なぜだか恐ろしい勢いで月日が経っていくよ…
もうビックリだわ。
九月初旬に、東芝本社の会議室にて行われた
東芝マテリアルさんのルネキャットブロガーイベントに行ってきました。
ルネキャットという名前は、
Renaissance(ルネッサンス)復活 再生
+
catalyst(キャタリスト)触媒 促す
からつけたそうです。
触媒はそのもの自体は変化することなく働きかけるものなんですが
(昔いた会社ではそんなのの開発の仕事もしてたので)
家電製品とか、火力とかそういうものをつくると言う印象の東芝が??
と思ったら、電球のフィラメント(照明ランプ用のタングステン材料)と
ナノ粒子化技術が融合してできた触媒だそうで...
1909年に電球用のタングステンフィラメントを製造しだしてから
(途中2003年に東芝マテリアル(株)として分社化していますが)
タングステンを扱って100年以上の歴史があるそうです。
東芝さんは工場見学とかもさせて頂いたことがあるんですが、
工場の中に半径が背丈よりも大きなタービン羽根とか見たこともあるので、
その大きさと、ナノ粒子の大きさの差に「へ~」、と感心するやら
イメージが変わるやら...
光触媒によく使われている酸化チタン(TiO2)よりも
広い波長の光で活性する酸化タングステン(WO3)は
東芝マテリアルの技術でナノ粒子化を行い、
普通の部屋の中に入ってくる太陽光や、
通常の光源(蛍光灯や白色LED)でも十分に
消臭や抗菌の作用を持たせるようにできたそうです。
とはいえ...人間の鼻って便利にできていて、
その臭いを嗅いだ当初は「臭い!」と思っても
慣れてしまったりしますよね。
その効果を定量的に計ったりするのは大変だったろうなぁ...
ところで、このルネキャットの働きは4つ。
1. 抗菌
2. 抗ウイルス
3. 消臭
4. VOC低減
どれも、ルネキャットの光触媒により
有機物が分解されるところから来ています。
消臭機能の実感実験では...
通常の消臭剤とは違い、臭気の元になる物質を分解していくので
最終的には濃度がドンドン下がっていくことになるのですが、
短時間で効果がよく分かるように極端な見せかたをしていますが~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6e/14e99287d4f6e94cbdd84a2b608cde1a.jpg)
臭気をつけたガスを循環し、
そのガスに含まれる臭気物質を継続測定するシステムです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a5/193d4773134c59bb512f14b1e2398016.jpg)
臭気ガスを循環している途中にルネキャットを塗った部分を用意してあり、
そこに光を強く当てると...
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/53/8757e8ff28b8d1b7e2e7908589917d2d.jpg)
グラフの右端、濃度がガタッと落ちているのが分かるでしょうか~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bf/82e4c485934a6d442c9590f168f97e85.jpg)
光を遮ると、あっという間に濃度が上がります。
ホルムアルデヒド、エチレン、アンモニア、
メチルメルカプタン(都市ガスにつけてある臭いですね)、トリメチルアミン、
硫化水素などを分解してくれるそうです。
また、ノネナール(加齢臭の元、と言われている物質)の消臭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/10/7180bea8b7778a879b07bc914e2627b7.jpg)
ノネナール自体だけがいけないのではなくて、
きっとそれぞれに「タンスの防虫剤の臭い」や
部屋の建材からでる物質の臭いなどが混ざってできるのが
耐えがたいのかなとも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ae/08f42add77ff99e3a797c561a100ca29.jpg)
それも光を当てると...
無事に脱臭...
お次は中和により脱臭...
