~その2です~
次に「カルシウムの上手な摂取の仕方」について、
カロニック・ダイエット・スタジオ主宰 女子栄養短期大学講師で
管理栄養士でいらっしゃる竹内冨貴子氏によるプレゼンテーションです。
上西教授のプレゼンテーションにもありましたが、
カルシウムの主な働きは、
・骨や歯のもっとも重要な構成成分
・血液の凝固や筋肉の収縮
・神経の興奮の抑制
・細胞の機能調節
ですが、身体を細胞単位で考えると、
細胞の中と外ではいろいろなミネラルの分布状況が違うそうです。
たとえば、マグネシウムやカリウムは細胞内に多く、
塩素やナトリウムは細胞外に多い、
また、カルシウムは内にも外にも同じくらい存在しているそうです。
実は効率のよい摂取バランスがあるのだそう。
カルシウムとマグネシウムの理想的なバランスは
カルシウム(600~700mg):マグネシウム(240~320mg)=2:1~3:1
カルシウムとリンの理想的なバランスは、約1:1だそうです。
また食品では種類によって吸収率が違うのですが、
牛乳・乳製品>大豆製品>魚>>野菜・海藻
カルシウムの吸収に悪影響を与えるのは、
シュウ酸やフィチン酸、過剰のリン・食物繊維・食塩で、
吸収を促進するのは、カゼインホスホペプチドやビタミンD・K、クエン酸です。
また、ストレスも吸収を悪くするので、
ストレスを解消する食生活をこころがけるようにということでした。
思春期の娘を持つ私には、いちばん記憶に残ったのが、
「ニワトリ症候群」という言葉です。
ひとりで食事を摂る「孤食」の"コ"
朝食など食事を摂らない「欠食」の"ケ"
家族で違ったものを食べる「個食」の"コ"
いつも決まったものを食べる「固食」の"コ"
なるほど、うまく言うなぁと思いました。
平日の朝ごはんは抜くことはないけれど、私は台所でお弁当の支度、
食卓には娘一人、娘だけ違うメニューということもありますし、
続くわけではないけれど、思い当たることがいっぱい....
ストレス・肩こり対策に効率のいいカルシウムの摂り方は
カルシウム+VC(青菜・ブロッコリー・赤ピーマン・れんこんなど)と
クエン酸(トマト・レモン・酢・すだちなど)
成長期におすすめのカルシウムの摂り方は
カルシウム+VB2(納豆・牛乳・乳製品・レバー・うなぎなど)
鉄(レバー・青菜・大豆・大豆製品・ひじきなど)
摂取するカルシウムが少ないと、
身体の機能を調整するためのカルシウムを骨の中から調達していくので、
骨自体は毎日摂取したカルシウムを使って新しい骨細胞を作り、
どんどん古い骨細胞と置き換えて行くはずができなくなって、
さらに骨密度も下がって行くのだそうです。
そこで、骨粗鬆症予防のための効率のいいカルシウムの摂り方は
カルシウム
+ビタミンD(サケ・さんま・うなぎ・卵・きくらげ・干しシイタケなど)
ビタミンK(あしたば・つるむらさきなどの青菜・ブロッコリー・納豆など)
そしてししゃもは似たような形体の魚や魚の加工物と比較すると、
同じ重量当たりで栄養価では、カロリーは低いのにカルシウムは多く、
レチノールやビタミンEを含有し、食塩量は低いのだそうです。
ノルウェーししゃもは骨が柔らかく、どの年代でも無理なく骨ごと食べられ、
さまざまな栄養を含有しているということがわかります。
そして先生が作ってくださったのがこれらのレシピです。
レシピのポイントは、焼き網で焼くよりは、
フライパンで焼いた方が美味しいということ。
このころになると、しっかりししゃもの香りが会場に漂ってきます。
そして、試食!!
