肉バルと肉にこだわる鍋料理店の融合＠広尾 七代目松五郎（広尾）

肉好き友人がちょっと変わったお店を見つけてきました。
古めかしい感じのお店の名前、まるで歌舞伎役者みたい。

「広尾 七代目松五郎」



名前の古めかしさとは逆に、
お店の入り口はカジュアルさが感じられ、



そしてメニューは肉バルと肉鍋料理店という感じです。



久しぶりに開店一番乗り。
店内も肩ひじ張らないカジュアルさが見え、



楽しめそうな雰囲気です。



まずは「フローズンフルーツモヒート」で乾杯♪
フローズンフルーツ入りだとなんとも可愛らしい感じのモヒートに。
また喉ごしも香りもほのかに甘い感じになり、爽やかです。



お通しはお代わり自由の「キャベツ」
特製のディップ（味噌マヨネーズ）も付いています。

まずはタパスメニューなどからスタート。



「フライドポテト」は味とポテトの形状を選んで組み合わせることができ、
4×4で16通りも選択肢が！
その中から、スイートチリとサワークリームの「オリエンタル味」と
形状は「テイタートッツ」を組み合わせ。
熱々ポテトにオリエンタル味はピッタリ。



「山芋の浅漬け」はわさびのほんのり風味がちょっとした箸休めにもなりました。




ドリンクは「アメリカンハイボール」にチェンジ。
アメリカンハイボールはウイスキーがジムビーム。
ちなみにジャパニーズハイボールは角ハイです。



「熱々！牛すじキャベツ」は
キャベツの甘みが黒胡椒で引き締まり、
牛すじの噛むほどに感じられる旨味ともよく合っていました。


ここで、夏限定のメニューが始まっていましたので、
「特選塩すき鍋」を。



もやしや長ねぎなどのお野菜の山に
特選黒毛和牛のリブロース肉が巻き付けられるように盛り付けられて登場。
てっぺんに水菜。
店長さんが付いて下さって調理をしてくださいます。



まずは、お肉の美味しさを味わってほしいとのことで、
火が完全に通り切らない状態のお肉をいただくのだそうです。



ふつふつ、と塩だしが揺れてきます。



そこで用意されるのは香味野菜と



だし汁を凍らせたシャーベット。



お肉で巻きながらいただくと口の中でだし汁がとけて、噛みたくないくらい。
なんともいえぬジューシーさのままのどを通っていきます。
鍋から冷たい一皿が生まれるって驚きです。



そのあとは温かい、いや熱々の塩すき鍋が完成し、



卵と、それから自家製の柚子胡椒でいただきます。



ドリンクは「あらごし桃酒のソーダ割り」をいただきました。
ついメニューにあるとあらごしシリーズを頼んでしまうことが多いです。

ここで一度お店のスタッフはテーブルを離れるのですが、
食べ終わった頃に声がかかり、この塩すき鍋には冷たい〆が存在するとのことで、
そちらの準備をお願いしました。



先ほどのお肉の旨味と野菜の旨味の加わった塩すき鍋の汁を冷やした鍋と、
冷たくして盛り付けたご飯やトマトなども登場。



そこに鍋の中の汁をかけて冷たいおじやに。



だし汁シャーベットも氷も入っていますから、
夏の食欲のない時期にもいいかも！
家でもこれからの季節、真似したいなと思う味でした。


メニューの種類も豊富で、気軽にオーダーできるタパスメニューもあり、
この中に好みのメニューがない、という人はいないだろうなと思うほど。
これからの季節、冷房の効いた中でお肉にこだわった鍋をいただくのも
案外オツなんじゃないかな、と思いました。


お店も広尾駅から西麻布方向に
外苑西通りを道なりに進んで右手、と分かりやすいです。
すぐ近くにランボルギーニのお店があるので目印に^^


広尾 七代目松五郎
TEL：03-6450-4147
東京都港区南麻布5-2-35 イシマルマンション B1F




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