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/df/d2e438e5430c97e694a84da2f3acf435.jpg)
実はルネキャット自体が酸性なので、
アンモニアには直接かけて中和して脱臭することもできるのだそうで~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2c/ca1c84db37a195e471c0db944991abb8.jpg)
ぐふっ!っていうほどのアンモニア臭も(トイレの比じゃござんせん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/13/f406d39d8d55a61300171c4d8d0826e2.jpg)
色が消えて中性になると
(元々はアンモニアも無色なんですが、
フェノールフタレインで着色してました。
中和されると無色になります)
臭いも消えるという実験でした。
アンモニア、結構強烈だったんですが、臭いが消えました。
有機物の分解、というところでは、
色素の結合を切って無色に、と言う実験。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/aa/1affe1191f64bbca3251e01c80b316e9.jpg)
奥のオレンジっぽいのが色素。
手前がルネキャットの光触媒オリジナルの色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3d/d15ddfa1abf2547f95715c486089a7dc.jpg)
片方には着色して同じ光の中に入れると
(時間を短縮してみせるために明るめな光にしているだけですよ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/dc/862601ea70166b994cba7a5ca84dc494.jpg)
同じ色になるまで分解され、発色する部分の結合が切られるので
ルネキャットの色に戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ff/b83430ea3f637afdd7653b77f172951a.jpg)
壁や天井などに吹きつけをした病院の喫煙室では、
1年半経っても壁紙もさほど着色なく過ごしているとか。
以前勤めてた会社では喫煙室は窓のない会議室を転用していて
省エネだといって人がいなくなるとすぐに電気が消えるように設定されていたから
こういうものは使えなかったけど、日の光が日中入ったりすれば
あの臭くて茶色い部屋はずいぶん違ったろうな~と思います。
この「ルネキャット」、東芝マテリアルさんでは初のBtoCの製品。
東芝マークも厳しい基準があってつけられるものだそう。
でも、その分、しっかり検証されてもいるので、安心して使えます。
今一番のお客さんは「中古車やさん」だそうですよ。
車内の掃除をした後の脱臭などに用いられているとか。
今回大小の缶をいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/36/ced0f9b5be4d6211442bf8d2d33aff45.jpg)
しっかり我が家の気になるお部屋に使わせて頂きま~す♪
(色々使い方を根掘り葉掘り聞いちゃった!)
みなさんも、臭いで気になるところがあったら、
次の記事を要チェックですよ~。
(現在、楽しく我が家で実験中♪)
今回の製品、昔、触媒のことをやっていたこともあって
色々懐かしく思い出しながらお話を聞きました。
この製品、東日本大震災で被災したところの施工にも使われているとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/3c/b27549ec714845e26d6bc2388dc041fe.jpg)
購入は上記サイトや期間限定で
ランキンランキンにも置いてあるそうです。
短い時間の中で、消臭の効果などを分かるように実験してくださった
東芝マテリアルのみなさん、AMNさん、ありがとうございました。
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もうビックリだわ。
九月初旬に、東芝本社の会議室にて行われた
東芝マテリアルさんのルネキャットブロガーイベントに行ってきました。
ルネキャットという名前は、
Renaissance(ルネッサンス)復活 再生
+
catalyst(キャタリスト)触媒 促す
からつけたそうです。
触媒はそのもの自体は変化することなく働きかけるものなんですが
(昔いた会社ではそんなのの開発の仕事もしてたので)
家電製品とか、火力とかそういうものをつくると言う印象の東芝が??
と思ったら、電球のフィラメント(照明ランプ用のタングステン材料)と
ナノ粒子化技術が融合してできた触媒だそうで...
1909年に電球用のタングステンフィラメントを製造しだしてから
(途中2003年に東芝マテリアル(株)として分社化していますが)
タングステンを扱って100年以上の歴史があるそうです。
東芝さんは工場見学とかもさせて頂いたことがあるんですが、
工場の中に半径が背丈よりも大きなタービン羽根とか見たこともあるので、
その大きさと、ナノ粒子の大きさの差に「へ~」、と感心するやら
イメージが変わるやら...
光触媒によく使われている酸化チタン(TiO2)よりも
広い波長の光で活性する酸化タングステン(WO3)は
東芝マテリアルの技術でナノ粒子化を行い、
普通の部屋の中に入ってくる太陽光や、
通常の光源(蛍光灯や白色LED)でも十分に
消臭や抗菌の作用を持たせるようにできたそうです。
とはいえ...人間の鼻って便利にできていて、
その臭いを嗅いだ当初は「臭い!」と思っても
慣れてしまったりしますよね。
その効果を定量的に計ったりするのは大変だったろうなぁ...
ところで、このルネキャットの働きは4つ。
1. 抗菌
2. 抗ウイルス
3. 消臭
4. VOC低減
どれも、ルネキャットの光触媒により
有機物が分解されるところから来ています。
消臭機能の実感実験では...