ししゃものトマトチーズ焼き
ししゃもの薬味ソースかけ
普通に焼いたししゃも(ちゃんとレモンが添えてありますね~)
緑黄色野菜を摂るためのコブサラダも......
しっかりめいめいお皿に取り分け、頂きます。
普通に焼いたししゃもは、レモン汁をかけましたが、
変に酸味が際立つこともなく、さっぱり食べることができました。
トマトチーズ焼きは、ししゃも自体にコクを与えて、
「洋食的ししゃも」。でも、トマトが一緒に入ることで、
しつこくない味です。
薬味ソースかけは、しょうがと薬味ねぎでさっぱり。
ししゃもだという意識もなく食べられました。
コブサラダは、私もパーティなどのときには
マネしてみよう!って思っちゃいました。
当日お天気だったらプールの見えるテラスで食べたかもしれませんね。
お土産に、お魚の描いてあるお皿(直径20センチくらい)を頂きました。
何を載せようかな~
私の席はプレゼンテーションをなさったお二人の先生の
すぐ後ろだったこともあり、試食を頂いている間に、
今の若い女の子の食生活についてなどについてお話をする機会もありました。
とても有意義な一日となりました。
ノルウェー王国大使館の方々、水産物輸出審議会の方々、
参加するチャンスをくださったレシピブログのスタッフの皆様、
ありがとうございました。
P.S.会場を後にして、門までの間に図書室などが見えました。
ここにもクリスマスツリー。
ハラール国王とソニヤ王妃のお写真も掲げてありますね。
読んだら↓ポチっと押してね。
携帯からはこちら↓
人気ブログランキング
にほんブログ村
次に「カルシウムの上手な摂取の仕方」について、
カロニック・ダイエット・スタジオ主宰 女子栄養短期大学講師で
管理栄養士でいらっしゃる竹内冨貴子氏によるプレゼンテーションです。
上西教授のプレゼンテーションにもありましたが、
カルシウムの主な働きは、
・骨や歯のもっとも重要な構成成分
・血液の凝固や筋肉の収縮
・神経の興奮の抑制
・細胞の機能調節
ですが、身体を細胞単位で考えると、
細胞の中と外ではいろいろなミネラルの分布状況が違うそうです。
たとえば、マグネシウムやカリウムは細胞内に多く、
塩素やナトリウムは細胞外に多い、
また、カルシウムは内にも外にも同じくらい存在しているそうです。
実は効率のよい摂取バランスがあるのだそう。
カルシウムとマグネシウムの理想的なバランスは
カルシウム(600~700mg):マグネシウム(240~320mg)=2:1~3:1
カルシウムとリンの理想的なバランスは、約1:1だそうです。
また食品では種類によって吸収率が違うのですが、
牛乳・乳製品>大豆製品>魚>>野菜・海藻
カルシウムの吸収に悪影響を与えるのは、
シュウ酸やフィチン酸、過剰のリン・食物繊維・食塩で、
吸収を促進するのは、カゼインホスホペプチドやビタミンD・K、クエン酸です。
また、ストレスも吸収を悪くするので、
ストレスを解消する食生活をこころがけるようにということでした。
思春期の娘を持つ私には、いちばん記憶に残ったのが、
「ニワトリ症候群」という言葉です。
ひとりで食事を摂る「孤食」の"コ"
朝食など食事を摂らない「欠食」の"ケ"
家族で違ったものを食べる「個食」の"コ"
いつも決まったものを食べる「固食」の"コ"
なるほど、うまく言うなぁと思いました。
平日の朝ごはんは抜くことはないけれど、私は台所でお弁当の支度、
食卓には娘一人、娘だけ違うメニューということもありますし、
続くわけではないけれど、思い当たることがいっぱい....
