Secret Box of OZ

日々の雑感、備忘録と猫たちのこと、家族のことなど…
猫は黒猫とロシアンブルー、白黒ぶちの3匹の保護猫...

父と訪問診療と訪問看護

2024-09-30 |  家族のこと
先週木曜日に初めて訪問診療と訪問看護とを体験した父。
父の訪問診療のイメージは、
病院に入院した時の回診程度のイメージだったんじゃないかな。
ちょちょっと回ってきて、「変わりないですか?」くらい。

でも、実際来てみると、あれよあれよという間に
レントゲンを撮影され、肺炎になりかけと診断され、
抗生剤の点滴が始まりました。

訪問看護師は点滴のため毎日来ており、
今まで飲んでいた薬の投薬チェックなども当然あったうえ、
(投薬管理を渡さないのは母ですが)
薬局から渡された薬がきちんと整理されていないことが
みんなに分かってしまいました。

また、だいぶん弱くなっている父の血管は、
若い訪問看護師には針を刺すのが難しかったのか、
何度もやり直ししたりもあって、信頼度が急降下。

投薬チェックなどがされている様子を父が見ていたので
母が責められていると思ったのか、
37℃越えの微熱が続いていた父は点滴のおかげで楽になったのに
今日訪問診療に来た先生たちに向かって、
「点滴は全く効いていない!」とか怒鳴りだしてしまいました。



あと3日ほどは抗生剤の点滴をする予定でしたが、
注射が嫌なら飲み薬にしましょうか、と先生が説得してくれ、
「怒鳴る元気が出たならいいですよ」とも言ってくれましたが、
今まで飲んでいる薬の中に入っている認知症の薬が効きすぎていて
攻撃的になっている可能性もありますと、
抗生剤の薬が終わるころに薬の見直しをしてくださることになりました。

なかなか時間がかかって
2週間に1回の定期訪問だけにはなりませんが、
母が入院する前に肺炎だけでも治ってくれるならまぁいいか…

父の世界は1階の和室と廊下とトイレや洗面所、
それからデイサービスに行く日の施設とその往復のみ。
一緒に時間を過ごすのは母が一番長いです。
その狭い世界の中で母は軽く愚痴をこぼしただけかもしれませんが
聞いた父はその言葉を言葉通りに受け取ってしまいます。

狭い世界の中でしか情報を受け取れない人への言葉は
それを分かったうえで言葉にしないといけないのだなと思いました。
多分今の父の世界の中では母は100%とは言わないまでも
いちばん信頼を置いている人なのでしょうね。
いくら娘の私が一生懸命やっても敵わないのだなと思いました。

父の認知症も状態が上げどまりですが、
母の認知症も今度の入院でどう変化するのか…
父の認知症も母がいなくてどう変化するのか…
はてさて、神のみぞ知る…ですかね。
いや、神様もわからないかなぁ…


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