通常の消臭剤とは違い、臭気の元になる物質を分解していくので
最終的には濃度がドンドン下がっていくことになるのですが、
短時間で効果がよく分かるように極端な見せかたをしていますが~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/6e/14e99287d4f6e94cbdd84a2b608cde1a.jpg)
臭気をつけたガスを循環し、
そのガスに含まれる臭気物質を継続測定するシステムです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/a5/193d4773134c59bb512f14b1e2398016.jpg)
臭気ガスを循環している途中にルネキャットを塗った部分を用意してあり、
そこに光を強く当てると...
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/47/53/8757e8ff28b8d1b7e2e7908589917d2d.jpg)
グラフの右端、濃度がガタッと落ちているのが分かるでしょうか~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/bf/82e4c485934a6d442c9590f168f97e85.jpg)
光を遮ると、あっという間に濃度が上がります。
ホルムアルデヒド、エチレン、アンモニア、
メチルメルカプタン(都市ガスにつけてある臭いですね)、トリメチルアミン、
硫化水素などを分解してくれるそうです。
また、ノネナール(加齢臭の元、と言われている物質)の消臭
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/10/7180bea8b7778a879b07bc914e2627b7.jpg)
ノネナール自体だけがいけないのではなくて、
きっとそれぞれに「タンスの防虫剤の臭い」や
部屋の建材からでる物質の臭いなどが混ざってできるのが
耐えがたいのかなとも。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5c/ae/08f42add77ff99e3a797c561a100ca29.jpg)
それも光を当てると...
無事に脱臭...
お次は中和により脱臭...
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/df/d2e438e5430c97e694a84da2f3acf435.jpg)
実はルネキャット自体が酸性なので、
アンモニアには直接かけて中和して脱臭することもできるのだそうで~
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/2c/ca1c84db37a195e471c0db944991abb8.jpg)
ぐふっ!っていうほどのアンモニア臭も(トイレの比じゃござんせん)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/13/f406d39d8d55a61300171c4d8d0826e2.jpg)
色が消えて中性になると
(元々はアンモニアも無色なんですが、
フェノールフタレインで着色してました。
中和されると無色になります)
臭いも消えるという実験でした。
アンモニア、結構強烈だったんですが、臭いが消えました。
有機物の分解、というところでは、
色素の結合を切って無色に、と言う実験。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/aa/1affe1191f64bbca3251e01c80b316e9.jpg)
奥のオレンジっぽいのが色素。
手前がルネキャットの光触媒オリジナルの色。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/3d/d15ddfa1abf2547f95715c486089a7dc.jpg)
片方には着色して同じ光の中に入れると
(時間を短縮してみせるために明るめな光にしているだけですよ)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1e/dc/862601ea70166b994cba7a5ca84dc494.jpg)
同じ色になるまで分解され、発色する部分の結合が切られるので
ルネキャットの色に戻ります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/45/ff/b83430ea3f637afdd7653b77f172951a.jpg)
壁や天井などに吹きつけをした病院の喫煙室では、
1年半経っても壁紙もさほど着色なく過ごしているとか。
以前勤めてた会社では喫煙室は窓のない会議室を転用していて
省エネだといって人がいなくなるとすぐに電気が消えるように設定されていたから
こういうものは使えなかったけど、日の光が日中入ったりすれば
あの臭くて茶色い部屋はずいぶん違ったろうな~と思います。
この「ルネキャット」、東芝マテリアルさんでは初のBtoCの製品。
東芝マークも厳しい基準があってつけられるものだそう。
でも、その分、しっかり検証されてもいるので、安心して使えます。
今一番のお客さんは「中古車やさん」だそうですよ。
車内の掃除をした後の脱臭などに用いられているとか。
今回大小の缶をいただきました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/36/ced0f9b5be4d6211442bf8d2d33aff45.jpg)
しっかり我が家の気になるお部屋に使わせて頂きま~す♪
(色々使い方を根掘り葉掘り聞いちゃった!)
みなさんも、臭いで気になるところがあったら、
次の記事を要チェックですよ~。
(現在、楽しく我が家で実験中♪)
今回の製品、昔、触媒のことをやっていたこともあって
色々懐かしく思い出しながらお話を聞きました。
この製品、東日本大震災で被災したところの施工にも使われているとか。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/70/3c/b27549ec714845e26d6bc2388dc041fe.jpg)
購入は上記サイトや期間限定で
ランキンランキンにも置いてあるそうです。
短い時間の中で、消臭の効果などを分かるように実験してくださった
東芝マテリアルのみなさん、AMNさん、ありがとうございました。
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