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3人中2番目の娘は保育園で数々の記録を討ちたてる程の運動神経の持ち主です。
走るとMrインクレディブルのダッシュのようだし、自転車も練習せず乗れるように、長いポールを見つければ直ぐに登ります。キックボードは普通に乗っているのを見たことありません。猿です。
そんな娘がバイクに興味が無いわけありません。そこで富士スピードウェイに甥っ子を誘って3人で行きました。
甥っ子は高校1年になり、兼ねてから仕込んでおいたので今では上達し、大人顔負けの腕前に成長!
面倒を見させようと誘ったものの、娘はまだ日本語を勉強中の身
意味が解らないのでしょう。言うこと聞きません。これは死んでしまうぞ~と思い説明するものの娘の顔を見ると?マークがおもむろに出ています。
そこで、甥っ子に先導しろ!とコースに入れたら、抜かせまいと必至です!そのままバトルに突入!
コラー!
中止 !とコースに入り両手を広げ止めようとしたら足を引かれました。
サーキットトラックを一時中断しサーキット外周路を走ることにし、追い抜きは禁止命令発令!
トラックの後ろを2人従えてカルガモ走行に切り替えました。少しずつスピードを上げて行ったのですが
うかつにも、付いて来るのでスピードを上げすぎてしまったのです。メータを見たら70k出ていました。
そうでした、このバイク、大人が乗っても60kぐらいでるのです。
午後にはまたコースに戻り走らせたのですが、こんな気の抜けない1日はありませんでした。
本当に疲れ、暫く辞めたと心に誓ったものの
帰りの車中でとっても楽しかった!と言われ、またカンバルかな、と思いながら渋滞にはまっていました。
大人が辞められなくなる程楽しい乗り物です。子供には堪らないでしょうね
フルスロットル全開のままシフトアップ!そんなテクニックがある訳ありません。
しかし、これが付いていたなら話は違います。
ミックドゥーハンは勘違いしていたのでしょう。外したらコンマ5秒遅かったそうです。
オートシフターはこれだけでは機能しません。ストリートバイクに付けるにはサブコンが必要、当社で係わりつずけて10数年になります。
イタリアDIM SPORTS社のメーカーウェブサイトに日本のプロショップ店としてHIROKAWA MOTORSとクレジットされていますが、機能多才で理解するのに十分な時間が必要でした。
オプションも充実しているので、取り付け後バランスさせるのにパソコンとニラメッコ状態がつずきます。
点火タイミングを変更したマップに燃料の噴射マップを書き換えて行きます。
純正のコンピューターは燃費も考慮した上でマッピングしています。それと同時にアクセルを2段階に分けて開けさせるようになってますので、自分のバイクでロー発進の時アクセルに注目しているとよくわかる筈です。
シフトアップ時アクセル開け始めの時のドン付きも、解消できます。最近のバイクではFZ-1を試乗した時、
驚く程のドン付きを感じました。アクセルを開ける度に神経を使いとっても疲れました。
インジェクションになり乗らなくてもバッテリーが正常なら直ぐにエンジンがかかるようになりましたが、操作のしやすさでは、キャブレターにかなうもの無しです。
元々はトマトの缶摘から始まったキャブですが、最新の電子制御が歴史あるキャブレターに近ずけようと、メーカーのエンジニアが苦労しています。可変ファンネルまで登場し吸気の流速までコントロールしています。
スロットルを戻した時の燃料が少ないために起こるドン付きとエンジンブレーキの不自然な掛かり具合を解消するだけで、疲れずスムーズな走行が出来るようになります。(特に社外マフラーの変更をされた方は混合気が薄くなり、より症状が悪化します。)
スポーツ走行でもアクセルの開けやすさと滑らかなエンジンブレーキで、調律されたバイクになるでしょう。
色々な特性の悩みを抱えたオーナーからの要望を反映しながらセッティングしていきますが、
マフラーをアフターマーケッット製に交換しただけなら、リーズナブルな燃調だけのRAPIT BIKE EASY、3万前後で取り付けできますが、
点火マップも変更、特性を変更し、オートシフターもと考えている方は10万前後で装着出来ますよ!
セッティングはパソコンでしますが、ブルートゥース無線で更新も出来ます。(オプション)素晴らしい!
脱線しますが、無線といえばこの話を思い出します。
デジタルタイヤゲージモニター(無線)を付けて耐久レースに出場した時、空気圧が異常に高くスタッフに抜くよう指示しました。
決勝直前に見ると変わっていません!怒鳴りつけたものの、スタッフは見ました!と
、 なんと、近くに置いてあったスペアータイヤの方にセンサーが付いていたのです。いくら抜いても変わるはずがありません。
しらけムードでスタートしたレースとなりましたが、今だ飲みに行くとこの話で笑い転げます。無線は時としてアッパレな事をしますね。
それと、このサブコン本体は車両を選ばず装着できるので、バイクを買い直しても、使えますので無駄になりません。
バイクの性格が変わり違うバイクに乗っているようで、又、自分のバイクに惚れ直す事でしょう。