ストレス・肩こり対策に効率のいいカルシウムの摂り方は
カルシウム+VC(青菜・ブロッコリー・赤ピーマン・れんこんなど)と
クエン酸(トマト・レモン・酢・すだちなど)
成長期におすすめのカルシウムの摂り方は
カルシウム+VB2(納豆・牛乳・乳製品・レバー・うなぎなど)
鉄(レバー・青菜・大豆・大豆製品・ひじきなど)
摂取するカルシウムが少ないと、
身体の機能を調整するためのカルシウムを骨の中から調達していくので、
骨自体は毎日摂取したカルシウムを使って新しい骨細胞を作り、
どんどん古い骨細胞と置き換えて行くはずができなくなって、
さらに骨密度も下がって行くのだそうです。
そこで、骨粗鬆症予防のための効率のいいカルシウムの摂り方は
カルシウム
+ビタミンD(サケ・さんま・うなぎ・卵・きくらげ・干しシイタケなど)
ビタミンK(あしたば・つるむらさきなどの青菜・ブロッコリー・納豆など)
そしてししゃもは似たような形体の魚や魚の加工物と比較すると、
同じ重量当たりで栄養価では、カロリーは低いのにカルシウムは多く、
レチノールやビタミンEを含有し、食塩量は低いのだそうです。
ノルウェーししゃもは骨が柔らかく、どの年代でも無理なく骨ごと食べられ、
さまざまな栄養を含有しているということがわかります。
そして先生が作ってくださったのがこれらのレシピです。
レシピのポイントは、焼き網で焼くよりは、
フライパンで焼いた方が美味しいということ。
このころになると、しっかりししゃもの香りが会場に漂ってきます。
そして、試食!!
ししゃものトマトチーズ焼き
ししゃもの薬味ソースかけ
普通に焼いたししゃも(ちゃんとレモンが添えてありますね~)
緑黄色野菜を摂るためのコブサラダも......
しっかりめいめいお皿に取り分け、頂きます。
普通に焼いたししゃもは、レモン汁をかけましたが、
変に酸味が際立つこともなく、さっぱり食べることができました。
トマトチーズ焼きは、ししゃも自体にコクを与えて、
「洋食的ししゃも」。でも、トマトが一緒に入ることで、
しつこくない味です。
薬味ソースかけは、しょうがと薬味ねぎでさっぱり。
ししゃもだという意識もなく食べられました。
コブサラダは、私もパーティなどのときには
マネしてみよう!って思っちゃいました。
当日お天気だったらプールの見えるテラスで食べたかもしれませんね。
お土産に、お魚の描いてあるお皿(直径20センチくらい)を頂きました。
何を載せようかな~
私の席はプレゼンテーションをなさったお二人の先生の
すぐ後ろだったこともあり、試食を頂いている間に、
今の若い女の子の食生活についてなどについてお話をする機会もありました。
とても有意義な一日となりました。
ノルウェー王国大使館の方々、水産物輸出審議会の方々、
参加するチャンスをくださったレシピブログのスタッフの皆様、
ありがとうございました。
P.S.会場を後にして、門までの間に図書室などが見えました。
ここにもクリスマスツリー。
ハラール国王とソニヤ王妃のお写真も掲げてありますね。
読んだら↓ポチっと押してね。
携帯からはこちら↓
人気ブログランキング
にほんブログ村
お弁当に入れられるような
メニューはないか探しちゃってま~す。
娘は毎日「小女子くるみ」で
カルシウム補給しているけど、
主人はしてないんで~
シシャモ大好きです。
いろいろなシシャモの調理法あるんですね。
今度試してみたいと思いました。
主人はししゃもは「北海道だ!」って言うんですが、
かなりの高級品らしいし、うちは一般家庭でしょ~
って言う感じで、却下!です。
網焼きもいいですが、フライパンでもお手軽です。
ただちょっとだけ気をつけないといけないことを思い出しました。
フライパンだと、卵がはぜることがあるので要注意なんだって。
ニワトリ症候群...初めて聞きました
摂取の仕方もとても勉強になりましたっ!
ししゃも大好きなので これは常備品にしなければ(笑
うーん!感動ポチっ