受け止めるべきであろうと思う。これに関しては、平和憲法という戦争放棄という明快な答を出しそれを実行してきた。
韓国・中国は政治カードに使ってはいけない
小泉首相も言っていたが、「靖国参拝をやめれば首脳会談を行うというのは、おかしい」と。
中国の江沢民前国家主席が98年8月、各国に駐在する大使らを集めた会議で「日本に対しては歴史問題を常に強調すべきだ。永遠に言い続けなければならない」と述べ、歴史問題を対日外交カードにするよう指示していたことが10日発売の「江沢民文選」(全3巻)で明らかになった。
(msn news 毎日新聞より)
戦没者慰霊は日本の問題
靖国神社だけでなく(軍人)、多くの民間人が東京大空襲や、広島・長崎の原爆、さらには沖縄で慰霊祭が行われている。
これは、あくまでも日本国内の問題であり、明からに内政干渉だと思われる。
今でも日本は軍国主義の国と非難する中国は、核兵器はもちろん、通常兵器・兵力でも日本よりは格段上の軍事力を保持し、増強を続けている。
国際社会の中の隣国として、もちろんうまくやっていけるに越したことはないが、この靖国問題で譲歩すれば、さらに次の要求もしてくることも十分考えられるのではないかと思う。
A級戦犯の合祀は、靖国の宮司が急死して変わった時に数人で一気に合祀をおこなったらしい。
分祀というよりは、新たに国の追悼施設を設けるという案は実に分かりやすい。
いま、こうして我々が生きているのも、戦死して行った人たちの犠牲の上に成り立っていることは間違いないのだから。
8/16(水) 609 pv